久しぶりの更新です(^^;)
今日はね、実はある方のリクエストを受けてのテーマです。
宜しくお願い致します。
ミドリガメって子どもの頃一度は飼ったことがありませんか?
縁日なんかに行くと必ずと言っていいくらい売ってましたよねぇ。
子どもたちが手軽に飼えるペットとして人気でした。
でも、今考えてみると、妙に親は敬遠していた記憶があります。
昨年の3月と10月に、千葉県内でミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)
のサルモネラ菌で女の子が重症となってしまいました。
文部科学省では、飼育に当たる児童・生徒に注意を徹底するように
緊急の指示を出しました。
幼稚園と小学校では、「飼育を控えるべき」としています。
「サルモネラ菌」ってよく聞きますが、どんな菌なんでしょう?
自然界では普通に存在している細菌で、タクサンの種類があるそうです。
その中でも強力なのはごく一部なのですが、
厄介なことにミドリガメが持っているのがこのタイプなんだそうです。
また、サルモネラ菌は経口感染する菌で、
通常、70度以上でほとんど死滅するそうです。
ミドリガメほど保菌率はおおきくはありませんが、
犬や猫、ネズミ、爬虫類も保菌している恐れがありますので、
ペットや動物を触ったら、必ず手を洗う習慣をつけたいものですね。
聞くところによると、動物病院にペットのミドリガメの排泄物を持って行くと
サルモネラ菌を保菌しているかどうか検査してくれるってことですよ。
(金額は高いかもしれませんが)
こんな話を聞くと、慌てて処分してしまう方も多いかとは思いますが、
ミドリガメだって生き物ですからね、検査してあげるのもいいのでは?
それに、子どもにとっては大切な相棒だったりするわけですから。