先月予告したとおり、ブログを移転することにしました。

このブログ「秋房日記」を始めたのが2007年9月27日。私の31歳の誕生日で、府中の現在の住所に引っ越してちょうど1年の時でした。当初は写真もなく、飲食に限定して書くつもりでしたが、映画や博物館・美術館鑑賞、旅行記などと手が広がり、毎年末恒例の長々とした挨拶なども(笑)。気がつけばこの記事を含めて8年間に書き溜めた記事の数は448本。折を見て読み直したいものです。

移転の理由も以前申し上げたとおり、アメブロの使い勝手の悪さに愛想が尽きたということです。2012年にfacebookをはじめてから、そちらがメインになってしまいました。楽なのでね、投稿が。1ヶ月に1回はブログを更新すると自分に課したルールもやがておろそかになり。もう潮時かなと。

新たなブログは、これも以前申し上げましたが、Bloggerに開設しました。タイトルも同じ「秋房日記」です。すでに十本以上の記事を投稿しています。bloggerがアメブロに比べて特段に使いやすいわけではないのですが(というか、この選定を拙速だったとちょっと後悔している部分も実はありますが)、もはや動き出しています。

人として生を受けたからには、他の種の生物には見られない、我われ人類の随一の文化である「料理」というものを、地理的にも歴史的にも存分に味わいつくしたいものです。そして、それを通して、今後も出会いと別れの物語をつむいでいきたいと思っております。

では読者の皆さん、今までありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
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ブログ移転の予告

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アメブロ、8年間使ってきましたが、ここへ来て使い勝手の悪さに我慢の限界が訪れつつあります。

試みにBloggerを使ってみました。

秋房日記

じつはこちらの方がそれほど使い勝手がよい、ということもないのですが、とにかくアメブロへの不信感が強い。

もう少ししたら本格的に移転するかも。
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立憲主義の相対化に抗う

テーマ:

7/17金曜日の夜、国会前に行った。すると、十数年前の大学時代に政治学を教えていただいた渡辺治先生がスピーチをしていらっしゃった。現実に対する、あの頃と変わらぬ熱量だった。いや、あの夜の方が熱かったかも。

  今回は、何よりもまず立憲主義の危機なのだ。人は、生身の体だけがある状態では、生命・自由・財産といった最低限の権利を保持することすらおぼつかない。 だから、強制力をもつ権力とその発する法を必要とする。しかし、権力はその強制力ゆえに人権を毀損しかねず、だからこそ憲法によってその発現を制限する。

  この立憲主義の考え方は、18世紀の市民革命を通して確立したわけだから(もっとさかのぼることもできるけど)、別に地域的・歴史的に普遍的な考え方では ない。だが、今日の現実の社会の状況には最も有効に機能しているし、今後もそのようにすべき考え方だと思っている。実際、現在の憲法以前に、大日本帝国憲法の段階でもわれわれ日本人はそれを選んだのだ。昭和天皇は、自分が立憲君主であることにどこまでも自覚的であり、張作霖爆殺事件の処理の不手際を厳しく 叱責して当時の田中義一内閣を総辞職に追い込んだ時には、立憲君主として許される範囲を超えるものとして以後強く自制した。

日本政府が憲法を守るべきなのは、それが日本国憲法だからではない。第9条とか、そういう具体的内容を超えて(それはそれで重要だが)、人類の知の歴史的到達点としての立憲主義に、最大限の敬意を持って従うべきだからだ。

  立憲主義なんて中学の公民の教科書にも太字で載っている。今を生きるものの常識であるべき思想なのであって、決して相対化されてはならない。「なるほど、 それも1つの考え方だよね。」などと思われてしまったら、立憲主義によって守られているわれわれの諸権利が、瞬く間に崩壊するだろう。思想とは、単に頭の中だけに存在するものではない。現実に、この身体を、生活を守ってくれるものなのだ。

日本国憲法第99条「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。」このいわゆる憲法擁護義務とい うのは、立憲主義の相対化は許さないという意味なんだろうと思う。もちろん、今時の安保関連法は憲法違反の法律なのだから、成立後は違憲審査にかければよい。が、 ここまであからさまに憲法違反である法案に対しては、国会議員はそもそも自制的であるべきなのだ。

「できる。だからやる。」という判断しかできないのであれば、それはまともに知的な人間と言えるだろうか?「そんなに大げさに考える必要ないんじゃないの?安保関連法が成立したくらいで、人権が脅かされることなんてあるわけないじゃん。」と言う人もいるかもしれない。そういう人には「ホントにそうだといいですね。」とでも申し上げようか。いや、そういう言い方はアレか。

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