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先日の朝食時のこと。
息子が食事している光景をみていて、幼かった頃のことを思い出し、胸が一杯になると共に、『なんて幸せなことだろう~』って、眺めていました
実は、我が家の次男坊。
とってもひどいアレルギーで、生まれてから就学まで『食事療法』をしていました。
ミルクといえば聞こえはいいけど、見た目、匂い、味と三拍子そろった曲者!!
高いお金を出して、取り寄せです。
ミルクを飲ませるたび、申し訳ない思いでいっぱいでした。
食材にいたっては、「どこで手に入れればいいの?」「何を食べさせていいの?」「この子は、本当に成長できるの?」・・・など等。
頭を抱えることが山済み!
米・小麦・大豆・乳製品・油などは当然で、野菜・くだもの・魚・肉・雑穀の一部に至るまで。
食べられるものは、片手で数えられるんじゃないの!?って、思ったくらいです。
その息子、本当によく頑張って治療してくれました。
呼吸困難になったり、全身の湿疹や痒みとの闘い、高熱。
まだアレルギーについて理解も広まっていない頃で、子どもだけで買い物に行ったときには、心無い言葉をあびせられうつむいて帰ってきたりもしました。
そんな中、少しづつ負荷をかけて食べられる食品を増やしていきました。
そんなある日のこと。
彼が『白米』を食べられるようになった最初の日です。
小さな子ども茶碗のご飯を、それはそれは美味しそうに、おかずもなくただただ『白米』だけを、もくもくと食べ続けていました
結局この日は、3杯完食
どれほど美味しかったんだろう~
食べられない時期があったから
頑張ったから
この日の笑顔と喜びに繋がったんだと、しみじみ眺めていました。
そんな頃のことを思い出した朝の光景。
これは、なにも食事に限らなくて
日常の出来事に共通するんだろうな。
私の中で、『感謝』が減って、『当たり前』が増えていないだろうか?
目の前のことに、精一杯取り組んでいるのだろうか?
息子の幼かった頃を思い出しながら、今の自分に問うています。