「医療のIQ、医療のEQ」


「医師のIQ、医師のEQ」


私の造語なんですが、


マスコミチックに(笑)。




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IQとは、


intelligence quotient 知能指数.
大辞泉より

一方、EQとは、

感情指数,

心の知能指数:IQに対してemotional intelligence(情動の知能)の能力指数をさす言葉.
プログレッシブ英和中辞典より


がそれぞれ定義となっています。


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ここでは、


「医療の知性、医療の感性」


「医師の知性、医師の感性」


という意味にしたいと思います。


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幸せになるなら、


「知性」も「感性」も両方必要ですよね。





我々医師の「幸せ」ってどこにあるのでしょう?


また、


患者さんの「幸せ」ってどこにあるのでしょう?







色々なことを色々な方が言います。


そして、多くの意見は、


「医師は医療IQ」主導型で、「医療EQ」は二の次、


一方、


「患者さんは医療EQ」重視型で、時々「医療IQ」も重視。


という気がします。







本当は、両方ともが必要なんです。


大変な病気で、


医学的な集中治療をしなくてはいけないときに


某宗教にはまって、


結局救命できなかった人もいます。





そして、


我々は「医療IQ」ばかり高く、


「理解できない、馬鹿げた行動」としか


見ていないことが問題だと思います。






「医療のIQ」は我々医療側が最高に強いでしょう。


専門ですし、たいていの人は高校卒業後、


ずーっと「医療IQ」を叩き込まれていますから。






しかし、


時代はEQを求めています。


「医療のEQ」、「医療の感性」は


色々なものを含んでいます。





怪しいものも、非常に不確かなものも。










私は、怪しいことをしろといっているわけではありません。



「医療のIQ、医療のEQ」


を意識してバランスよく得たいのが


患者さんであり、




「医師のIQ、医師のEQ」


はそれに見合っていますか?


という事です。









医師の「幸福論」についても


いずれかきたいと思いますが、


「医師のIQ、医師のEQ」


言い換えると、


「医師の知性、医師の感性」


は大丈夫ですか?







私自身も


自信は無いのですが、


意識しています。


IQとEQ


知性と感性のバランスを。











最後にこの文章を引用したいと思います。







オグ マンディーノ 

この世で一番のメッセージ P.80


「最も潮が引いている瞬間こそが


潮の流れが好転する瞬間である」







医師のネガティブ論があまりに多く、


バランスを欠いてはいませんか?


自分を見つめてみませんか?


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今回の参考文献は以下。


ものすごい重要な本だと思いますが、


いままで紹介する機会がなくて。


今後のトレンドを読み解く上で必読。




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パトリシア・アバディーン, 経沢 香保子
メガトレンド2010




こちらは、以前紹介した本。



「この世で一番のメッセージ」 オグ マンディーノ Og Mandino

http://ameblo.jp/med/entry-10021853199.html


「人生のはしご」


「昨日」

はもう、

本当に人生の指針になっています。


今でも、ほぼ毎日読んでいます。


この話はまた機会があれば…。





オグ マンディーノ, Og Mandino, 住友 進
この世で一番のメッセージ