守るものがあること

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所有は最大の束縛である


というのが学生時代からの持論である。


何かを一旦手の中にいれてしまうと、それを手放すのが惜しくなる。

そして、それを守るため、色々な時間とお金とパワーが必要になる。


マンガや宝石、家や土地、恋人や子供、

人それぞれ手にしているもの、守りたいものは違うけれど

借りれるものは借り暮らし、断捨離の心で不要なものは捨てていくべき

と思っていた。


持っていなければ、失う怖さもないし傷つけられる心配もない。

身軽のほうがずっといい。

そうやって、雲のように、風のように自由に生きていたいと思っていた。


けれど、30が近いからなのか、秋が深まるからなのか、

はたまた今は何の肩書きもない状態からなのか、

このところ、何かを持ちたい気持ちが高まる。


それを感じたのが先日の職業訓練校での面接。


再就職先を色々考え、ハローワークにも足を運んだ結果、

雇用保険を受給しながら、再就職に向けたスキルアップが

できることを知り、この受講を申し込むことにした。


その入学のためのグループ面接。

”当校の講座は三ヶ月ですが、この間に

遅刻、早退、または欠席などの予定がありますか?

また当校にあらかじめ配慮してほしい点はありますか?”


再就職を目的とした訓練だし、出席率は8割以下だと修了資格はもらえない。

私は、とくに今のところ何もないので”いえ、特にありません”と答える。


しかし、私の両隣に座っていた女性二人は、こう答えた。


”私は小さな子供がいるので、熱を出したときはお休みを頂くかもしれません”

”私も、小学生の子供が二人います。

これから学校でインフルエンザが流行ったりしたら

私もお休みを頂くことがあると思います”


面接官も女性二人なので、この回答に関しては

当然のように”はい、わかりました”と答える。


面接を終わってしばらくしても、

私はこの二人の回答が心に残っていた。

いいなぁ、何だか。という、温かい気持ちと共に。


学生時代の私だったら、働き始めの頃だったら、

きっとこういう回答に”あーもう、だから子供を持つと大変だよな”

と感じただろうと思う。


でも、子持ちのお母さんと一緒に仕事を組んだり、

姉の子供を面倒みたり、友達に子供が生まれたり、

ドミでの大家庭で暮らす間に、

やっぱり守るべきものがある人っていうのは

いいなぁと思う。


自分自身のために使う時間やお金も大事だけれど、

それ以外のものに使うことで、自分以外の何かが成長、発展し、

さらにそれが次に引き継がれていく、

そんな所有だったら、してもいいなぁと思った一日でした。








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自分の存在価値を求めること

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ドミニカ共和国から帰国してはや三ヶ月目。

いまだに仕事をしていないことに焦りを感じる毎日。

仕事をしているわけでもなく、かといって、”子育てしています”

といえる主婦でもなく、その宙ぶらりんな状態に焦りを感じる。


ドミニカにいるときは、

”で、あなたが何でここにいるの?ここで何をしているの?”

と聞かれることが多かった。

だから、自分自身の存在価値を見つけるのに必死だった。

栄養講座が軌道にのったときに、初めて、

”村落開発として、地域の女性たちに栄養や収入向上の

支援をしています”といえた。


そんなとき、

”日本だったら、”なんで日本にいるの?”なんて誰も聞かないのに。

私は日本人として、何の理由もなく、その場所にいられるのに。。”

と思ったもの。


けれども、自分の存在価値を探してしまうのは、

どうやら、どこにいても同じらしい。


帰国直前の報告会では、今後の方向性として、

”まずは”家庭”という最小単位の社会において、

この二年間の協力隊経験を還元していきたいと思います”と発表した私。

けれども実際には、出張の多い我が家は、半月くらいが一人の生活なので、

このあまったエネルギーと時間をどう有効活用しようかと

頭をひねる毎日。


私を必要としてくれる人や場所って、どこだろう?

いやいや、受け身な言い方。

私が力になれる人や場所って、どこだろう?


ハローワークに行ったり、

就職セミナーでキャリアコンサルタントに相談したり、

自己研究をしたり。

結構、これはこれで楽しい。

けれど、いつまでもブラブラはしていられない。


そんななか、先日、世界の食糧問題を考える

ワークショップにいってきた。

栄養改善やお菓子作りに取り組んできた私にとっては、

世界の食に関する問題は気になるところ。


今回は、日本国際飢餓対策機構 という財団法人の主催する

”地球のキッチン、世界と地球の困った現実 食糧編”というセミナーに

参加した。


日本の食糧自給率は、低いことは

一般的にも知られていることだけれど、

グラフにされると、改めて先進諸国の中では

ずば抜けて、低いことが分かる。


カリブ海の風の谷だより


今回はグループで

昨日の晩御飯 のイラストを書き、その原料10個を

あげ、その品物の自給率を書く。

そして、全部を平均して、何パーセントの自給率なのかを出した。


私達のグループは、”サバのからあげ、餃子スープ、黒豆”

という健康的なメニューを食べたNさんのメニューをとりあげました。

小麦粉や豚肉の自給率は低いながらも、メニュー全体では、

60パーセントの自給率。地域のものを食べているというNさん。

なかなか地球に優しい食生活です。

カリブ海の風の谷だより


このセミナーでは、

やっぱり自分が食についてすごい興味があるということがわかったし、

セミナーのファシリテーター役をしていた方の講座の進め方を

みながら、”やっぱりこういう仕事っていいなぁ”と感じた。


PCインストラクターや、ドミニカでの講座運営を経て、

これからの自分がやりたいこと、

それは、企業でひたすら事務をすることではなく、

やはり国際問題や海外研修生を扱う機関、もしくは企業で、

人に何かを教えるという、そういうインストラクターやファシリテーター的な

仕事なのかな、と感じました。


このことを踏まえて、もう一度ちゃんと自己研究をしようと思います。


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日本での生活。。。

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日本に帰国して一週間がたちました。


日本の生活は静か。

東京では、節電、節電といわれて、

デパートでも、照明が少ないとも感じましたが、

それでも、停電大国で過ごした直後なので、

日本は全然明るい。

むしろ、今までが過剰だったのではと思います。


何につけても事足りなかった二年間の生活をへた今、

今の日本は大変だ、大変だといわれてはいるのですが、


まずは、水と電気が常にあること、


そして、

お風呂のお湯の安定感、

水道から出てくる水の水圧の高さ、

トイレを流れる水の量の多さ、

冷蔵庫の中の豊富さ、

食べ物の種類の多さ、


何をつけても、すごいなーと思います。

世界はどうしてこうも違うのか。


さて、東京の研修中は、

気の置けないスペ語&サルサアミーガと再会。


ハッピーアワーの居酒屋

スペインバル

メキシコ料理屋をハシゴ。

カリブ海の風の谷だより


昔なら、5時から居酒屋でサラリーマンが飲む姿なんて

見なかった(と思う)のですが、東京の夜は意外に早い。

5時からのハッピーアワー生ビール290円という居酒屋では、

すでに5時の時点で何人かのサラリーマンが店に入ってきました。

これも、震災の影響で節電対策で会社を早く切り上げるのでしょうか?


そして、最後の夜は、

三ヶ月前に帰国したドミ隊員の家でみんなでオンナ会。

カリブ海の風の谷だより

彼女は、ドミのお土産をこんな風に可愛く

ディスプレイしていました。参考にしよう。


そして、帰国から4日後、

いよいよ私の故郷、愛知県に帰郷。


二年ぶりの名古屋駅には、

ダンナ君、両親、妹、そして私の愛してやまない甥っ子と、

いつの間にか大きく成長した姪っ子ちゃんが迎えにきてくれました!!!


ドミのノリで、Kiss & Hagで駆け寄る私のテンションの高さに、

全員後ずさり。。。。。


それから、お蕎麦というリクエストをした私に、

ダンナ君がリサーチしてくれたお店でみんなでおそばを頂きました。


そして、実家に帰ると、、、、


ジャン。
カリブ海の風の谷だより

こういうことしてくれるのが、ウチの家族のノリのよさだなーと思います。

ちょっとドミ的。


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ちえちゃん、おかえり buenas tardes (→こんにちは。何ゆえ???笑)

なおくん、ありがtぷ 謝謝 (ダンナさまへ、です。)


2011.7..2 再スタート記念

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”本当は、プラカードにして名古屋駅まで持っていこうとしたんだけど。。。”

と母。

ぜひ、そうして欲しかったです。

まずます周りは引くでしょうが。。。笑。



そして、本日、主婦生活4日目。

スーツケースの整頓以前に、二年間空けていた

家の整頓を毎日しています。


口のうまいドミ男と違って、

”男は黙って”的な 我がPappy.


正直、何でも思ったことは言わないと伝わらない文化にいた

直後なので、とまどうことも多いのですが、


部屋に帰ると、私がドミからダンナ君に送った手紙や

カードの数々がディスプレイされていました。


エヘヘヘヘ。

カリブ海の風の谷だより

”そっかー、帰って来るの楽しみだった?”

と聞いたら、


”Maybe" との回答。英語かよっ。


うーーーん、きっとドミなら、

"もちろんだよ、mi amo-----------------r !!"


と来るんだろうけど、、、ここはハポンです。


でも、ドミで学んだ、”今という瞬間を楽しむ”ことをモットーに、

しばらくは、主婦というかゆっくりとした時間を楽しみたいと思います。


日曜日に買った i-phoneを常にON.

携帯というよりは、音楽聴くために買ったようなもの。


洗濯する時も、料理するときも、

"音楽"は欠かせない!!!!


ドミ音楽を聴きながら、パンツをたたむのもフィエスタでっす。


これは、この間みた鉄腕ダッシュでヒガシくんが

説明していた、投げても崩れないパンツのたたみ方。↓


カリブ海の風の谷だより

こうやって、家事をするのも案外楽しいものです。


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