明治神宮外苑の聖徳記念絵画館に、「樺太国境画定」を描いた壁画が展示されています。(写真は画集)

 

すっかり葉を落としたいちょう並木を抜けると、

 

冬の青空に映える聖徳記念絵画館。
上空に飛行機の機影が2つ、白い鳥のように飛んでいました。

 

絵画館の西前庭(絵画館向かい、駐車場の後ろ)に、樺太の国境標石のレプリカがあるのをご存知でしょうか?

明治40年、国境標石(天測境界標)は、樺太島北緯50度上に4基設置されました。

ここにあるのは、東から4つ目、間宮海峡側の安別にあった天第四號のレプリカです。樺太庁から外苑に寄贈されたもので、模造とはいえ貴重です。

標石は、将棋の駒型で、日本側である南向き設置面に、菊の御紋章が、露西亜側北向き設置面に、双頭の鷲の紋章が浮き彫りにされています。後ろからは立ち入り禁止のため写真はなし。

 

国家なくして平和なし」には、この天第四號の実物の写真を掲載しています。

 

  

 

大正14年、北原白秋はこの地を訪れ、この天第四號標石の北面・露西亜側を見ています。

 

鷲ひとつ 石のうらべに彫りにけり そなたにあらき 虎杖(いたどり)の花

北原白秋 「白秋全集9」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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