昭和の時代を襲った国難は、大東亜戦争とその敗戦でした。
『昭和天皇の祈りと大東亜戦争-「昭和天皇実録」を読み解く』は、その最も苦難の時期に、天皇はいかなる姿勢で臨まれていたかを掘り下げています。

国体の存続、皇室の存続さえも危ぶまれた時期でした。

ところが、宮中祭祀は、まるで何事もなかったかのように、連綿として厳修されていました。
宮中での春秋の田植えと稲刈りも、続けられていたのです。
昭和天皇のお祭りに対する御意志は、占領下といえども豪として変わらない。
「御祭りの連続こそは、戦前と戦後をつなぐこの国の一貫性の証であり、大東亜戦争の敗北にも拘わらず、この国が一貫性を保持し得た最大の秘密」なのです。

今日の礎を築かれたのは、昭和天皇の祈りといえます。

AD