私的喫煙日記

      私の日々のパイプ喫煙を記録しています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
      


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全然、煙草と関係のない話題で申し訳ないのだが、「歳をとっても意固地な爺さんにはなりたくないなあ」とつくづく思う。

何かとイライラする事の多い世の中だが、イライラを他に伝播するようにはなりたくない。イライラしている友人がいたら、鎮めてあげるぐらいの度量を持ちたい。

先程、午後10時頃だったか、古い友人から電話があって、久しぶりだねと話し始めた。話題は政治や先だっての衆議院選挙の話など。

途中から相手が何だか怒り出して、どうして怒り出したのか訳もわからない。怒りで話が止まらない。途中から面倒臭くなってしまって、黙って聞いていた。

何に怒られているのかまるで判らなかったのだが、何かが気に障ったのだろう。理由も理解せずに謝るのは失礼な事だと判ってはいたが、取り敢えず謝った。

やはりそれが気に入らないようで、「俺が悪かったという奴は本当に悪かったと思っていない」と言い出した。困った。

「そうだね。確かに何が悪かったのか全くわからない」と正直に応えたら、「もう良い!お前は最低だ!サヨナラ!!本当にサヨナラ!!」と一方的に電話を切られてしまった。

何だか分からないが一人で怒鳴って一人で怒って切ってしまった。狐につままれたような気分である。誰にも相手にされないんだろうな?と思うと可愛相で、電話で愚痴を聞くぐらいはしてあげようと思うのだが、取り敢えず放って置くことにした。冷静になればまたかかってくるだろう。

自分もあんな風に一方的に激昂するような意固地な年寄りになってしまうのだろうか?辛うじてそれを食い止めてくれているのが、パイプのような気がしてならない(上手いこと話題がパイプに繋がったwww)。

その彼は非喫煙者で、それを持ち出すのは些か偏見ではあると自覚しているのだが、心当たりは彼だけではなく、私の周りの数人が、煙草を止めたか、元々煙草を吸わない人で、このような症状を呈する事があった。

非喫煙者とヒステリーを結びつけるのは確かに偏見であるとわきまえてはいる。…と言いながらやはり心のゆとりと煙草を一服、との間には確固たる関連性があるのではないかと思ってしまう。

このまま切れてしまってもあまり残念に思わない相手ではあるのだが、ここはひとつ許して、少し経ったらこちらから電話をしてみよう。あちらからは電話しづらいだろうから。

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歴史上、同調圧力に打ち勝って来たものとは、たったひとりの「叫び」である。 
童話「裸の王様」の最後に登場する、名も無き少年の真実の「叫び」だ。 
その「叫び」は、ひとり、またひとりの魂を揺さぶり、あらたな「叫び」を生んでいく。 
「何故あなたは煙草が毒だと思うのですか?」という問いにある人は言った。「だって煙草の箱に書いてあるじゃないか」 
今や世界の常識として、煙草は人類にとって有害なものである。科学的な議論もとっくに済んだ事になっていて、異論を唱えると精神異常を疑われる。正に多勢に無勢である。 
今後、喫茶店などで一切煙草が吸えなくなる可能性も高い。分煙ではない。完全に締め出されるのだ。全ては「煙草は万人にとって有害であり、この地上から消滅すれば良い」という常識に依るものだ。疑ってさえみない常識に。 
喫煙は依存症という疾病であり、治療には保険が適用される。しかし多くの人がそれほど重篤な禁断症状も無く禁煙に成功している事実から明らかなように、依存性もそれほど高くはない。 
そもそも、煙草ががんやその他疾病と直接的に因果関係にあるという証拠は、何も見つかっていない。煙草と病気との関係は、何一つ証明されていないのである。 
にも関わらず、何故か「煙草は健康を害する」という「常識」が独り歩きをしてしまった。喫煙者までもが、そう信じて疑わず、喫煙しているのである。 
先ず、喫煙の権利を、自由を、声を大にして訴えるのであれば、この根本的な「常識」に異を唱える以外には無いのである。 
煙草は「百害あって一利なし」と言われる。この命題通りなら、喫煙者の行為が「緩やかな自殺」と言われても何ら矛盾しない。煙草を吸う人は「やめられない」から吸っているのであり、本当は吸いたくない。悪魔に吸わされているのだ、と。 
喫煙者の多くは、これを信じている。我が陣営には「正義」が存在しないのだ。これでは初めから負け戦だ。 
だが我々は自明の理として知っているはずではないか。煙草から受けた愉しみを。心の豊かさを。魂の開放を。人生の歓喜を。決して一利なしと言えはしないのではないか? 
まるで死神の象徴のようにイメージされる煙草。だがしかしその地上最悪の魔物である筈の煙草が、現実に我々に与えてくれたものは何か? 
それは安らぎの時間だったり、思慮深さであったり、何かを達成した時には共に歓びを分かち合う良き友であった。物事がうまくいかなかった時、怒りを沈めてくれ愚痴を聞いてくれる良き友ではなかったか? こんなにも善良な友を、まだ悪友呼ばわりするのか? 
喫煙者なら皆知っている。その甚大なる恩恵を。 
今、喫煙文化が人類から消えようとしている今、 
私達はひとりひとり声を大にして叫ばなければならない。 
煙草の無実を。煙草の冤罪を。 
今、人類は大切な友人を失おうとしているのだ。

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昨日は関東パイプオフ会だった。8月は行かなかったし7月は大煙会だったので、2ヶ月ぶりである。

 

D.Sさんが持って来た煙草「キャビーズ・ミクスチャ」を1ボウル分ビニール袋に分けてもらった。ティン・ノートは不思議な香りがした。

 

 

この写真は他から借用してきたもの。はっきりした形のものは少ないが、スパンカットがところどころ目立つ。

ヴァージニアとペリク、Va/Perと言われる葉組み。有名なのはスリーナンズとかで、私が自分ではほとんど買わない種類の煙草だ。分けてもらって吸ってみようと思ったのは、ティン・ノートが異様だったからだ。

缶に鼻を近づけた途端に、着香煙草かと思うぐらい甘い匂いがしたのである。案外新境地の開拓かと思い、家でゆっくり吸うことにした。

 

 

辟易する程の湿り気だったので、スパンカットの部分も充分にほぐし、紙の上で30分ほど乾燥させた。

使用したパイプはアルドールのバンブー(愛称:スイカくんと呼んでいる)。

着火。

 

ウーン、口当たりは悪くない。旨味のあるヴァージニア煙草だ。

酸味はそれほど強くない。葉組みを見るだけではよく判らなかったが、ペリクの割合は案外少なめなのかも知れない。飽きの来ない常喫向きの煙草だろう。

吸い終わり、底の方に固まった葉にしつこく着火していると、サトウキビのような甘みが出て来た。これはちょっと癖になる味わい。

 

ヴァージニアに弱い私だが、これはさほど酔ってしまう事もなく、最後まで快適に灰になった。

国内でも手に入るようなので、今度何かの機会があれば、1缶買ってみようと思った。

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久々にラタキアもの。

柘のカタログには載っていないから、日本では売っていないのだろう。

しかし、何とかならんのかなこの絵は(笑)。誰が描いてるのかな?知り合いの子供にでも描かせているんだろうか?

「なかなか味があって良い絵じゃないか」などと思う人もいるかも知れないが、私としてはもうちょっとどうにかならないものなのだろうか、と思ってしまう。金なんて一切要らないから描いてあげたい。

ロゴもレイアウトも可成りイイ加減な感じだ。フタをするとビューティー(?)の頭が切れてしまうというイイ加減さだ。

 

 

缶の裏側には次のように書かれている。

"Every component in this beautiful Balkan Blend was aged in cakes for a long time, then cut and spun out before aging with the other tobaccos in ribbon form to meld.

McClelland's exclusive double-aging process makes this super rich English-style pipe tobacco unique in the world of blending."

「この美しいバルカン・ブレンドを構成しているあらゆるものは、長い時間ケーキとして熟成し、それから他の煙草とともに熟成する前に、混ぜるためにリボン形に切って紡ぎ出しています。

マクレーランド独自のダブル熟成プロセスによって、ブレンディング界随一の、この超リッチな英国風パイプ煙草が生み出されるのです。」

(注:北大路流山珍による相当イイ加減な意訳)

 

何か判りにくい英語だが、要するに二回熟成しているらしい。Every componentが、aged in cakesなのだとしたら、the other tobaccosはどのタイミングでmeldされているのだろうか?よくわからないが、とにかく何だかウマそうだ。

 

 

それではパッ缶。

ウーン、期待を裏切らないマクレ臭。ティン・ノートはフロッグ・モートンに近い。葉組みはフロッグ・モートンのようなボロボロした感じではなく、わりとしっかりとしている。

フロッグ・モートンは手がベトベトになるのもあり、あまり揉みほぐさずに詰めているが、これもそれほどほぐさないで詰められそうだ。

 

 

使用するパイプは、メシャムのチャーチワーデン。マウスピースの掃除が面倒なのでたまにしか使わないが、マクレのラタキアとは相性が良いパイプである。

ふんわりと詰めて、早速着火。

 

 

なるほどなるほど。確かに深い。二段熟カレーならぬ二段熟マクレーという感じだ。

味音痴なのであまり精緻なテイスティングは出来ない(笑)が、吸ってみるとフロッグ・モートンというよりもローズ・オブ・ラタキアに近い感じだ。

ただし奥行きはずっと深く、単調ではない。軽さやスムーズさはフロッグ・モートンに近いが、着香っぽさは弱く、ラタキアも少し深めで、オリエントやヴァージニアとのハーモニーも複雑で、ちょっと硬質なブレンドである。

 

中身を味わってみると重ね重ね残念なのは缶のデザインだ。

この魅惑の美人(ビューティー)が、こんなテキトーなんで良い筈がない。

 

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RCM(リバース・キャラバッシュ・メシャム)ブレイクインから3ヶ月経過後の姿である。

 

2ヶ月後の写真と比較してもらえば判るが、全体の印象としてはほぼ変化なしというところである。

ただし、肉眼ではボウル部分がかなり変化している。真っ白な紙と比較すると判るが、全体にベージュ色になっていて、特に後ろ側が濃い。

 

ボウルとシャンクとの継ぎ目付近、くびれの部分も滑らかなグラデーションで色が着き出している。ここが今後の変化のポイントとなるだろう。

 

 

シャンク部分の豹柄模様は更に立体的に浮き出して来た。メシャムの繊維構造が良く見える。未だにスポットの色抜けは発生していない。

 

 

至近距離で見ると実に不思議な模様をしている。

 

 

ボウルトップのシルバーは、写真では良く判らないかも知れないが、側面が青く黒ずんできた。そろそろ金属磨き剤の出番か?

 

 

この3ヶ月で、写真では確認できないが、小さなキズは無数に出来てしまった。作ったコアさんに大変申し訳無い。

かなり慎重に扱って来たつもりなのだが、メシャムというのは本当に知らないうちにキズが出来ているものだ。

 

これからの変化は本当に緩慢になると予想される為、次の報告は半年後、6ヶ月経過の11月頃にする予定。

 

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明日は関東パイプオフだが、仕事が終わりそうもなくて、行けないかも知れない。

こんな日記なぞ書かずに、さっさと仕事を終わらせれば、行けるかも知れない。しかし現実には私はこの日記を書いているのである。

 

ご存知の読者の方もいらっしゃるかも知れないが、6月から2ヶ月、計5回配信したライブ番組「パイプの部屋から」を一旦休止し、考え直す事にした。過去の配信動画はYoutubeにある

 

一番多い時で視聴者は17人。高視聴率を誇る人気番組だったわけだが(笑)、惜しまれつつも一旦休止する事になった。事になったというよりも私がそういう事にしただけなのだが。

取り敢えず、「パイプの部屋から」という名前の番組は29日の配信で終わり。番組名も改めて考え直し、また新番組を再開するつもりではある。

 

では、何故今回、一旦仕切り直そうと思ったかと言うと、いくつかの理由がある。

 

1.毎週土曜日などと無謀な事をやってしまったが、実際には隔週でもストレスが溜まる。

 

2.企画が甘すぎて何をやっているのかさっぱりわからないし、ダラダラゆるすぎて情けなくなる。

 

3.パイプや煙草の話だけじゃなく、もっと色々な話がしたい。

 

4.番組内での画像や発言について秘匿性の高い情報などを管理できない。

 

5.一人暮らしではないので、家の中で配信していると、止むを得ず家族の干渉がある。

 

などなど。

1.については、月に一回が良い感じかな?と考えている。また、決まった曜日や決まった日付けはどうしても難しい。予定は未定でやりたい。

2.は深刻な問題である。そもそも素人が番組っぽく作っているお遊びなので、付き合わされる方はたまったものではないが、鋭意努力し、進化して行く事に期待したい。

3.これはもう私の個人的なワガママである。観て来た映画が非常に面白くて、紹介したいなー、とか、今読んでいる本が凄いので、凄さを話したいなー、とか。2.の問題と背反する問題である。

4.これはもう自由にやりたい。あまり「言っても良いかダメか」を意識していると萎縮してしまい面白くない。批判、非難、何でも来いでやりたいし、そういう姿勢の人と組む事にしたい。

5.家族の理解を得るのは実際非常に難しい。狭い家なので、他の部屋の音は当然聞こえる。私の部屋は特別な防音装置など無いし、生活騒音はそのまま配信されて致し方ない。

 

まあ、このような事を踏まえて、色々と考え、いつになるかわからないが、またライブ番組をやってみたいと思う。

今回、こういう配信が可能だというテストができただけでも、収穫だったと思っている。

 

読者の皆様にも何か面白い企画やアイデアがあれば、どうぞご提案いただきたい。

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吸ったことの無い煙草はまだまだ沢山あって、片っ端から試してみてはキリがなく、かといって他人の助言は好みの問題だからあまり参考にならない。

このハイドパークも、ただ何となく買ってみた。着香だと思って買ってみたらヴァージニアだったという事は私の場合頻繁にあるのだが、これもその1つ。

 

キャベンディッシュは一切使われていない。そう知っていたら買ったかどうか微妙だが、結果としては嫌いな煙草ではなかった。

 

 

プレスした葉を千切りにした所謂フレークカットで、色は全体的に白いというか浅い。

ティンノートは、謳っている通り、仄んのりとメープルシロップとラム酒の香り。確かに着香煙草。

じっくり時間をかけて充分に揉みほぐし、シャグみたいに細かくして詰める。

 

着火してみると、メープルもラムも殆どわからない。ヴァージニアの石鹸臭。ただし、ニコチンは強くなく酔いはしない。しかしながらヴァージニアのヤニっぽさは喉まで来る。

ジュースも出やすい煙草だ。これを味わう時は連投は絶対に禁物。綺麗に掃除してカラッカラに乾燥させたパイプを使わないと、本来の旨さよりもヤニっぽさが勝ってしまう。

 

私はヴァージニアの時はヴァージニア独特の吸い方をしていて、煙を口腔内の奥まで入れず、舌の中ほどまでで止めている。

火が消えそうになるとよく口腔内を喉の方まで広げて強くドローするが、それもヴァージニアの時は控えている。喉が痛くなるからである。

 

その吸い方に切り替えてみると、ヴァージニアだと分かっていて吸うと、存外に着香系らしい華やかな香りだ。ほんの少しだけ煙を鼻孔に通してやると、香ばしいナッツ臭がする。

なかなか気に入った。火持ちも良く、灰も綺麗だ。

 

結論としては買って失敗ではなかった。

オフ会でデイヴィッドさんから貰ったアイリッシュ・フレイクが、私には強すぎて、まだ殆ど減っていないので、これに少しづつブレンドして消化しよう。

おんなじピーターソンだし。

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加湿の為にずっとオアズケになっていたローズ・バドを吸ってみた。

 

 

元々、いつ買っても乾き気味の煙草だったが、さすがに完全にカラカラだったので、軽石に水を含ませてパウチに放り込み、パウチごとタッパーに入れて1週間ほど放置した。

適度な湿り気になっている。

 

さて、8年ぶりの喫煙。

 

フーム。

幸いな事に薔薇の香りもキャベンディッシュの甘味もほとんど飛んでいない。ニコチン濃度はそもそもかなり軽い煙草なので、最初からこんなものだったのだろう。

成る程こんな香りだったか、と記憶が蘇って来た。

 

廃版になってしまったとは、確かに惜しい煙草だ。この独特な風味を、私は他のどんな煙草でも味わった事がない。薔薇の花弁を吸うと身体に毒という事にでもなったのだろうか?結構常喫している人も多かった筈だが、他にも色々いらない煙草がある筈じゃないか!と思うのは私だけだろうか?

 

タバコ・レビューのテイスティングを見ると、さんざんである。これは有名なサイトなので煙草屋が仕入れの基準にしているのだとしたら、とんでもない罪な事だ。

どうか、タバコ・レビューに投稿している僅かな人達だけが、オーソリティーだと思わないで貰いたい。

 

 

届いたばかりの時は、乾燥していてパラパラの黒い葉屑にしか見えなかったが、湿度を与えて葉が開いてくると、見事なカントリーカットが蘇った。

ご覧のように、確かに薔薇の花びららしき赤い物が混じっている。

 

「田舎切り」と訳したら良いのか疑問だが、かなり大まかなざく切りで、シャグ用のグラインダーで細かくしてやると燃焼具合も良くなる。

 

まあ何にせよ、この1パウチを吸い終わったら、まず手に入らないだろう煙草である。

大切に少しづつ吸うようにしよう。

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以前このブログで、新発売したラットレーのアロマティック・コレクションを、6種類全部制覇するような事を約束してしまったので、少しづつでも駒を進めておこうと思う。

前回のタワーブリッジに続いて、今回吸ってみたのは、バッキンガム。何だかこのシリーズはロンドン観光巡りみたいな名前が付いているが、中身とは全然関係が無い気がする(笑)。

 

「加香たばこ。ヒッコリーナッツにバーボンバニラとシナモン。素材はバージニア、バーレー、ブラックキャベンディッシュ。甘さの中にシナモンの爽やかさがあり、常喫できるタイプのたばこ。」

~柘のカタログより

 

 

結論から言おう。

私はこのタバコ、大変気に入った。100グラム缶を買ってしまってどうしようと思っていたが、大正解だった。何度でも吸いたい。何度でも買いたい。恐らく、飽きも来ない。

 

なぜこうもどストライクな感想なのかと言うと、上品だからだ。ラットレーの着香の特徴なのかも知れない。ベタベタの着香という感じが無く、かといって微着香なわけでもない。

しかしその中間でもない。正確に表現するなら、葉の持ち味を活かしたまま着香していて、何層にも味わいに奥行きがあり、奇をてらっているようでいて、基本を守っているからだ。

実に品が言い。マクバレンのハルバーグシリーズよりも高い煙草を吸っているような満足感がある。

 

以前書いたタワーブリッジもそうだった。あちらはフルーツ系。このバッキンガムはバニラ系というだけで、灰になる過程の燃焼具合から見ても、ほぼ使っている葉は同じだと思われる。

トップノートは勿論バニラだが、少しするとナッツのクリーミーな感触が広がってくる。中間ぐらいから先、吸い終わりまでは鼻孔の奥をシナモンが支配する時間差攻撃。

 

1ボウル吸うとまた1ボウル吸いたくなる。珍しく後を引く。かといって決して軽過ぎるわけではない。

久々にお気に入りの煙草を見つけたという感じだ。

着香もの、特にバニラ系が好きな人には強くお薦めする。

 

あとの4つもなかなか楽しみだ。

 

・タワー・ブリッジ

・ロイヤル・アルバート

・ウェストミンスター・アビー

・ユニオン・ジャック

・バッキンガム

・ロンドン・アイ

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缶の絵に惹かれて、何の予備知識も無く買ってしまった煙草である。

 

 

バーレー主体の土臭い着香煙草だ。煙草らしい煙草という印象である。

もっとも、煙草らしいという印象は甚だ個人差のある感想で、喫茶店などで喫んでいても関心を引かない香りと言ったほうがわかりやすいかも知れない。

ナッツ系の仄かな甘味とペリックの酸味がある。バーレーキックはさほど強くないが、しっかりとした重みがある。オトナな煙草という感じだ。

いつもどおりRCMで吸ったが、本当ならこれは、使い古した汚いコーンパイプとか、黒々と曇ってグレインもはっきりしなくなったブライヤーとかで吸うと、雰囲気が出る煙草だ。

缶のデザインと中身の煙草は、往々にしてかなり印象が乖離している場合があるが、この煙草については、このデザインはこの煙草を巧く表現しているように思う。

それにしてもこの缶のデザイン、格好良くないか?

パッケージ・デザインというのは重要だ。

 

via Still Life with Meerschaum
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