摂食障害を越えて~症状はあってもいいというけれど | 食べるしあわせを、もう一度あなたに【アドラー心理学&潜在意識活用コーチング】摂食障害専門コーチ ますだめぐみ のブログ

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拒食症を経験、一度は回復したものの、子育てのストレスから再発。
食べ物へのこだわりを抱えながらの子育ては大変でした。
このブログでは、当時の経験や気づき、少し楽になれる考え方をご提案しています。


の疲れが食に出やすい方を、サポートするコーチ ますだめぐみ です。

摂食障害の方も、摂食障害未満の方も♪
あなたが、もっと自分を好きになって、ぴったりの場所で輝けるように♪
コーチングでサポートしています♪

今日もブログにお越しくださり、ありがとうございます。


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先日、クライアントさんが言ってくれたこと。

「めぐみさんは、症状があってもいいっていうけど、やっぱりないほうがいいと思うんだよね」

私は、ブログにも書いている通り、クライアントさんにも、
症状には意味があるよ、なくならなくてもいいんだよ、
って何度も言います。

そもそも、カードをつかってコーチングをしてると、症状よりも、もっと深い本質的なところに自然と入っていくのですが、でも、必要があると、何度でも言います。

・・・とはいえ。

そうだよね、もちろん!
わかります、そうだと思いますよ。

ないほうが、からだも楽だし、心も楽。
あってもいいけど、なかったらもっといい。

私だって、自分に症状があったら、そう思う。
そして、クライアントさんに対してだって、そう思っています。

そして、それでも、私は、あえて言い切ります。
あってもいい。

なぜならね、今までおさえつけてきた思いを、やっとのことで心が出せたのに。
摂食障害としてあふれさせるしかない、そんな苦しさが、心のすきまから流れ出ているのに。
それさえもおさえつけて、だめだよって言ったら。

かわいそうなんだ。
あなたの心への、虐待、にも近い。
あなたの心は、それを訴える権利があるのに。

症状は決して、悪者じゃないんですよ。


そしてね、プラス☆

人間というものは、「症状がなくならなければならない」と思っているうちは、
あってもなくても、苦しいものです。

今日は、してしまったと、挫折感を味わったり。
明日はどうなんだろうか、と不安になったり。

つまり、症状にフォーカスしているうちは、
それがたまにであっても、小さなことであっても、さらには出ていない時でさえも、
摂食障害的な症状の影に、とらわれやすくなってしまうのです。

これを、アドラー心理学では、「注目した行動は増える」といった概念でとらえています。
症状をなくそうとして注目すればするほど、結果症状がなくならない、ということが起こるのです。

究極、あってもなくてもいいものに対しては、感情が動きません。
だから、症状があってもなくてもいいと思えたら、巻き込まれることがなくなっていきます。
そして、結果、症状がなくなっていきます。

本当ですよ、これ。

実際、これを言ってくれたクライアントさん。
今、「別にどっちでもいいんだけど、やりたいとも思わない」と言ってます。

だからね。
かかわる私としては、なくなったほうがいいと感じているのは承知の上で、
あえてその特別感をどうやってなくそうか、策略を練っているんですよ




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今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

ほんのりしあわせ☆食とこころのリラックス
ほのりらコーチング室 ますだめぐみ