2017-04-16 21:54:07

4/15(土) 親子ネット講演会にて

テーマ:めぐろくらぶ
昨日は親子ネット主催の講演会に出席させていただきました。

テーマは【親子断絶防止法への期待と今後の展望 ~改めて考えたい「子どもの最善の利益」~】。


「親子断絶防止法の意義」「子どもの意思」「子どもの最善の利益」「単独親権と共同親権」「ステップファミリー」「同居親と別居親」
様々な立場と視点からの講義がありました。


講演会の最後に議員が登壇する機会があり、

三谷英弘前衆議院議員 (三谷英弘 ブログ)

音喜多駿都議会議員 (おときた駿 ブログ)

竹村雄尉目黒区議会議員 (youtube)
の順番でそれぞれの想いを申し述べました。

日本では、離婚をして片方の親が家を出ていくと『ひとり親家庭』と見なされます。
同居親が再婚するとそのパートナーは『新しいお父さんorお母さん』となり、別居親は家族ネットワークから除外されます。
思春期などに子どもが自分のルーツを辿りたいと考えた時、別居している(生き別れている)お父さんorお母さんのことを探そうとすると、それを否定したりよく思わない感覚が子どもを苦しめます。

実の親に会いたいと想う気持ちは当然の感情です。
そしてそれは、同居親や育ての親を否定するものではありません。

子どもは誰だって、両親を愛したいし両親から愛されたいのです。
その子どもの感情が歪んでしまっているとしたら、
親や周囲の環境がそれを歪めてしまっていることを考えなくてはなりません。

以下、親子ネット講演会でお話しした内容を含む竹村ゆういの想いです。

 * * * * * * * * * * * * 

私には空白の20年があります。
私が小学5年、妹が小学2年の頃、両親が離婚。
母親が家を出ていくことになりました。
そして、母親との関係は完全に断絶。
そこに子どもの意思はありません。

それから、母親が何処に住んでいるのか、生きているかどうかさえもわからないという空白の20年が始まりました。
母親にとっても、子どもにとっても、長い長い時間です。

離婚問題の当事者は、夫婦だけではありません。
両親の離婚を経験した子どもがもしかしたら一番傷ついて悲しい想いをしている当事者なのかもしれません。

日本の社会では、離婚をするとお父さんもしくはお母さんと会えなくなります。
離婚をして別居をしてしまう親は“ない”ものとなってしまいます。

私自身、親の再婚、再々婚、離婚を3度経験しています。
ステップファミリー…
親の離婚を経験した子どものいる家庭、それが私の家庭です。
その中でとても苦しい想いをして20年を過ごしてきました。

空白の20年を超えて、母親と会うことができてから、少しずつ親子の時間を取り戻しています。
その20年の間に、母親は新しい家庭を築き、2人の息子を授かりました。
私には、2人の弟ができていたことになります。
先日、その弟の1人と初めて会う機会がありました。
弟たちは内心は複雑な心境に違いありませんが、
小さい頃から母親に「あなたたちには生き別れの兄と姉がいるのよ」と聞かされていたので、
母親が私と妹に会いに行く時も「楽しんでおいで」と快く送り出してくれているそうです。
母親は、新しい家庭と2人の息子の存在が心の支えとなってこの20年を生きてこれたんだなぁと感じています。

よく、離婚をして、親子断絶をさせられて、それから別の家庭を築く母親を非難する方々がいます。
「子どもを愛していたのに、なんで離婚をして、再婚をして、別のところで子どもを作れるんだ」と。
でも私自身は違う考えです。
子どもと離れる時間、親と離れる時間はとてもつらく厳しいものです。
傷つけられて、追い詰められて、泣く泣く離婚をして、命を守るために子どもから離れる決断をする人もいます。
子どもと断絶させられて命を絶つお父さんお母さんも少なくありません
私は、新しい家庭と、そこで授かった新しい命が生きていく支えになるのなら、なんとしてでも生きていてほしい。
私の母親にも「生きていてくれてありがとう」と心から思っています。



親の離婚と再婚と親子断絶を経験した子どもの立場から言えることは、
つらいことがたくさんある離婚を、つらいもので終わらせない。
子どもから親を奪わないでいただきたい。
子どもが離婚をしても親と普通に会える関係を当たり前に築ける日本の社会にしていかなければ、悲しい想いをする人が増えるだけです。

目黒区では年間約600件の離婚件数があり、それと同等数くらいに未成年の子どもがいます。
そうした子どもを救っていくために、私は目黒区で活動をしてまいります。


* * * * * * * * * * * * 

子どもの最善の利益とは。
子どもの意思を尊重することとは。
まだまだ考え抜かなくてはならないことばかりです。

親子断絶防止法は、
面会交流と養育費の取り決めが子どもたちの生活や将来のために必要不可欠であること、
親子関係が当たり前に維持されていくべきであること、
それを日本の社会が再検討していくための法案だと感じています。

だからこそ、法案が成立することがゴールではありません。
あまりにも多くの人々が傷つき苦悩している現実があることが広まり、
離れ離れにされる親子が1人でも解消されるために当事者とその周囲が少しずつ努力していかなくてはなりません。

一歩一歩、ひとつずつ。
1人の子ども当事者として、努力し続けます。
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