症例

 

10代女性 腰痛・股関節痛

 

症状

 

こちらの方は先月初めより腰痛にて他の整体院に通われておられましたが、身体を「ボキボキ!!」とされるタイプの強い矯正治療(?)を受けてから腰痛が悪化し、更に股関節痛も発症。特徴的なのが足を90度近く極端な内股(内旋位)にしないと痛くて歩けなくなり、そちらの先生からは「骨盤の歪みが酷いので毎日来て」と言われ、出来る限り通い詰めたものの一向に治らず整形外科を受診。しかしレントゲン等の検査でも異常は見つからず、電気治療などを受けたもののやはり改善されないということで当院を受診されました。

 

上記の通り股関節以下を極端な内股にしないと痛みが出るという事で、歩行も相当に異様な状態になっており、見た目的にもそのような歩き方を学校などで見せるという事がいじめの標的になりかねないという心配があり、やはり10代の女の子ということで早急に治さなくてはならない状態でした。

 

また、股関節だけでなく、患部側の足の母指が背屈(反りかえっている)状態で固定されており、下腿前面と側面に本人いわく「気持ちの悪い違和感」みたいなものがあるということでした。

 

 

治療

 

仰向けにて腹部中心に調整

股関節周辺の筋肉の緊張が強く、特に小臀筋と大腿筋膜張筋に激しい圧痛が診られた。

しかし股関節が内旋以外の全方向への動きで痛みが出現する為、患部を動かさず、筋肉と関節の調整をゆっくりと行なった。

骨盤の動作時、安静時での形状や可動性を入念に検査。通常の日常生活では発生しないような歪み方をしており、痛みを誘発しないよう調整しながら軽微な力で矯正。

上部腰椎~胸椎の歪みを調整。

神経終膜の緊張を取る目的で頭蓋骨と頸椎の歪みを調整。

 

 

治療後は腰痛は無くなったが、股関節は他動的にも自動的にも元の位置に戻せるようになったものの、通常位置に戻した時の痛みと違和感の発生は依然としてみられた。しかし、手ごたえ的には翌日以降に回復すると思われた為、初回の治療は直後効果としては完璧ではないものの、次回治療まで様子を見る事とした。

 

当院では通常治療間隔は1週間以上は空けていただく事が多いが、今回は緊急性が高いという判断により、4日後に再来院していただいたところ、来院時から股関節の内旋位が大幅に改善されており「ちょっと内股気味かな」という程度の歩行に変わっていた。当人とご家族の方にお話を聞いたところ、治療日2日後辺りから大幅に改善されてきて今日はかなり楽になったとのこと。その後2回治療を行い、痛みは完全になくなった為、完治となった。

 

当院ではこのように数日経過して効果が出てくる例も多いです。それは当院の手技が「ぐいっと持って行って治す」というよりは「きっかけを与えて患者様の回復力で治してもらう」というスタイルだからというのもあるからです。

 

それに経験上、直後効果が無かったからといって深追いし過ぎると大抵悪い方へ転がりがちです。ですので理論上確信があるときは数日回復を待っていただくことにしております。

 

ブログでもHPでも述べておりますが、治療というのは身体にとって刺激でありますので、これを短期間の内に度々身体に入れるというのは悪化を招く恐れがあります。

「治らないから毎日来て」と言われるままに通院するのではなく、身体の回復具合・傾向を見ながらしっかり計画立てて治療をしてくれる治療院に通われることをお薦めします。

 

また、特に10代の女の子というのは身体も未完成で変化の多い年頃ですので、治療は慎重に行わなければなりません。この年代ではあまり強いスタイルの治療は避けておいた方が今回の様な医療事故もなく安全かと思われます。

 

 

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