「Bリーグ」が「歴史的開幕」をする

というんで、

「なんで「Aリーグ」としないんだ、

 最初から「Bリーグ」を名乗るなんて

 意識が低いな。」

 

と思ったら

「Bリーグ」の「B」はバスケットの「B」だ

ってゆうんで

そいじゃあ仕方がないか。

 

でもリーグの中は

「B1」とか「B2」とか

地下室みたいで変だなあ

 

なんて思いつつ、

どんな「歴史的開幕」セレモニーをするんだろう

と思って

何年ぶりかでフジテレビにチャネルを合わせました。

 

バスケというと

バカっぽい顔にキャップをあみだにかぶり

入れ墨だらけの黒い肌にダブダブのハーフパンツ、

それにヒップホップだかラップだかMCだか知らないけど

聞き取りにくい意味のない歌詞を

両手の3本指を下に向けながらベラベラ音階なしにしゃべり通す

つまり貧民街の黒人の不良のガキ

というイメージですが

 

Bリーグ開幕会場、代々木第一体育館でのオープニング、

歌って踊れるホスト、エグイ猿 エグザイルみたいなのが飛んだり跳ねたりしていましたから

そういうアメリカのチンピラ風のイメージ、ファッションを作りたいんだろうな

と、

理解できました。

 

それは兎も角、

その「歴史的開幕」を実況するフジテレビの番組、

イメージ・キャラクターが広瀬すずちゃんとそのお姉ちゃん

というのはまだしも

ゲストにぶくぶくに太った中村雅俊、

スピード感、シャープ感を微塵も感じさせず

狙ったバスケットのカッコよさを跡形もなくかき消し

 

さらに司会ジョン・カビラの古色蒼然としたナレーション、

ドローン以外はドローンとした古臭いカメラワーク、

画面が80年代、バブル期のままのカビラ カビが生えた古さ、

むかしフジテレビがF1を始めた時代にタイムスリップしたかのような懐かしさを感じさせる骨董趣味、

日本的美意識であるワビ、サビを表現しているのかな

と思わせるビンテージ感、

 

フジテレビはこのイベントをどういうコンセプトで伝えようとしたのか

こんな番組を夜6時半のゴールデンに流すようでは

視聴率万年最下位?も仕方ないな

 

なんて思ってきのうの視聴率を見てみたら

5.3%

 

ゴールデンに5.3%!

フジにとっては驚くに当たらない数字なのかも知れませんが

いや逆に

喜んだりしちゃっているのかも知れませんが

 

貧すれば鈍す、

フジテレビがBリーグにいくらの放映権を払ったのか知りませんが

他局がどこも手を出さないまがい物に

ワラをも掴む思いで手を出したら

ワラでした。

「川渕ブランド」にダマされました。

 

ご愁傷さま

としか言い様がありません。

 

なあんて

驚いたり喜んだりしていられるのも今のうち、

 

こうして痴呆番組がふえて

活字離れの次はテレビ離れ、

テレビがメディアとして消滅する日も近いのかも知れません。

 

やがて

そう遠くない日に

台場や汐留や赤坂や六本木や渋谷に

立派な廃墟が出来るんです。

 

エッ?!

NHKが3400億円かけて廃墟を新設?

 

楽しみ~。

 

イヒヒヒ・・・・。