徹頭徹尾、


「医療費は抑制する」


という厚労省の方針。




>患者一人ひとりの個人情報を集計・分析し、医療費の抑制や診療報酬の改定などに活用する方向で検討に入った。




ということは、


患者さん一人一人


だけではなく、


医師一人一人の個人情報を集計・分析し、医療費の抑制や診療報酬の改定などに活用する方向で検討に入った。



って事ですよね(笑)。


きっと。




ようは、


個別の診療報酬査定の


強力な資料にする、


という事ではないのですか?




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レセプトや健診結果、医療費抑制に活用 厚労省検討
asahi.com 2007年07月25日06時06分
http://www.asahi.com/life/update/0724/TKY200707240612.html


 患者の病名や治療内容が記載された診療報酬明細書(レセプト)や健診結果をもとに、厚生労働省は08年度から、患者一人ひとりの個人情報を集計・分析し、医療費の抑制や診療報酬の改定などに活用する方向で検討に入った。電子化されたレセプト情報を分析し、地域ごとの医療費の傾向や体質によってかかりやすい病気などを把握し、効率的な医療を行う指標とする。ただ、健康情報を含めた詳細な個人情報が本人同意がないまま利用、保存されることに反発も予想される。

 25日から始まる専門家会議で議論し、今年末までに具体的な方針をまとめる。

 レセプトは、医療機関が医療費を健康保険組合などに請求する時に提出する書類。患者が保険で受けたすべての検査や治療が記されている。

 レセプト情報の活用は、電子データで管理されたレセプトをもとに地域別、年齢別、疾病別の医療費データをまとめ、どの病気をどれだけ減らせば医療費が削減できるのかなどを分析。国と各都道府県が08年度から始める医療費適正化計画に反映させる。2年に1度ある診療報酬改定のための実態調査も、個別の治療行為ごとのコストをより的確に把握できるという。

 また、レセプト情報だけでなく08年度から40~74歳の全国民を対象に実施される「特定健康診査」の結果の集計・分析も想定。腹囲、血中脂質、血圧、血糖値などのデータを元にメタボリック症候群とその予備軍を抽出し、喫煙や飲酒、運動の頻度などの生活習慣についても調べる。

 こうした個人の健診結果と、その人が受けた治療行為を示すレセプトを突き合わせ、長期的な追跡調査を行うことで、体質や生活習慣の違いが、糖尿病や脳血管疾患などの生活習慣病にどれだけ影響し、医療費の伸びにつながっているのかなど、詳細な疫学的研究を行うことも検討する。

 また、民間の研究機関などにもレセプトや健診の情報を提供し、調査や分析に役立ててもらうことについても議論する。

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レセプトのオンライン化で


ご高齢医師の


リタイアが進むと思われます。




実際に乗り切ろうと思っている


病院や診療所は


すでに対応しているか


対応する準備を整えているでしょうけど、


対応できない診療所も多くあるはずです。




さらなる医師不足に


拍車がかかり、


個別医師への徹底的な


指導が入りさらに医療費を


抑制させる…。





個人のドクターショッピングも


追跡されるでしょうし、


レセプトオンライン化では


なかなか難しいことになるのでは


ないでしょうか。