高尾山の硫黄島戦没者慰霊碑

2009-01-17 11:18:10 テーマ:世界がさばく東京裁判

八王子市にある高尾山。11月の休日、思い立って初登山です。

寒さが足りなかったせいか、期待していた紅葉はまだ見られませんでしたが、行楽シーズンとあって、登山観光客が、駅(に至る電車から既に)から頂上まで、ほぼ数珠つなぎの状態です。
ケーブルカーもリフトも2時間待ちと見て諦め、徒歩で登ることにしました。


(高尾山頂から富士山を望む)
明成社編集部有志のブログ-高尾山頂より富士山を望む


高尾山に来たからには、見ておきたい物がありました。

硫黄島の戦没者慰霊碑です。
山腹に位置する薬王院にあると記憶していたのですが、見当たらず、お寺の方に教わったのですが、初めての山中ゆえ、教えてもらった坂道がどこのことを指すのか分からず、迷ってしまいました。同行者もあるので今日のところは諦めようかと思いましたが、「気が済むまで探していいよ」と理解を得て、「権現茶屋」を目印に、仏舎利塔へと坂道を登りました。


仏舎利塔のある広場の周囲には、いくつか碑があり、覘いて見ましたが、どれもそれらしい物はありません。
仏舎利塔に手を合わせ、諦めて帰ろうとしてふと、塔の裏手に回ってみると、静かにその碑は佇んでいました。
明成社編集部有志のブログ-高尾山 硫黄島戦没者慰霊碑 (写真右)

観光客でざわつく登山道から、隔たった場所にある静かな聖地でした。


硫黄島への渡島は容易ではないため、この碑にお参りする遺族も多いそうです。


讃に曰く

 丘上新碑影 尊像馥郁香 

 佇立望南溟 滂沱憶硫黄


以前、硫黄島協会の方から、当社の『世界がさばく東京裁判』 をご注文頂いたことがあり、印象深く心に残っています。

明成社編集部有志のブログ-支那派遣隊慰霊顕彰碑

清掃して、水や花、菓子を供えた後、祈りを捧げる一行があり、声をかけると、こうして各地の聖地巡拝を行っているとのことでした。
一方当方は、思い立っての事とはいえ、供え物の一つも準備しておらず反省しきり。せめて「硫黄島防備の歌」くらい歌えなくては…。


近くに、支那駐屯歩兵第二連隊 慰霊顕彰碑もありました。(写真右2)



明成社編集部有志のブログ-レリーフ


遠く離れた戦地に眠る戦没者を思い続け、この碑の前で、遺族や戦友の方が、祈りを捧げるその姿が、瞼に浮かぶようで、立ち去り難く後にしました。

(写真左/支那駐屯歩兵第二連隊 慰霊顕彰碑のレリーフ 「七生報国」とある)

途中で諦めなくて良かった…。/


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