OLお気楽?会計士受験生活 -28ページ目
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会社退職から今の状況になるまでの経緯

昨日の日記の続きですが、
会計士を目指そうと思いたったらすぐに
専門学校を選びました。
2、3校の資料を取り寄せましたが
会社からも家からも通える場所、ということで
TACを選びました。
そのときは、TACの高い合格占有率をみて、
ここなら講義をきちんとこなしていけば
合格できるかもしれないと考えていました。

しかし実際は通えるといっても会社が専門学校よりかなり離れているため、残業が少しでもあると講義に遅れてしまうことが多々ありました。

こんな事では講義を受ける事もままならないと思い、
会社を辞めるか否かを考えて始めました。

そんな矢先、会社の一般職廃止という新人事制度が発表されました。
一般職、総合職の壁を撤廃して主に女性社員がもっと責任ある仕事をできるようにとのことでした。

一般職だと入っても証券会社の仕事は、営業であり、
ノルマもあり、また、お金を預かるという責任が重い業務であり決して楽な仕事ではありませんでした。
ただ、証券会社の総合職の営業と比べてはノルマと残業が少ないという違いがありました。
それが変るという事になると、勉強などしている余裕がなくなってきてしまいます。

新人事制度と同時にその対象の社員には希望退職制度も設けられました。そこで私は入社1年という短い期間でしたがこれも運命(大げさですが)と考え、退職する事を決意しました。

TACは12月からはじめ、その4ヵ月後の3月に退職し勉強に専念する事にしました。

勉強は入門、基礎期と順調に行っていきましたが、上級に入るとあまりのハードな勉強スケジュールに体調をくずしがちになり、それと同時に勉強もおろそかになってしまいました。

そして、悪い事は重なるもので、貯金もそこをつき日々の生活資金も底をつきました。
幸い、私は実家暮らしのため家賃や、食事の心配はしなくともいいのですが、専門学校までの定期代や昼ごはん代、その他生活に必要なお金、そして去年の所得に対する住民税の支払い、国民年金の支払い等が重くのしかかり、親に頼らざるを得なくなりました。

なぜか、お金の心配ばかりしていると勉強にも身が入らなくデフレスパイラルのような状況に陥っていました。

私は女だしこんなに勉強しなくても結婚すれば生きていけるのではないか、若い時代を楽しまないで勉強ばかりのお金のないひもじい生活を送るのが私にとって幸せなのだろうか、と毎日のように考えました。

でも夢はあきらめたくない。

そして派遣で働きながら、勉強を続けていこうと決心しました。
派遣なら正社員時代よりも時間に余裕が出るだろうし、働く場所もある程度希望が通る。責任も重くない仕事も選べるだろう。

そう思い、今の働きながら公認会計士の勉強をする、という状況が生まれました。

日記開始!

11月も今日から始まりますねー。
なのに、ぜんぜん勉強できてない毎日を送っています。。。

思い起こせば、会計士になりたいと思ったのは
新卒で入った証券会社、入社半年の9月くらいでした。

一般職でしたが、証券会社ということで経済の動きを肌で感じれるような仕事をできると思っていましたが、実際は個人の顧客に対する営業で、働けば働くほど期待とのギャップ、そしてストレスで仕事に対してのやる気をなくしていました。

そんな時、たまたま(?)証券税制の改正があり、毎日税金の問い合わせに追われる事になり、否応なしに税金の勉強をせざるを得ない状況になりました。ところが、勉強して、お客様の質問、疑問に答えると、こんな新入社員の私でもとても感謝され、この仕事をしていて初めて仕事が楽しいと思う事ができました。

もっと勉強していろんな人の相談に乗ってあげられるような専門家になりたい。

税の専門家といえばもちろん税理士ですが、私は税だけでなく総合的に会社の相談に乗れるような専門家(実務家)になりたいと考え、公認会計士を目指す事にしました。


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