桜と日本人

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日本人の潔癖さと品の良さは自然の恩恵を受けてさらに増す。桜の花の季節になれば野原が白い絹布で覆われたようだといわれている。

メフディーゴリー・ヘダーヤト

これは明治37年2月、イラン前宰相に随行して来日したヘダーヤトの旅行記の一節です。

ヘダーヤトは、日本の自然美・風景美と、国民性が一体のようだと讃えています。

 

瀬戸内海の船旅での、うっとりするような景色。

琵琶湖や富士山のスイスを連想させる景色と、空気の新鮮さや大地の緑。

 

人々は、「大衆は誇り高く頭を上げ」、「皆、堂々と朗らかに笑って」います。

 

ヘダーヤトが驚いたのは、日本人の清廉潔白ぶりでした。誰も袖の下どころか、感謝のしるしとしての記念品や現金も許可を得なければ受け取らない律義さです。こんなことは、中国やロシア、イランでも考えられないことだったのです。

 

メッカ巡礼の世界旅行の中で、「日本滞在は旅の最高潮」といえるものになりました。

 

それから110年後、今の日本人は、桜の花の美しさに例えることができるでしょうか?

 

人は他を知り己を知る、といいます。

おすすめの一冊です。

/坂

イスラームから見た驚き日本発見記

 

 

 

 

 

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