長く愛されることが誰にとっても最良だ
思い切って購入した新しいクラブ…。高い思いをして購入したのに半年経って新しいモデルが発売される…。
「それだけならまだマシだ…」
市場でだぶついた古いモデルはそこから1/3の価格で売られ最後は1/5になる…。最初の購入金額なんてどこ吹く風…。売りに行っても価値は1/5になった価格からの査定になる。
被害を被るのは何もユーザーばかりではない。新しいモデルが発売されれば「これは良いですよ…」とセールし安くなると「今度はこちらが良いですよ…」こんなことを繰り返していれば「どうせ安くなるんだから安くなったら考えるよ…」と言われる…。だから売れない。
つまり”価値”を保てるブランドが少ない今のゴルフ業界。本当に価値のあるものとは?価値の作り方とは?
自分だけが満足すれば良いとは思う反面、他人からの横やりが多いのがゴルフ業界。こんな会話を良く聞きますね
「それどこどこでもっと安く販売されていたよ…」
「そのクラブあいつと被るよね?…」
性能は大手ナショナルメーカーのクラブも良いに決まっている!しかし消費行動の中で簡単に手に入ってしかも破格の値段で購入したクラブはその一瞬満足度が高い、しかし一気に所有感は冷めていく…。
「なぜだろう…」
本来、”所有”すればそこが絶頂であり満足度は右肩下がりで下がって行くものだ…。しかしその下がり方に問題がある。
急降下なのか?緩やかなカーブを描くのか…。
性能面で言えば易しすぎても難し過ぎても飽きてしまう…。
価格が高すぎても、安すぎてもダメ…。
多くの人が所有していてもダメ…。
なかなか難しいですね(笑)
5月の15日に発売されるロッディオUT、しかし弊社では現行モデルもまだまだ売れています。もちろん新しいタイプの告知をして試打もされての選択。
【ロッディオUT 21度/24度】ペンタクロスウェブUT-7S
【ロッディオUT 21度/24度/27度/30度】ペンタクロスウェブUT-7R
ロッディオもこのタイプのUTの継続販売を決定しています。
「素晴らしいことですね!」
”新しい古い”では無くこのタイプのUTにそれ相応の価値を見出して販売し続ける全国のコンシェルジュショップあってのことだと思います。やはり需要がなければ廃盤品になるはずです。
少なくとも現行品と言う”価値”の継続がこのUTには継続されることになる。より長く販売出来ることはユーザー様の所有欲を満たし続け、試打クラブを購入したショップを助け、それを販売し続けることが出来るメーカーも助けることになるのです。
ロッディオは絶えずテレビや雑誌を賑わしているメーカーではないだけにこのUTを初めて見る方にはかなり新鮮に見えることでしょう。所有者にとってそれが逆に古さを感じさせずより所有感を刺激することになるのです。それこそが長きに渡って販売し続けることが出来るブランドのコツなのかもしれません。
もちろん性能と言う裏付けあってのことですが…。