あーあ、
とうとう正月ネタを
1月中に消化し切れませんでした。
と言うわけで、年末年始に
もう一冊読んだ本を。
以前からいくつか紹介していた
ローマ人の物語。
ついに15年かかって
完結いたしました。
クリックするとアマゾンに飛びます。
- 塩野 七生
- ローマ人の物語〈15〉ローマ世界の終焉
最終巻は蛮族の血をひくスティリコの活躍と
力をなくした西ローマ帝国の悲劇を描きます。
塩野七生さんは本当に
男を書くのが上手い(笑)。
いやほんとうに、しびれるような
感じがこう、漂ってくるのです。
15年かかって、ここまで書き上げてくれた
塩野七生さんは本当にすごい作家だと思います。
教養としてもいいのですが、
単に読み物として読んでも楽しいと思います。
最初から読んでも良いし、
ハンニバルから読んでも良いし、
カエサルから読んでも良いし、
ネロからでも良いでしょう。
いきなり最終巻はちょっと…ですが。
ネロといえばちょっとだけこれも。
- 安彦 良和
- 我が名はネロ 2 (2)
- 安彦 良和
- 我が名はネロ 1 (1)
ガンダムで有名な
安彦良和さんがマンガとして
暴君ネロを描いています。
ほかの安彦さんのマンガと展開は一緒ですが
お好きな方に。
塩野七生さんの「ローマ人の物語」
ついに書ききられたことに拍手を送りたいと思います。
本当に素晴らしいと思います。