扉を開けば。扉をひらけば、混沌と。カタチや色が 広がっている。浮遊しているというより、そこに、在る。扉を、”ひらけば” 。開いていない扉の先には、まるでなにもないかのような。そんな勝手な錯覚を人は、するもの。