インドの子供たちも知っているハマグチさん

2008-09-13 14:45:03 テーマ:濱口梧陵とその時代

インドのスゴい日本人


先週放送されたテレビ番組で、インドの子供たちが、口々に「ハマグチさん」と指差していたのは、インド版の「稲むらの火」の絵本。

「ハマグチさんは、津波から村人を救ったヒーロー」だといいます。


この絵本は、平成17年、インド洋大津波をうけて開かれた東南アジア諸国連合緊急首脳会議で、シンガポールのリー・シェンロン首相が、小泉首相(当時)に、

「日本では教科書に「稲むらの火」という話があって、津波対策を教えているというが本当ですか」

と尋ねたことがきっかけとなり、被災地の学校や地域に配られたもので、絵本の巻末には、地震発生のメカニズム、地震に対する備えや対策などが図示されており、防災教育に用いられているそうです。


ハマグチさんこと濱口梧陵は、実在の人物で、稲むらに火をつけ、津波から村人を避難誘導しただけでなく、大堤防を築くことで村人の流出を防ぎ、後の台風・地震被害をも、最小限に食い止めたのでした。


ラフカディオ・ハーンが、実話を元に、物語として書いた'A Living God' (生き神様)が、世界に広がり、多くの人々の記憶に残ったように、実話が物語になるとき、時代を超えて、多くの人に伝わっていくのでしょうか。


ちなみに、シェンロン首相から「稲むらの火」のことを尋ねられた小泉首相は、このことを知らず、何も答えられなかったそうです。


「稲むらの火」と濱口梧陵について、まだご存知ない方は、是非、当社の

DVD「濱口梧陵とその時代~「稲むらの火」誕生の地を訪ねて」 をご覧下さい。


防災教育を担う梧陵邸

2008-08-27 14:18:07 テーマ:濱口梧陵とその時代
防災の日

もうすぐ9月1日、防災の日です。

幕末の安政元年(1854)、紀伊半島に、相次いで地震が起きました。東海地震と南海地震です。その規模マグニチュート8.4。
その夜、7メートル級の大津波が、広村を襲います。このとき、夕闇の中で逃げ惑う村人を、避難誘導するために、稲わらに火をつけ、被災者救援の陣頭指揮をとったのが、ヤマサ醤油の7代目当主、濱口梧陵(はまぐちごりょう)でした。

梧陵は、その後も私費を投じて被災者の救援に尽くします。また、生活に困窮して村を離れようとする人々を雇用し、大堤防の築堤にあたるなど、地域の再生をはかりました。
4年の歳月をかけて完成した広村堤防(梧陵堤)は、大正2年の高波、昭和21年の津波の際も、最小限の被害で食い止めました。

平成19年、和歌山県広川町に「稲むらの火の館(濱口梧陵記念館・津波防災教育センター)」が開館しました。体験型の設備を備えた施設です。
同センターの設置にあたり、梧陵邸を町に寄贈したのは、12代目の濱口社長でした。

当社のDVD「濱口梧陵とその時代~「稲むらの火」誕生の地を訪ねて」では、勝海舟とも深い親交を結んだ濱口梧陵の人物像に迫ります。
≪サンプル画像≫


※ラフカティオ・ハーンが紹介、後日談も
 <驚き日本発見記> ラフカディオ・ハーン
※濱口梧陵がモデルとなった「稲むらの火」を掲載
 『嵐の中の灯台-親子三代で読める感動の物語』

※お問い合わせは 明成社℡03-3412-2871まで。
 

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