つぶやき心理学

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少し前に、Twitterの文字数制限の難しさを実感したことがありました。

 

一度発した言葉というのは、時に一人歩きしていってしまいます。

 

人によって受け取り方が千差万別。

 

誰もが自分自身の経験を元に、あらゆる言葉を受け取っていますから、

 

まさかそんな風に?と思うような受け取り方をされてしまったり、

同様に自分もしてしまったり、ということが起こります。

 

いつもはそこに気を配って書きたいので、じっくり考えて自動つぶやきにしていますが、

 

その時は疲れていたせいか、あまりよく考えずに手動つぶやきをしてしまいました。

 

 

 

私がここで言いたかった「称賛」とは、

 

自信のない人が自信のある人を利用するときに使うのが、

 

「ゴマすり」

「媚びを売る」

「おだてる」

 

という手法なんだ、ということが言いたかったのです。

 

自信のない人が自信のある人を思い通りに動かそうとするときには、

 

相手の気に入るように振る舞い、

相手を持ち上げるしかないと考えることが多いです。

 

 

でもそれでお互いにいい気分になるのであれば、それでいいのでは?

と思う方もいるかもしれませんが、

 

そういう関係は一時的にはうまく行ったりもしますけれど、

 

いざその人の気に入らないことがあったときや、

お互いの本音が出てきたときに、

 

大反撃のしっぺ返しをくらったり、

 

相手がモンスターになってしまっていたりするのです。

 

そしてそういう人に限って、ほぼ間違いなく、陰で悪口を言っているんです。

悲しいことに。。。

 

なぜならその人はあなたを利用したいだけだから。

 

自分にとって都合よく動いてほしいだけだから、

都合よく動いてくれないと不満や文句が出るんですね。

 

 


逆に、自信があるはずなのに、

気づかないうちにそうやって利用されてしまう人も、

そこに自信のなさが見え隠れしています。

 

誰かから称賛されていないと自己価値や自信が保てない。

 

それは、セルフイメージがあまりよくないことが原因です。

 

罪悪感が強く、称賛されることでその罪悪感を隠していたい気持ち、

自分は愛されない存在であるという劣等感などを、

感じないようにしていたいという気持ちがあるのかもしれません。

 

(本当は)自信のない人同士が、お互いを利用し合っている関係とも言えますね。

 

 

 

世間で騒がれている、

かつては愛を声高に叫び結ばれたカップルの悲しい現状を見て、

思うことがあります。

(2017年7月時点の、熟年ご夫婦のことです)

 

なぜあの時、お互いがお互いを必要として選び、

そして今、こうなってしまっているのか。

 

愛を声高に叫ぶことで既成事実を作り、

強引に自分の地固めをして、自信を取り戻したかった人と、

 

愛を声高に叫ばれることでしか、自分の自信のなさや劣等感を埋められなかった人。

 

そんな心理的背景から始まった関係だったのかもしれませんね、推測ですが。

 

 

 

心理学では、

「I love you, because You are you.」

という言葉があります。

 

あなたが私にとって都合よく動いてくれるから愛しているのではく、

「あなたがあなただから愛している。」

 

 

都合よく利用し合う関係ではなく、

 

そして表面的なことに惑わされず、

 

お互いに相手がどういう人なのか、

何を考え、望んでいるのか、

 

思いやりを持って理解し合える関係を築いていきたいですね。