いま、結婚披露宴をする予定がなくて良かった、と
心からそう思う。
土地柄によってちがうんだろーけど
結婚披露宴の席ってのは往々にして
「スイートピー」
「アジサイ」
などの花の名前なんかの
席(テーブル)の名前がついてるでしょ。
で。
ちょっと発起人が頑張っちゃう感じだと
その人の趣味関係のワードだったり
仕事関係の物品、言葉なんかつけたりするよね。
野球好きな人の披露宴は
「ヤンキース」「レッドソックス」
車屋さんだったら
「クラウン」「スカイライン」
なんてね。
でで。
もし。
僕が今、披露宴を開催しちゃったりしたら。
テーブル名はきっと
「地目」(ちもく 説明は後述)
になることうけあいだ。
「ありがとうございます。『宅地』の席になりまーす。」
「こちらの『河川敷地』の席におかけくださーい」
『宅地』に座れるなら問題ないだろう。
『河川敷地』もピクニック気分で悪い気はしない。
『畑』や『山林』に座らされるのも
農作業の合間やキノコ狩りの休憩な感じで
まだ許せるかもしれない。
だが、もし。
『原野』の席に座らされたら
なんだか切なくならないだろうか。
せっかくのおめでたい場所なのに
思い浮かぶのは昭和枯れススキか
木枯らし紋次郎や子連れ狼の世界。
もしくは、裸同然でマンモスを追いかける。
そんなステージが原野であったりするのだ。
さらに、極めつけには
万単位の会費を払って案内された席が
『雑種地』
だったりなんかしたらどうしよう。
ツチノコかっ
くらい叫ぶのは、火を見るより明らかだ。
いくらめでたい席でも
発起人のはしゃぎっぷりに
喝のひとつもくれてやるやもしれん。
んま。
発起人ってのは大体が気の置けない友人で
用意されている席は末席ってのが常であり
そんな席には
『用悪水路』
くらいの名前が付いているのが関の山なので
笑って流すのもいいのかもしれない。
思い返せば
土木関係の友人の披露宴で
『素焼土管』の席に座らされたことがある僕だ。
そんなにカリカリしないでおこう。とも思う。
ああ、でも。
やっぱり今
披露宴開催の予定がなくて
本当によかった、と思うのだ。
459めけ(鉄道敷地に座るのも危険です。)
~地目とは~
その土地の使用上の形状を表わしていて
法務局の登記簿に記載されている「登記地目」と
今の現況でどうなってるかの「現況地目」があったりする。
家が建ってるところはだいたい「宅地」。
登記地目が「畑」などの農地であったら
農地法の規制を受けて、売買などがちょっと面倒に。
桃鉄で、農林物件はボンビーに売られないのはそのため。
固定資産税なんかはだいたい現況地目で課税され
宅地、畑など課税額がそれぞれ変わるのだ。
昔、自分の畑だったところに家を建てちゃったら
もしかして、登記簿上は『畑』かもしれないよ。
売ったりする時に面倒くさいから
市区町村の税務担当や農業委員会に確認するといいね!
って、なんだこりゃ。


