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S.Y.'s Blog

産科、辞めます

http://d.hatena.ne.jp/shy1221/20061211


です。いつも大変お世話になっております。











はっきりと、


このままじゃ「産科はできません」


と言い切って


産科を辞める病院が出てきました。







医療法人オーク会

分娩取り扱い終了のご案内

http://www.oakclinic-group.com/info.html


全文を掲載させていただきます。

(太字、下線は当ブログ管理人による)

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 当院は、2000年の開院から、「産科のオーク」として多くの妊産婦様のご支持をいただいて来ました。しかし残念ながら、2007年3月末をもって、分娩の取り扱いを終了することになりました。これには、次の理由があります。

  1. 厚生労働省看護課長通知によって、看護師による分娩時の内診が禁止されたこと。
  2. 信頼関係のある患者様ばかりではなくなっていること。
  3. 産科医療のシステムが破綻しつつあること。
  1.  日本中の多くの産科施設において、数十年も前から分娩時の内診は産科医の指示によって看護師が行ってきました。法文に明白な規定がないものの、当然に合法の診療行為とされてきました。しかし、平成16年になって、厚生労働省は突然「看護師による内診を禁止する」という通達を出しました。あまりに実状とかけ離れた通達であり、関係団体が再三にわたり撤回を申し入れたにもかかわらず、行政は指導を強行し、刑事事件にまでなっています。


  2.  私どもは、プライベートのクリニックであり、信頼関係の築ける方においで頂きたいと考えています。私ども医師も看護師も、生身の人間です。失敗もしますし、もっと知識や技術を持つ医師や看護師が、他の病医院に大勢おられます。誠意を尽くし、全力を尽くすことだけが、私どもが患者様にお約束できる、唯一のことです。

     しかし、本当なら「よくしてくれた」と言われこそすれ、クレームを受けるいわれがない場合でさえ、「納得いかないから説明せよ」と激しい非難を受けることがあります。以前は、このようなケースは稀でしたが、最近、急増しています。近隣の病医院が産科を閉鎖していく中、仕方なく私どもを受診される方が増えているためだと思います。しかし、このままでは、当院も防衛的対策をとらざるを得ず、私どもの考える、信頼関係を前提とした安全な産科診療のスタイルを続けることが、困難になってきました。


  3.  さらに深刻なことは産科医療のシステムが崩壊しつつあることです。ご存知のとおり、産科医、小児科医の不足で、緊急時の受け入れ先がなくなろうとしています。ここ半年ほどで、緊急搬送の受け入れを次々と拒否され、いくつもの病院に連絡をとらなければならないことが増えています。


  信頼を置いていただいているわけではない方に、何か起これば、刑事、行政罰の科せられる違法状態に置かれたまま、医学的リスクが更に高まっている産科の診療を続けることは、私どもにはできません。

 当院が分娩をやめることで、産科医療システムの崩壊が一層進むことになるかもしれません。しかし、医療機関へのあまりに理不尽な批判、制裁が相次ぐ中、私どもにはこれ以上の努力を続けることができず、苦渋の選択をしました。これまで、当院をご支援いただいてきた皆様には、誠に申し訳ございませんが、ご理解のほどをよろしくお願いします。

 今後、従来からのもう一つの専門分野である不妊治療、特に体外受精、顕微授精に、一層の力を入れることになります。培養ラボラトリーの拡張と設備、人員の増強を行い、体外受精センターを拡充します。入院設備を有することで、切迫流産や不育症の入院治療に対応が可能です。

 また、不妊症の大きな原因となる子宮筋腫や卵巣のう腫などの手術治療には、サージセンター(手術センター)を設置し、さらに積極的に取り組んでいく予定です。

 全身管理のできる重装備の設備と、充実のアメニティを生かし、オーク住吉産婦人科は、高度不妊治療センターとして生まれ変わります。皆様のご理解とご支援を賜りますようにお願い申し上げます。

 もちろん、ご予約の皆様につきましては、最後まで責任をもって診療させていただきます。ただ、上記の点をくれぐれもご理解いただいた上で、当院をお選びいただきますように、お願い申し上げます。予定日超過2週間までは、分娩誘発を行わず自然に経過をみるため、分娩のご予約をお受けできるのは、予定日が3月15日までの患者様となります。

 最後のお一人が無事にご出産を終えられるまで、現在の態勢を維持し、職員一同、全力を尽くす所存ですので、このまま当院でご出産予定の皆様も、どうぞご安心下さい。



医療法人オーク会
オーク住吉産婦人科
院長 中村 嘉孝



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妊婦、患者さんの側からすると


「とんでもない」


というご意見かもしれませんが、





いままで


めちゃくちゃに叩かれてきた医師としては

むしろ


「小気味よい」。



理由に、


厚労省が悪い

患者が悪い

システムが壊された



と言うのも


スッキリって感じです。





現場の医師が悪いのではなく、


政策をやっている国が


そういう政策をしているんです、


という事ですね。


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現在、中央政界では


助産師、看護師の勢力が


医師よりずっと強いようです。





失言の多かった


南野 知恵子参議院議員

(前法務大臣)


も看護師、助産師です。




ウィキペディア 南野 知恵子

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E9%87%8E%E7%9F%A5%E6%83%A0%E5%AD%90


南野 知恵子参議院議員 HP
http://www.c-nohno.com/







近年の政策では、


助産師、看護師>>>医師


といった感じで、


医師の待遇改善より


助産師、看護師の地位向上のための


政策ばかり進んでいます。




そのため


さらに医師が第一線から退く


という悪循環になっています。









いつもお世話になっている、


東京日和@元勤務医の日々

「産婦人科医」が激減する本当の理由

http://blog.m3.com/TL/20060930/3



より転載させていただきます。

(太字、下線は当ブログ管理人による)

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 産科医療に携わる医師と看護サイドには深い溝があるようですが、これが明確になってきたようです。今週号の「週刊文春」には「産婦人科医」が激減する本当の理由-助産師と医師との知られざる暗闇-という記事が3Pにわたり載っていました。

 内容は、昨今の産科不足の原因は医療訴訟とか過労死寸前の勤務のためではなく、産科医が「横浜のH産科の立ち入り以来、いつ警察に踏み込まれるかとびくびくしている」状況であり、廃業するのは行政と大圧力団体のせいだと看破していました。途中から最後まで転載します。






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 議員三人を擁する大圧力団体

「看護協会は二十万人近い会員がいて、傘下の政治団体、日本看護連盟を通じて巨額の政治献金をしている大圧力団体です。議員としても、参院では清水嘉与子議員と、南野知恵子議員、衆院でも阿部俊子議員と三人いて、助産師出身の南野議員は法相もつとめました。


その力は、内部抗争続きですっかり影響力を落としたと言われる日本医師会を完全にしのいでいます。おまけに当局である厚生労働省医政局看護課の課長は、看護師免許を持つ人が就任する技官ポスト。これでは、看護協会・助産師会の意向を受けて厚労省が動いたとかんがえざるをえないでしょう(日本産婦人科医会関係者)」しかし看護協会・助産師会の首長が通ることで、産婦人科医がどんどん廃業していくと、助産師や看護師も働く場所を失うのではないか。

「一時的にはそうですが、出産施設の減少が社会問題化することによって世論の後押しを受け、将来的には、助産師の地位を”助産医”的な存在にまで向上させ、いずれ医師抜き出、助産師だけで出産施設を運営できるようにしようという目論見があると言われています(同前)」

 厚労省医政局看護課の担当者は、看護協会側の意向などは受けていないというものの、その首長は看護協会側とまったく同じ。

「このことについて議論があることは事実ですし、把握もしています。また去年四月から十一月にかけて保助看法についての検討会を催したのですが、内診問題については結論が出ませんでした。しかし、厚労省としては、内診という行為は体の中に指を入れるというリスクのある行為ですから、診療補助とはいえないという認識です。今のところ、産婦人科医会との議論は平行線ですね・・・」

 そんななか、産婦人科医会が厚労省への対立色をさらに強めた、ある”事件”が起きた。ある産婦人科医が匿名を条件に語る。

 「産婦人科医会には、登録した医師しか入れないメーリングリストがあります。堀病院が捜索された日、ある医師がそこに『もう辞めなければと家内と話した』という趣旨の書き込みをした。すると、『mihoka』を名乗る匿名の人物が『うかつなことはかかぬほうが賢明と思われます』という圧力めいた書き込みをしたんです。所属と名前を書き込むのがルールのメーリングリストだったので、不審に思いました」

 そこである医師がメールのIPアドレスを調べたところ、その書き込みは厚労省からなされていることが判明した。また、厚労省医政局看護課には、「みほか」という名前の主査がいることもわかった。

 「彼女はメーリングリスト上で投稿の事実を認めました。厚労省の役人が産婦人科医会のクローズされたメーリングリストを”監視”し、心理的圧力ともいえる書き込みをしていたわけで、産婦人科医たちは騒然となったんです」(同前)


 行政が医師を追いつめる

 ところが、こんな騒動が起きても、当の厚労省はどこ吹く風。「厚生労働省が組織として何かをしたということではありません。個人の問題であると認識しています」(医政局看護課)

 こんなことでは日本産婦人科医会と、厚生労働省、日本看護協会、日本助産師会の対立が解消されるはずもない。

 ある厚労省関係者はこう提案する

「この状態はよくないので、医政局のなかでもなんとかしようという空気はあるのです。例えば、厚労省から助産師の養成所に対して社会人の入学枠をつくってほしいと要望しています。現在、産婦人科で働いている看護師たちに助産師の免許をとってもらおうと思っているんです。また、看護協会などと連携して、助産師の免許をもっているが、産婦人科以外の診療科で働いている看護師を産院などに紹介してもらうネットワークを作ることも考えています」

 たしかに前向きな意見ではあるが、このアイデアは、助産師の数が増えれば違法状態が改善されるというだけで、結局は「内診=助産師」という看護協会側の主張を追認するものではないだろうか。

 今年に入ってからも、新聞などでは産婦人科の閉鎖の増加が報じられているが、主たる原因はこのような産婦人科行政をめぐるストレスによるものだという。こういった対立で、最も迷惑をこうむっているのが妊婦であることは間違いない。

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 かなりよく取材して、医師側の意見もきちんと採り上げてくれていると思います。この通りだと、何やらうごめいている闇の勢力の強さに驚くほかありません。さて、真相はどうなんでしょうかね?


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どうして産科医師が警察、行政に


ここまでひどい扱いを受けるか


というと、



看護協会、看護連盟が


産科を絶滅させたいのです。






つまり現在、


産科崩壊、産科絶滅政策を


指揮しているのは


看護協会、看護連盟


ってことですね。





ゆくゆくは、


助産院の独立を目指す、


という目的のため、


いま商売敵の産科医を


警察を使って殲滅中


という事なんですね。






最近、助産師さんが色々おっしゃっていますが、


これを転載して私のお答えとしたいと思います。


これも

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S.Y.'s Blog

産科、辞めます

http://d.hatena.ne.jp/shy1221/20061211


です。重ね重ねありがとうございます。




助産院が多く出来ると、


マスコミは助産院での自然な分娩を勧める。

助産院は大繁盛

めんどくさい症例、出産後トラブルになった症例を

産婦人科に丸投げ

ますます産婦人科医は困窮し

きっと日本の周産期死亡率は上昇









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 自然というものがどれほど残酷で厳しいものなのか、もっと深く考えるべきである。
アンケート結果をみると、自然なお産を望む一般の方々、中には助産師の方もいるようですが、自然というものを本当に理解しているのでしょうか?
その方たちは自分の子供が風邪をひいたときには、当然のごとく病院を受診させ薬を処方してもらっているでしょう。しかし、これは自然なことですか?弱い個体は淘汰される。これこそが本当の自然ではないでしょうか?

医療というものは、もともと自然に反する形で発展してきたものです。病気になった人の苦しみ、周囲の人々の悲しみを取り去ることを目的として発達してきたものです。周産期医療の発達も同様です。

1950年代の妊産婦死亡率は現在の約30倍も高いものでした。現在と比べると自宅出産が多く、無責任なマスコミが讃える自然なお産が行われていた時代です。お産による妊婦、新生児の死亡、周囲の悲しみをできるだけ減らすことを目的に、産婦人科医師の先達は不眠不休で頑張ってきました。

その結果、自然なお産からは程遠いものになったかも知れませんが、「お産は病気ではない」と勘違いをした発言をする医療関係者がでるほど安全が確保されるようになりました。ですが産婦人科の医療現場で働く人間の実感としては、その[安全]ですら非常に不安定なものです。保障がない、1分先にはどのような悲劇が待っているかわからない不安に怯えながら、出来る限りの万全の体制でお産に臨んでいます。産科を扱う医師が加速度的に減っていき、残された産科医師への負担が急速に大きくなっていく環境で、現場は疲弊しきっています。そして、また産科をやめていく医師が増えていきます。我々に余裕があれば、様々なお産の形に対する要望に応えられるのかも知れません。しかしながら、もうそのような状況ではなくなってきています。

ですから、自然なお産を望む妊婦さん、自然なお産を勧める助産師さんにお願いです。自然の厳しさを理解したうえで自然なお産を選択されるのであれば、どのような結果が待っていようとも最後まで自分たちの責任で行ってください。私自身はどこでお産をしても構わないと思っています。

ただ、どうしようもない状態になってから、産婦人科に放り出すのはやめてください。それに応える余力はもうありません。

【九州/産婦人科医師】

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