僻地の産科医さんの


尾鷲に産科医は1人で取り残された。「医師の確保は、見果てぬ夢である」

http://ameblo.jp/med/entry-10025321592.html


でのコメントが非常に注目を浴びています。





枝野幸男衆議院議員

http://www.edano.gr.jp/


の質疑応答に関心が集まっているようです。





大変なご苦労だったと思います。


敬意を表して、タイトルはコメントのものを


そのまま使用させていただきました。




内容も、コメントをそのまま載せていただきます。





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■民主党枝野vs柳沢厚労相(と安倍総理のゆかいな仲間たち)


http://www.shugiintv.go.jp/jp/wmpdyna.asx?deli_id=33330&media_type=wb&lang=j&spkid=153&time=01:09:30.7

見てみました。


10:55 枝野議員 「なぜ産婦人科と外科だけ(医師が)減っているのか?」
  (以下:枝の)「産婦人科の医師は94年から04年の10年間で8%減っている」
13:30 柳沢厚労相「いま手元にH16年の資料しか手元にないが、産科医10594人
    (以下厚労相)(注:H18年6月調査では7873人でしたけれど)
          施設はH17年2933施設ときいている」
16:00 枝野「大阪では4施設を3施設に集約化した。それでも産科は病院を減ら
      さねばならない。それでも都市部でもハイリスクを扱える病院足りない」
17:15 厚労相「産科の医師減少は出生数減少の問題。
        出生数あたりの医師の数は横ばいである」
        (注:H16→H18でそんなに出生数減ったっけ?)
24:00 枝野「なぜ産科と外科だけが減っているか」
24:25 厚労相「産科は出生数が減っているから。外科は専門化しており、
        呼吸器外科や消化器外科などを足すと外科総数はかわらない」(ほんと?)


僻地の産科医 (2007-02-09 23:57:39) [コメント記入欄を表示]
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衆議院中継である


衆議院TV

http://www.shugiintv.go.jp/jp/


から起こしたものだと思われます。





当然のことながら、


まだ国会議事録には載っておりません。


国会会議録検索システム

http://kokkai.ndl.go.jp/





しかしながら、私のPCでは能力不足か、

中継を再生することが出来ません。


誠に持って申し訳ありません。


そこで御提案があります。







提案:みなさんにお願いがあります!




非常に重要な案件だと思われます。



より正確な議事を再現するために、


この記事をもとに、


コメント欄に議事起こしを


していただけないでしょうか?



依頼は、


平成19年2月7日 予算委員会

10時02分開始 枝野幸男 所要時間2時間00分

医療問題、特に産婦人科医問題について質疑応答の記事起こし。

1.議事中、関係ないと思われる発言は

(中略)でばっさり切ってください。


2.現段階では未完成記事であると考えております。

ある程度の段階で、【時限記事】をはずすか、

別に完成記事を作りたいと思います。


3.ブログ記事は6つあります。

お手軽なところからお願いいたします。


4.この映像を基にする。

http://www.shugiintv.go.jp/jp/wmpdyna.asx?deli_id=33330&media_type=wb&lang=j&spkid=153&time=01:09:30.7
(申し訳ありませんが、私は確認しておりませんので

もしもトラブルがあるようでしたら

御連絡下さい)

もちろん、有志の方がお暇なときに

お願いいたします。

私も参加できるよう頑張りたいと思います。



福島県産婦人科医の不当逮捕事件

の応援にもなるかも知れません。


我々医療関係者のの関心の高さが、


次のステップへつながるのではないでしょうか?



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議事の詳細は、以下のとおり。


現在、皆さんの御努力で作成中です。


ほんとうに、本当にありがとうございます。



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■ゆかいな仲間たち出演者

http://www.shugiintv.go.jp/jp/
開会日:平成19年2月7日 (水)
会議名:予算委員会
収録時間:7時間 10分
発言者一覧
説明・質疑者等(発言順): 開始時間 所要時間
 金子一義(予算委員長) 9時 00分 01分
 猪口邦子(自由民主党) 9時 01分 40分
 斉藤鉄夫(公明党) 9時 41分 21分
 枝野幸男(民主党・無所属クラブ) 10時 02分 2時間 00分
 金子一義(予算委員長) 13時 00分 01分
 高井美穂(民主党・無所属クラブ) 13時 00分 1時間 01分
 川内博史(民主党・無所属クラブ) 14時 01分 1時間 10分
 小宮山洋子(民主党・無所属クラブ) 15時 11分 1時間 51分
答弁者等
大臣等(建制順)
 安倍晋三(内閣総理大臣)
 長勢甚遠(法務大臣)
 伊吹文明(文部科学大臣)
 柳澤伯夫(厚生労働大臣)
 甘利明(経済産業大臣)
 高市早苗(沖縄及び北方対策担当大臣 科学技術政策担当大臣 イノベーション担当大臣 少子化・男女共同参画担当大臣 食品安全担当大臣)


麻酔科医 (2007-02-10 21:41:02) [コメント記入欄を表示]

■ありがとうございます!ちょこちょこ参加です。

始めの10分程度は柳沢発言へのいろいろ質問で略です。

10:19(枝野)まずこどもをうみたいと思っている人が子供を安心して産むためには産科医療・周産期医療がしっかりとしていなければいけません。ところが日本では医師全体の数は伸びてはおりますが、私が公表されている統計データーで把握をできている厚生労働省の04年度の調査で、えー減っているのは、産科と産婦人科と外科だけであって、たとえば94年から04年までの10年間で産婦人科の医師は8%ダウンをしている。とこういう統計になっております。もしそのもの情勢わかっておれば厚生労働大臣お願いします。 (11:20 柳沢)えーまぁあのあとおいおい○○委員からご質問がありますのであとから答えさせていただきますが、いま委員の私もまさしくそのとおりだと、思います。あえて申し上げさせていただきますならさる12月25日に人口の問題に関連して、合計特殊出生率1.39を目標にしたそういうまぁ政策をたてたらどうかというご質問を委員から伺いました。そのとき私は、そういうことは適切ではないと思うと、というのは結婚をする、子供をうむというのは、まさに個人の自由に属する問題であって、我々の国は、そういった自由の意思の複合体としてつくられているという風に自分は考えるからだということを、申させていただいたんです。これは付け焼刃で申したのではなくって私はその前にまぁちょっと遠い話ではありますが、昭和53年大平内閣がスタートするときに家庭基盤強化ということをタイトルに歌った政策を打ち出しました。あのときに随分議論がありました。家庭生活そのものをとりあげることではないかという議論もあった一方で、家庭に政治が入り込むことはよくない。

僻地の産科医 (2007-02-10 22:44:03) [コメント記入欄を表示]

■続き

せいぜい政治がやりうることは家庭基盤の制度なんだ。そこにとどまって頑張るべきなんだ。そういう議論が対立いたしまして、最終的に家庭基盤の整備ということが政策目標のなったとそういういきさつを私もよく承知し記憶もありますのでそのような観点から発言をしたということであります。(13:20)さて産婦人科のお医者さんの数ということでございますが、さて産婦人科のお医者さまの数は、H16のものしかございませんが、産科または産婦人科を主科とするお医者さんの数は10592人 分娩を実施した施設の総数は2933人ときいています。
(14:00 )枝野「(略)いま数値をだしていただきましたが、今、現実リスクのある妊娠(略)リスクの高い妊娠。分娩を扱える病院が明らかに急激に大幅に減っている。これは大阪の例でありますが大阪市が4つある市立病院を3つ再編しましてそれでも病院をへらさないといけないところへきていて、人口減少の地域ははもちろんのこと都会でもリスクのある分娩出産を扱える産科の医師が減っている。という状況が背景にあるといわれている。この現状認識は厚生労働大臣にしたらお認めになりますか。(16;32)
僻地の産科医 (2007-02-10 22:45:03) [コメント記入欄を表示]

■続き つかれた

(16:44柳沢)医師の数が医療の需要とどのようにマッチするかということは我々にとっては重要な課題でございます。いうまでもないことでございます。まぁ特に今先生がご指摘になられたような産科の医師の場合は出生数の減少というようなことで、実は総数としても減っているわけではありますが、出生数辺りの医師の数が減っているわけではない。だいたい横ばい状態。(17:29)ということは、そういうことを行政としてやればいいかということですが、やっぱりこれはネットワーク化というか、拠点病院を指定してですね。あとは診療所を含めてネットワーク化してリスクの発生した医療については早急に拠点病院に搬送して、こういう体制をつくるのが大事であるとなっていまして、現在周産期と周産期医療ネットワークというようなものを構成しつつ拠点病院もしっかりと整備しつつあることによって、こういうある種の効率化というか効率化というと経済的みたいですが、医療の安全性を高めながらという方向性での医療を構築しております。(18:30)

僻地のぼろぼろ産科医 (2007-02-10 23:05:22) [コメント記入欄を表示]

■続き

(18:40枝野)そういう答弁は、あきらかに現場のみなさんとずれているんではないか、と思うんですね。たしかにですね、その拠点化をしなければならないという部分もあるかもしれない。しかし先ほども申しましたけれど、出産はもともとリスクがあるとわかっている場合もありますけれど、実際に出産分娩に入って、あら急に破水ってこともあるわけでして、その場合にたとえば拠点化をして結果として身近な診療所は

僻地の産科医 (2007-02-10 23:10:52) [コメント記入欄を表示]

■続き

(18:40枝野)そういう答弁は、あきらかに現場のみなさんとずれているんではないか、と思うんですね。たしかにですね、その拠点化をしなければならないという部分もあるかもしれない。しかし先ほども申しましたけれど、出産はもともとリスクがあるとわかっている場合もありますけれど、実際に出産分娩に入って、あら急に破水ってこともあるわけでして、その場合にたとえば拠点化をして結果として身近な診療所は

僻地の産科医 (2007-02-10 23:10:52) [コメント記入欄を表示]

■ありがとうございます。もうあとこれで終えます

19:32 病院は車で十分です。そういう拠点化だったらわかりますよ。ところが現実におこっていることは島からリスクのある出産は扱える産科の医師・病院がなくなる、車で何時間も行かないといけない、実際に出産・分娩のときというのは妊婦の方だけではなくてですね、うまれた跡のお子さんのことだとか、いろんなことを考えると、配偶者である男性とか、おじいちゃんおばあちゃんとか家族とかみんな家族ぐるみでのプロセスであるわけですよね。そのときに何かあったときには救急車で二時間、たとえば都市部においてはギャクにみんな満床でそんなリスクの高い患者を運び込まれても、受けられないよって。関西でありましたよね?それで出欠死をされた妊婦さん。そういうのがつぎつぎにおこっている。だけど拠点化だから仕方ないんだ。ということで、本当に安心して生める育てることのできる社会づくりをしているとゆうことになるんでしょうか?私はまったく逆の方向に行っているんじゃと、妊婦のみなさんには健康だけではなく心理的なことも親身になってくださる医師のみなさんや助産師の皆さんが必要である。普段はこっちの病院で、いざとなったらあっちの病院行くからといって果たして実際にさぁ子供を生み育てましょうというこういうときに安心になれるでしょうか  (21:37)

僻地の産科医 (2007-02-10 23:26:33) [コメント記入欄を表示]


■これって大変ですね~

(21:37柳沢)枝野委員がご指摘いただいた離島、僻地に関しては格別の措置をいたしておりまして、出産の日が近くになったときには近くに来て宿泊して出産の日を待つ。またその運賃・宿泊費は別途の手当てをいたしております。突然何か起こったから拠点病院にいってそういうことがうまくいくのかとお話をいただきましたが、これは今それぞれの県で医療計画を策定しておりまして、医療提供体制の拠点病院を中核としたネットワーク化もしております。実は先行事例もありまして先般視察に行ってきました。E2システムといって、お医者さんが、病院のお医者さんと診療所のお医者さんが両方とも行き着け、情報が常に交換し合っている。こういうネットワーク化を実現しているところも実はございまして、こういう形で私どもの今の医療体制を安心のものにしていく努力が私には必要であると思いますし、的確に行われることが大切であると考えています。(23:27)

ポリクリ (2007-02-11 02:28:34) [コメント記入欄を表示]

■柳沢君が何を話しているのか良くわからない~

(23:29枝野)別に視点から聞きますと、先ほど私が取り上げました04年度の厚生労働省の調査の時点で医師の数が減っているのは産婦人科と外科だけという結果となっており、この傾向は大きく変わっていないのだろう。なぜ産婦人科と外科だけが減っているのか大臣はご理解されていますか?(23:59)(この間やや間が空く)(24:17柳沢)産科は先ほど来、私も触れたかと思いますが、出生数の減少で医療人数がはっきり低減しているということの反映という風に承知いたしております。外科については一般の外科というとらえ方をすると確かに減少しているのでしょうが、医療の専門化が進捗しておりまして、先生ご承知の通り呼吸器外科、それから、消火器外科。消火器内科もあるし消火器外科もある、呼吸器内科も呼吸器外科もある、そういうものについて、外科という一括りをして統計を取るというようなことをしていない。一般の外科という、つまり外科そのものが縮小しているとは我々考えておりません。(25:24)

ポリクリ (2007-02-11 02:54:37) [コメント記入欄を表示]