ネタ元は
admiralさん
http://ameblo.jp/med/entry-10074032876.html#c10101644383
です。 ありがとうございます。
…こんな新聞タイトル
見たことないですね(笑)。
語彙が無いと言うか、
バカ丸出し、というか
”15病院ダメダメダメダメで女性死亡”
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15病院ダメダメダメダメで女性死亡
スポニチ 2008年02月20日付 紙面記事
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2008/02/20/07.html
東京都小平市の女性(61)が自宅で倒れ、119番を受けた東京消防庁が救急搬送する際「ほかの患者の処置がある」などとして15病院に受け入れを断られた後、容体が急変。通報から約3時間半後に病院で死亡した。
東京消防庁などによると、14日午後5時35分ごろ、女性が自宅で倒れているのを夫が見つけ119番。8分後に救急車が到着し、女性を乗せて病院を探し始めた。救急車到着時、女性は意識があり、呼吸や脈も安定していたという。
かかりつけの病院など15の病院に断られた後、午後7時10分ごろ、いったん昭島市の病院に搬送が決まり向かい始めたが急変。心肺停止状態になったため、救命対応ができる立川市の国立病院機構災害医療センターに変更し運んだが、同センターで午後9時すぎ死亡した。
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…こんなね、
バカなことばかり書いているから
救急に携る医師が
バカらしくなって辞めちゃうんです。
断りたくて断っているのではないこと。
ほかにも救急を受け入れていて、
対応が出来ない状態だったり、
満床だったり、
対応できる専門ではなかったりするのです。
そもそも、
当直医師は”当直”であり
”夜勤”ではありません。
当直は”見回り程度の軽労働”
だけのはずで、賃金も抑えられ、
翌日も通常通りの勤務を強制されています。
そして、がんばって受け入れても
亡くなる方はいらっしゃいます。
なのに、
遺族は”医療ミスだ!!”として
医療裁判に訴えるのです。
現状で、救急をやっていることこそ、
”類まれな善意の心”
だと考えるべきであり、
こんな報道を続けている限り、
日本の救急医療は
マスコミによって
焼け野原になってしまうでしょう。