信州はすっかり気温が下がっています。
猛暑はいつのことだったのか、はるか前のことだったような…急激な変化です。
東御市からの帰りに眺めた浅間山は、いつも見慣れた浅間山とは違う形。
青空を背景に、秋の風景が広がっています。
昨日は、信州味の里とうみの視察に同行してきました。
同じ記事に掲載した加工グループ同士の交流です。
★「女性加工グループ、そのぬくもりの味」
http://blog.goo.ne.jp/megumico_k/e/645dbafeec268c85cffa415ff9004f3e
日配品といわれる豆腐は、毎日の食卓で新鮮さを求められる手づくり食品の極み。
作る度に「ニガリ」の混合技術と向かい合い、出来映えを試される職人の味です。
視察や取材でいつも感じるのは、一心にモノをつくるまなざしの真剣さ。
話を交わしているときの姿から一転するその表情に、ハッとさせられることがよくあります。
豆腐づくりは、手際よく作業が流れて、なめらかな豆腐ができあがります。
二人の息の良さが、作業能率に関わるところ。
型に流し込んで固める作業では、ペアで進めるコンビネーションの技術の美しさを見る思いでした。
この加工施設は、杉並区のマルシェで商品を販売した事もあり、何かと関わりを持ってきましたが、各部門の作業を見るにつけ、感心することがあります。
組合長のお話の中には、添加物を使わない施設ならではの問題点やご苦労もあり、私が今まで感じていたことと同じ視野にあり、取り組みもされていたようです。
“腐る”という身上をもつ「生きているもの…有機物」を、自然なまま製造し販売する仕事に携わる者が抱える基本理念は、「不安定なものをできるだけ安定させること」。
そのための作業が技術として求められます。
活動が飛躍しているグループには、根底に大きな原動力があることを肌で感じた視察でした。
信州味の里とうみが受賞した、食育推進協議会による食育貢献団体賞の表彰は、10/8(土)に臼田総合病院農村保健ホールの長野県食育推進研究大会で行われます。
佐久総合病院秋祭りも同時開催。
午後2時55分からは、信州味の里とうみの荻原組合長の「子どもたちへの加工体験活動を通じて」のお話もお聞きできます。
今回の視察の目的は、子どもたちへの加工体験をするために、実践状況を参考にさせていただくことでした。
ご好意で通常の作業を同時に見せていただき、私自身もたくさんの刺激を受けました。
この視察を生かし、佐久穂町の豆腐製造グループは、新たな取り組みのスタートです。
人が人に伝えること…。
モノづくりをする人は、その姿が心を伝えます。
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ありがとうございます
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