ちょっと前にマクドナルドで発売になった「名前募集バーガー」。
仮名称「北海道産ほくほくポテトとチェダーチーズに焦がし醤油風味の特性オニオンソースが効いたジューシービーフバーガー」。
これじゃ名前長いから。
ネットで名前を公募して、選考の上、メニュー名を決めるという企画が実施され。
その結果発表が2月22日にあり。
決定した名前が。
『北のいいとこ牛っとバーガー』
「牛っと」のところは「ぎゅっと」と読むらしんだけど。
名前募集に当たって、北海道食材をアピールしてたこのバーガーにぴったりな名前。
ナイスネーミングだと思う。
ところが。
この後ひと悶着。
なんとこのバーガー。
散々北海道アピールしてたにも関わらず。
使ってる北海道食材はポテトフィリングのみ。
チーズにも使われてるけど、部分的使用。
後はほぼ国外産原料。
「牛っと」なんて名前付けられると、いかにも北海道産牛肉使ってそうだけど。
もちろんこれも100%海外産牛肉。
おい、なんじゃそりゃ?と。
今プチ炎上中。
まあ解釈によっては。
景品表示法で禁止されている「優良誤認」に抵触するんじゃないかという気がしますが。
その辺、法律的にはどうなんですかね?
名前を考えた人に罪はないけど。
このネーミングがすごくハマっているだけに。
それに応えられてないマクドナルドの姿勢が非常に残念。
異物混入やカビカビ鶏肉事件で、名声地に落ちまくりの世界の巨人マクドナルド。
こんなことばっかやってて。
果たして復権の日は来るのかね?
何よりも。
商売に対して、消費者に対して。
真摯に向き合う誠意が足りないと思う。
昔のマクドナルドはもっと夢があったな~。
大河へ。
この日は昼訪問。
開店待ちのシャッターズを狙ってましたが、無念の寝坊。
11時半開店の11時40分過ぎ到着。
既に中待ち数名、わたくしの位置からちょうど外待ち。
この状態で、1クール目が出てくるのを待つという、最悪のポジション&タイミング。
寒みー中ひたすら待つ、待つ、待つ。
店到着から30分以上待たされて、ようやくご対麺。
本日のオーダーはコチラ。
”黒味噌ラーメン”。
オプションの「とり団子」を付けて。
それでは鼻水ずるずる。
半泣き状態で。
大河の黒ラーメン。
いただきます。
イカスミ入りのスープは真っ黒クロ助。
口当たりから味噌の風味がぽったりと広がる。
大豆由来のふくよかな甘み。
質感柔らかく。
シルクのようにするりするりと流れ込む。
流麗で上品、気品の高い味わい。
イカスミ特有のべっちゃりとした海の香りはないですね。
あれはあれで結構好きなんですが。
色同様、もっとエグい仕立てにしてもいいと思う。
麺は縮れの入った極太麺。
反発力の強い麺で。
すすり上げるごとに、ぷるん!ぷるん!と元気に跳ねる。
麺質ぐっしり。
しっかりと詰まった小麦の食感が実にダイナミック。
ふっくらとした美味しさで、味わいのボリュームがぼん!と膨らむ。
チャーシューはレアチャーシュー。
サイズ大ぶり、厚みもしっかり。
ピンクに輝く肉色が素晴らしい。
厚みから来るみっちりとした粘り。
迫力満点のお肉の食味が、ずっしりと落ちてくる。
肉汁は清々しいまでの純度。
澄んだ味わいが、気持ちよくさららーっと舌を濡らしていく。
とり団子。
3個のはずが4個付けてくれたのはサービスでしょうか?
むちっと噛むとほろっと崩れ。
生姜のツーンとした香味が真っ直ぐに立ち上がる。
その後を追いかけてくる鶏肉の優しいうま味。
柔らかな美味しさが、ゆっくりと口の中で溶けていく。
はい、終丼。
もーとにかく寒かったので。
あちあちの大河のラーメン、骨身に染みました。
ひとつリクエストすると。
とり団子はもっとくずくずにして。
甘いタレを絡めて。
箸でつつくと崩れるくらいにした方が。
スープに馴染んで面白いと思うんだけど。
どうだろ?
ごちそうさま。
さ、今から家帰ってメローイエロータイムだ(笑)。