発表会前。今はこれだけ。 | 中山めぐみ

中山めぐみ

日本バレエリトミック協会代表理事、YOGA+BALLET grace主宰、日本ホリスティックビューティ協会認定校福岡グラースアカデミー校長の中山めぐみのブログ

ちょっと前になりますが、
映画「グレイテストショーマン」観てきました

いやー、素晴らしい映画でした
批評はかなり分かれて酷評されているようですが、
いや、ある意味完璧な映画だと私は思いました!

ミュージカル映画は観る方のイマジネーションが要りますよね

細やかな情景描写は足りないのではなく、
あえて無く、
歌とダンスでどこまでも果てしなく
個人が各々の解釈で物語に陶酔すればいい
そんな伸びしろがあるといいますか…

差別、偏見、マイノリティーを題材にした
難しいメッセージ性のある映画だからこそ
これくらいが丁度いい

いや、むしろ題材にしたのは
「本物」と「偽物」

芸術って何なのさ
階級って何なのさ

そんな感じですかねー?

で、この映画が言いたかったのは
最後の画面に書かれた一行の文章に込められてるのかなぁ

「もっとも崇高な芸術とは人を幸せにすることだ」by P.T.バーナム

ふふふ
自分の映画のことですかね?

酷評されたからこそ説得力があるというか笑

楽しけりゃいいってもんじゃないですけど、
いやほんと、結局これですよね

心が動けば
それが芸術

それでいいんじゃないでしょうか

サーカスの発祥?の史実に、まぁある程度基づいた映画のようなのですが、
決して伝統的な芸術を批判しているわけではなく、
この映画には、主人公の娘さんがバレエを習うシーンや、
素晴らしいオペラ歌手?も出てきます

私は私らしく
あなたはあなたらしく
何でもいいから、人を幸せにしたり、心が踊ったりすることっていいよね!って言われてる気もしてくる映画です

ホントにおススメ

ちなみにこの歌が大好き

そのオペラ歌手のシーンです


当然、サントラを一瞬でポチりました
他のシーンも音楽とダンスが最高!!

上の歌は、

ネバー イナフ
私には足りない

それをひたすら繰り返すwような曲なのですが、

いやぁ
なんか分かるー笑

足りない

足りないよね

何万個スポットライトがあってもさ…


ってなわけで、

発表会はもう今週末!

どひゃー
死ぬほど忙しい
こんなん映画の評価書いてる場合じゃなかろーもん

しかしながら、なぜ書きたかったかというと、

今週末の作品
子ども達による創作バレエのピーターパンが

少しでも誰かを感動させたり、
楽しくさせるものであってほしいと

まるでこの映画の主人公が遺した最後の一文が
私の
今の私にジャストミートでございまして

前のブログで書いたような「ドン・キホーテ」「白鳥の湖」や「ジゼル」などの完成された芸術ではないけれど

ちびっ子の各クラスに役を与えたが為に
やや散漫な構成になっているのも承知の上

予算の関係で舞台セットは足りてない

子ども達のバレエの技術は…

全員トゥシューズではなくバレエシューズ
(これでお察しをw)

というか、発表会では履かせなかったんですけどね
色んな理由で…

だけど

今うちのバレエスクールができること

今うちのバレエスクールの生徒ができること

しっかり詰め込んだつもりです!

演出した私が言うのもなんですが、

この映画と一緒で
決して「上手い」作品ではないし、
言葉を選ばずに言うならば邪道かもしれない

けれど

なかなか良い完成度なのです!

あとは皆に役になりきってもらうだけ

なりきって
なりきって
なりきるんだー!!

目の前の観客の心を動かせる舞台となりますように…

子ども達がこれからの人生の中で
少しでも貴重だと思い返せる一日になりますように…

ホント、今はそれだけ。


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ぜひ、お時間あれば観に来てください✨