血管の中には血液が流れています。
①血液は栄養と酸素を送ります。
2つは細胞が生きていくために必要なものです。
そのいっぽう、
②細胞が出したゴミ(代謝物)を回収する
はたらきもしています。
心臓から出ていく血液を流れる血管を動脈、
心臓に戻ってくる血液を流れる血管を静脈
といいますが、今日は動脈について書いていきます。
全身に血液を流す体循環の血管は
心臓の左心室から出てくる
上行大動脈(じょうこうだいどうみゃく)から
はじまります。上行大動脈から、
すぐに冠動脈(かんどうみゃく)が分かれて
冠動脈は心臓にまとわりつくように広がっていきます。
上行大動脈は、そのあと180℃向きを変えて
下行大動脈(かこうだいどうみゃく)になり、
その後、枝分かれして腹部の内臓や足に血液を
送ります。
上に行くから「上行」、下に行くから「下行」。
わかりやすいですね^^
180℃に向きを変えた部分は弓のようになっていて、
大動脈弓(だいどうみゃくきゅう)と呼ばれます。
頭や腕の血管は上行大動脈や大動脈弓から
枝分かれしていきます。
大動脈から枝分かれした血管を
中動脈といい、さらに小動脈、細動脈、
毛細血管(もうさいけっかん)となっていきます。
文字だけでおもしろくないですね(苦笑)
しばらくこういうのが続きそうです^^;