仮面ライダードライキ 第三十三話 「マジなブレイブカイズ」 | ウィンガーの日常や小説を書かせて頂きますぜ。

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小説やブログなどやってますわ。主に特撮が多いです。ではお楽しみください。

ブレイブカイズ登場です!


あと、カイズはギャレンをモチーフにしています。


ギャレン関連ということで天野さん、結婚おめでとうございます!


では、どうぞ!


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スーパーヒーロータイム!


イエロー「カイズに新フォーム!絶望を希望に変えて敵に挑め!」


ドライキ「ウィザライジャーは瞬平君の気持ちをどう受け止めるんだ?」


ドライキ「マジでスーパーヒーロータイム・・・。」


レッド「プリーズ!!」


It`s show time!


―――――――――――――――――――――――――


――――――海岸―――――――――


ドライキ「春磨、大丈夫か!?」


ドライキは変身を解除した。


龍牙は春磨に駆け寄り、肩を叩いた。


春磨「そんな・・・。あぁぁ!!」


彼は走ってどこかへ行ってしまった。


龍牙「くぅ・・・。まさか、キルがあんなことを本気でやるとは・・・。」


―――――翌日 教室―――――――


春磨は誰もいない教室で机に座って、茫然としていた。


春磨「(俺は・・・。俺は一体何のために戦ってたんだ?世界の平和?ただ戦いだけ?・・・。いや、俺は直美を守るために、直美の笑顔を悪から守るためだけに・・・。)」


そこへ龍牙、雅人たちがやってきた。


龍牙「よぉ、春磨。」


春磨「あぁ・・・先生。」


雅人「龍牙先生から聞いたよ。悲しいよな。愛する人がいなくなるのは。」


新次郎「俺も、お前の気持ちは分かるさ。」


士「俺だって・・・。」


龍牙「お前も、何でも自分で背負うことはない。お前の気持ちを分かるのはお前自身かもしれないが、こいつらだって同じつらい気持ちがある。」


雅人「彼らだって純粋なハートに傷ついたことがあるんだ。」


龍牙「うん。人は傷つくからこそ、そこから何かが生まれる。人はそれに巡り合うために旅をして、傷つき、成長するんだ。」


春磨「だが、俺は一体どうすれば・・・。キルに復讐したいが・・・俺には力不足だ。力が・・・力が欲しい!!」


龍牙「お前には俺達がいる。共に戦う仲間が。ちょっとは後ろ向いたっていいんだ。仲間を頼るのは弱いことじゃないんだ。」


春磨「先生・・・。みんな・・・。」


龍牙はポケットからブレイブドライカードを取り出し、それを春磨に渡した。


龍牙「俺がナオコさんに事情を話して、彼女がお前のために改造してくれたんだ。お前の行くべき道なら俺達は全力で応援するから。」


春磨「みんな・・・。」


彼の目にはうっすら涙があった。その時から彼らは真の戦友となったのだ。


龍牙「よし、お前の制御不能な熱い気持ちをあいつにぶつけろよ?」


龍牙は拳を突き出した。春磨はにっこり笑い、拳をぶつけ合った。


―――――――龍牙とナオコの家――――――――――


ナオコ「どうだった?彼は。」


龍牙「あぁ。気に入ってくれたみたいだ。ドライカードも、俺達の事も。」


ナオコ「そう、よかったじゃない。」


すると、ナオコのパソコンから警告音が鳴った。


ナオコ「龍牙君、L地区にキルよ。」


龍牙「分かった。」


そう言うと龍牙はドライフォンで春磨に着信を入れた。


龍牙「春磨、L地区にキルだ。」


~~~~~~~~~~~~~~


春磨「分かりました。今すぐ向かいます。


~~~~~~~~~~~~~~


龍牙は着信を切り、目的地へ向かった。


――――――L地区(街中)――――――――


春磨と龍牙はそこへ到着した。すると、数体のデーマとキルが待ち構えていた。


キル「やっぱり来たわね。カイズの坊やとドライキね。」


龍牙「春磨、デーマは俺に任せろ。」


春磨「頼みますよ?そして、キル!貴様だけは・・・貴様は俺の手で絶対に倒す!」


龍牙はドライフォンにドライカードを挿入。ベルトに装着し、変身アプリを起動させた。


春磨はカイズドライバーを腰に巻き付け、スタンダードカードをカードソケットに差し込み、右側のスロットに倒した。


マッ・ジッ・デッ・へ・ン・シ・ン?

デューン!ヘ・ン・シ・ン!ステンバーイ!ヘ・ン・シ・ン!ステンバーイ!・・・


龍牙・春磨「変身!!」


起動OKボタンをタッチした。


メカニカルフォーム・・・メッカメカメカメカニカルフォーム♪


龍牙は仮面ライダードライキに変身した!


春磨はエンターボタンを押した。


ヘ・ン・シ・ン!Start Up!!


そして彼は仮面ライダーカイズに変身した!


カイズ「荒れ狂う本能、止めてみろよ?」


そして、ドライキとデーマ。キルとカイズは戦闘を始めた!



~ドライキVSデーマ達~


ドライキ「ダァ!ソイヤ!ディヤ!」


ドライキのパンチやキックはデーマの腹や頬に命中!


ドライキ「こいつで行くぜ!」


ドライキはフォンにシャイニングカードを挿入。アプリを起動させた。


マッ・ジッ・デッ・シャ・イッ・ニン・グッ?


ドライキ「マジでシャイニング!」


起動OKボタンをタッチした。


シャイニングフォーム・・・シャシャッ!シャシャッ!シャシャッ!シャシャッ!シャッイッニーング♪シャイニングフォーム!


ドライキはシャイニングフォームへフォームチェンジした!


ドライキは背後からシャイニングハンマーを取り出した。


ドライキ「オラオラオラオラァ~!!」


彼はハンマーをブンブン振り回し、デーマの頭やあばらに命中した。


デーマは残り二体となった。そして、シャイニングハンマーを放り投げた。


ドライキ「さぁ、必殺技行くか!」


ドライキはヒッサツアプリを起動させた。


マッ・ジッ・デッ・ヒ・ッ・サ・ツ?


ドライキ「マジで必殺!」


起動OKボタンをタッチした。


O・K! Boost Up! シャイニングプリズミカルエンド!


ドライキ「タァ!」


彼は空高くジャンプした。


ドライキ「シャイニングプリズミカルエンド!!」


彼はキックの体制に入り、急降下した。そして必殺技は見事命中し、爆発四散した!



~カイズVSキル~


カイズはパンチを放ったが、キルにあっさり避けられて逆に蹴りを放たれてしまった。


カイズ「グァァァ!くっ・・・。」


彼は片膝をついて、腹を抑えた。


キル「あんたのそのちっぽけな力で私が倒せるかしら?」


カイズ「いや、ちっぽけな力でも何発も当てれば大きな力になる。今こそ、この力を!」


彼はブレイブドライカードを取り出した。


キル「フッ、新たな力なら見させてもらうわ!」


カイズはブレイブカードをカードソケットに差し込み、右側のスロットに倒した。


ブ・レ・イ・ブ!ステンバーイ!ブ・レ・イ・ブ!ステンバーイ!・・・


カイズ「ブレイブチェンジ!」


そして、エンターボタンを押した!


ブレイブ!ブッ~レ~イ~ブゥゥゥ!!


仮面ライダーカイズは真っ青の体に炎の力が加わり、彼は仮面ライダーブレイブカイズにフォームチェンジした!


カイズ「仮面ライダーブレイブカイズ!!」


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※ここからは仮面ライダーキバ挿入歌「Supernova」を聞きながらお楽しみください。


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キル「色が変わっても同じものを!」


キルはカイズの元へ走って行った。


カイズは仁王立ちのまま、キルの胸元へパンチを放った。


そして、キルは吹っ飛んだ。


カイズ「俺の胸にはブレイブな炎が宿ってる!そんな攻撃なんか効くか!」


彼は背後からブレイブマグナムを取り出した。


そして、キル目がけて数十発撃ちまくった。


キル「ウワァァァァ!!」


そして、カイズは静かにキルの元へ歩み寄り、キックやパンチを放った。


カイズ「ダァ!(直美、俺はお前の笑顔のために戦っていた。だが、これからは世界の平和を守るために戦う。俺のような存在の人を作りたくないために!)」


キル「うわぁァァ!!」


カイズの渾身のキックはキルの腹に命中した!


そして、一定の距離までカイズは離れた。


カイズ「俺はお前のような存在。憎くて仕方がない。だから、俺はお前を倒して成長する。」


ベルトからブレイブカードを取り出し、ブレイブマグナムに挿入した。


ブレイブヒッサツステンバーイ!ブレイブヒッサツステンバーイ!・・・


そして、マグナムにあるシリンダーを勢いよく回した。


Start Up!ブレイブシューティング!


カイズ「俺は・・・大切な人を失う辛さを誰にも味わわせたくない・・・。だから、ここに誓う!俺は戦う。仮面ライダーとして!!」


銃口をキルへ向けた。


カイズ「ブレイブアウトキャスト・・・。ハァァ!!」


ブレイブマグナムから放たれた大量のエネルギー弾はキルに命中!


キル「グゥゥゥゥ・・・私が負けるだなんて。」


ブレイブカイズの渾身の必殺技!”ブレイブアウトキャスト”は見事命中!


そして大爆発四散した!!


カイズ「お前に人間の強さが分かるものか。」


そこへ、ドライキがやってきた。


ドライキ「やったのか。」


カイズ「あぁ。この、ブレイブの力で。」


―――――――翌日 学校 教室――――――――――


龍牙「やったな、春磨。」


春磨「はい、何とかキルを倒せたのでちょっとは気持ちが軽くなりました。」


ユウコ「これで一件落着!カイズもパワーアップだね~♪」


春磨「これからは、僕も本格的に先生のサポートをさせていただきますね。」


龍牙「おぅ!頼んだぜ。仮面ライダーカイズ。」


春磨「はい。仮面ライダードライキ。」


二人は握手を交わした!


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次回、仮面ライダードライキのマジで予告!


ナオコさん「ウイラー・・・。」


ダーク(青年体)「フッ・・・憎しみを使わせてもらいます・・・。」


龍牙「ナオコさんからウイラーが・・・!」


????「永遠に塵となれ、仮面ライダードライキ!!」


ドライキ「グァァァァ!!」


ドライキにまさかの展開が・・・。


次回もマジで楽しんでくれ!


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