>淡路島で唯一、24時間体制で小児科救急を担ってきた県立淡路病院
>午後10時~午前9時の患者受け入れを取りやめると発表
淡路島の住民は
自らの行動で
小児医療を食いつぶしてしまったようです…。
>「何かあっても頼りにできたのに……。夜間の受け入れ中止は困ります」
…
それは、困るでしょうね。
コンビニがないぐらい困るでしょうね(笑)。
医療がコンビニ化していくことで、
医師はコンビニの店員と化していきます。
でも、
医療系コンビニ店員(笑)は、
人数に限りがあります。
当直と言う名の「夜間勤務」を行い、
労働基準法を違反しているのを
病院は知りつつ
翌日も医師に通常業務をさせています。
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小児救急夜間を休止・・・兵庫・県立淡路病院
2008年3月6日 読売新聞
http://osaka.yomiuri.co.jp/mama/medical/mm20080306kk01.htm
当直医師2人減で 午後10時~午前9時重症患者は対応検討
淡路島で唯一、24時間体制で小児科救急を担ってきた県立淡路病院(兵庫県洲本市)は5日、今月17日から当分の間、午後10時~午前9時の患者受け入れを取りやめると発表した。当直勤務をこなせる医師4人のうち2人が今月末で異動、若手医師5人が着任するが慣れるまで当直は難しく、やむを得ないと判断した。重症患者については、対応できるよう方策を検討するという。
同病院では、新生児集中治療室(NICU)が整備された1994年ごろから小児科での24時間受け入れを実施。昨年、同病院の小児科救急に運ばれた子どもは5219人で、うち平日の夜間(午後10時半~午前9時)は883人いた。
これに対し、当直医師は年々減少。実施当初の6人が2004年度は5人、06年度からは4人になり、神戸大や県立こども病院から当直の応援を得て対応してきた。それでも当直と休日の日直が医師1人あたり月7、8回に及ぶという。
記者会見した淡路病院の藤井康正・管理局長は「ぎりぎりの状態で踏ん張ってきた」とした上で、夜間に受け入れた883人のうち95%の837人は軽症だったと説明。緊急を要しない患者への対応で、重症者に手が回らなくなる恐れも指摘した。
県によると、かつて同様の事態に直面した県立柏原病院(丹波市)では、小児患者の母親らが不急の受診を控えるよう呼びかけ、夜間の救急患者が大幅に減少。県も、理解を求めて啓発を行うという。
淡路病院は、若手医師らが当直をこなせるようになれば夜間の患者受け入れを再開する考えだが、幼い子どもを持ち、重症か軽症かの正確な判断も難しい親たちには、不安の声も。淡路病院の小児科に発熱した女児(1)を連れてきた母親(26)は
「何かあっても頼りにできたのに……。夜間の受け入れ中止は困ります」
と話した。
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島という閉鎖空間ではありますが、
きっと、議員さんは
「緊急時に患者さんを淡路島から搬送しなくてはいけない」
という、現代の医師不足を予言した、
めちゃめちゃ先見の明がある理由で(笑)、
高速道路を作ったのでしょうから、
どんどん道路を使っていただくしかないかと。
>若手医師5人が着任するが慣れるまで当直は難しく
…
これって、
初期臨床研修医のことでしょうか?
淡路島ではいきなり
特攻隊になってしまったようですね。
慣れたら当直させる、
24時間体制に戻す
という事だとしたら…。
研修医による特攻作戦と言う、
恐ろしいことが
全国で起こっています。