インドの子供たちも知っているハマグチさん
インドのスゴい日本人
先週放送されたテレビ番組で、インドの子供たちが、口々に「ハマグチさん」と指差していたのは、インド版の「稲むらの火」の絵本。
「ハマグチさんは、津波から村人を救ったヒーロー」だといいます。
この絵本は、平成17年、インド洋大津波をうけて開かれた東南アジア諸国連合緊急首脳会議で、シンガポールのリー・シェンロン首相が、小泉首相(当時)に、
「日本では教科書に「稲むらの火」という話があって、津波対策を教えているというが本当ですか」
と尋ねたことがきっかけとなり、被災地の学校や地域に配られたもので、絵本の巻末には、地震発生のメカニズム、地震に対する備えや対策などが図示されており、防災教育に用いられているそうです。
ハマグチさんこと濱口梧陵は、実在の人物で、稲むらに火をつけ、津波から村人を避難誘導しただけでなく、大堤防を築くことで村人の流出を防ぎ、後の台風・地震被害をも、最小限に食い止めたのでした。
ラフカディオ・ハーンが、実話を元に、物語として書いた'A Living God' (生き神様)が、世界に広がり、多くの人々の記憶に残ったように、実話が物語になるとき、時代を超えて、多くの人に伝わっていくのでしょうか。
ちなみに、シェンロン首相から「稲むらの火」のことを尋ねられた小泉首相は、このことを知らず、何も答えられなかったそうです。
「稲むらの火」と濱口梧陵について、まだご存知ない方は、是非、当社の
DVD「濱口梧陵とその時代~「稲むらの火」誕生の地を訪ねて」 をご覧下さい。






