2010-12-24 04:15:05

【レビュー】風来のシレン5 フォーチュンタワーと運命のダイス

テーマ:ゲームレビュー

▼どうたぬきのトラウマ▼


不思議のダンジョン 風来のシレン5 フォーチュンタワーと運命のダイス

不思議のダンジョン 風来のシレン5 フォーチュンタワーと運命のダイス

やっほーい!

風来のシレン5 フォーチュンタワーと運命のダイス」やろうぜ!

親父はFPC時代、風来のシレンにドップリとはまってたよねー。

僕はまだ幼かったけど、親父と一緒にプレイした記憶が記憶の片隅に残ってるよ。

・・・でもなぁ・・・結構トラウマなんだよなぁ・・・「風来のシレン」。

・・・あれ?

好きじゃなかったっけ?

鋼鉄親子でゲーム漬け!

好きだったんだが・・・愛を込めて育て続けた武器「どうたぬき+60」が凡ミスで消滅して依頼。

「どうたぬき」のテキスト表示を見るたびに背筋に悪寒が走るようになった。

・・・確かに、それはトラウマになるね。

まぁ、そんなトラウマを克服するのもかねて。早速プレイしてみるか。

ちなみに今作の時系列は、GBソフト「風来のシレンGB2 砂漠の魔城」と、PSPとWiiで発売された「風来のシレン3 からくり屋敷の眠り姫」との間の物語だそうだ。

鋼鉄親子でゲーム漬け!
ゲームボーイで発売された「不思議のダンジョン 風来のシレンGB2 砂漠の魔城」は、とりわけ名作として名高かったよね。
ちなみにシステムその頃の初代から変わらず”不思議ダンジョン”の流れを汲んでいる。
ローグライクRPGってやつ?

ああ。

自分と敵が、ターンごと交互に行動していくシミュレーション要素の強いRPGだ。

次の一手を何にすれば良いのか、どれだけ考えても敵は攻撃してこない。将棋みたいなゲームだな。

・・・でも、そういうと簡単そうに聞こえるけど・・・

難易度は、無茶苦茶高いよね。

ああ。

初期の作品に関してはデモンズソウルもビックリの難易度だ。

死んだら裸一貫。武器も防具もアイテムもお金も、レベルすらも初期化される。元祖鬼畜ゲーだな。

鋼鉄親子でゲーム漬け! ・・・そして、俺は「どうたぬき+60」を・・・。
完全トラウマだね。
まぁ、早速プレイしてみよっか。

う・・・ぎゃーーー!!

ど、どうたぬきーー!!!

なななな・・・なんで、しょっぱなから。究極の不運。

いらねー。どうたぬきいらねー!!

序盤無敵を誇る どうたぬきを敵にぶつけて捨てる人は始めてみたかも・・・。

・・・こりゃ親父がプレイしても、レビューどころか、まともにゲームを進めることすら難しそうだね。


鉄板ゲームの変わらぬ面白さ。


チュンソフトが2010年12月9日にDS向けに発売したローグライクRPG”不思議のダンジョン”シリーズ最新作がが本作「風来のシレン5 フォーチュンタワーと運命のダイス」。チュンソフトがパブリッシャーに復帰したてはじめとなる、ファーストリリース作品となっている。

シリーズの位置づけとしては、「風来のシレンGB2」と「風来のシレン3」との間にあたる時間軸


ストーリーはシンプルで、誰もが入ることができるような大きな入り口になっている。

シンプルであまりしゃべらないキャラクターながら、彼らのセリフはどことなくに奥深さを秘めている。

シナリオはテンポ良く進むので好印象を受けるのだが、今までとは少し違った手触りのストーリーに仕上がっているのは賛否が分かれるところ。

特出すべきはキャラクターの完成度の高さ。ふわふわした存在感のキャラクターがおらず、どれもキャラがしっかりと立っている。地に足着いたバランスのよいキャラクターをシナリオで上手に書き分けていて、チュンソフトらしい仕上がりとなっている。


グラフィックは統一感があり、非常によい印象を受ける。

徹底的に描き込まれた温もりのあるドット絵で、キレのあるメリハリのある動きをするキャラクターは、ドット絵ならでは。

また、世界観や色合いが和のテイストに統一されているのも好印象を受けた。

キャラクターは敵味方共に可愛らしくデザインされており、ちょっと醜いビジュアルのキャラクターも、なぜか愛着が沸いてくる。

見覚えのある、前作までの敵キャラクターが沢山登場してくれるのもファンにとっては嬉しい仕様。敵キャラは、相当な数が登場する。


音楽のクオリティはかなり高い

初代「風来のシレン」など、シリーズの音楽を作り続けていた、すぎやまこういち さんが今回初めて作曲を担当していない。今回作曲を担当したのは、共に風来のシレンの音楽を守り続けた、すぎやまこういち さん弟子にあたる松尾早人さんになる。

しかしながら、たとえ担当は代われど シリーズ音楽の世界観は忠実に守られていて、非常に高いクオリティで保たれている。

耳に残るメロディラインと、躍動感はありながら飽きの来ない音楽は、ローグライクRPGというジャンルにぴったり。

今作は、ほとんどが書き下ろしの楽曲となっており、初回特典となる作中の音楽が聴けるCDはファンならば絶対に手に入れておきたい逸品となっている。


操作性は極めて良い

アイテムメニューなど、若干直感的ではない操作性や、覚えなければいけない操作があるものの、基本は分かりやすく、DSで操作しやすいように出来ている。
操作性の細かな部分まで徹底的にブラッシュアップされており、操作のしやすさは文句の付け所がなくシリーズ随一の完成度。

ちなみにロード時間はほとんどないが、セーブ時間は若干長めとなっている。


オリジナリティは高くはないものの、”5”から新搭載された機能は確かに楽しい

特に新種道具という、アイテム合成の新しいシステムはシレンのシステムにベストマッチしている。しかしながらすれ違い通信によって真価を発揮するこの機能は、中盤以降からしか使えないというとっつきの悪さで、使用するコツが分かるのが比較的終盤になってからとなってしまう。若干のブラッシュアップの必要性を感じるものの、この機能は非常に楽しいので、ぜひ次回作では磨き上げた状態のものを搭載して欲しい。

この”新種道具”のほかにもポイントカードシステムや、キャットストーンの収集、通信による協力プレイなど、遊び心ある新要素は搭載されているが、基本のシステムは今までと全く代わっていない

目新しさは少ないものの、システムを徹底的に磨き上げることによって、ピカピカツルツルに仕上げている。シリーズの集大成とも言える作品になった。

総評して、全ての要素において安定して高クオリティな完成度に仕上がっていて、満足度が非常に高い作品

難易度は高いものの、初代から数作品の間続く鬼畜的な難易度に比べれば非常に易しい。とりあえず、エンディングを目指すだけであれば、ライトユーザーでも比較的苦労をせずにクリアーすることが出来る

シリーズ通して、死ぬと途中獲得したアイテムなど問答無用で全部没収されるシステムではあるが、今回も通信プレイなどによって救済される機能が付いている。友達にプレイヤーがいるとかなり難易度は下がるため、この機能は賛否両論。個人的には覆水盆に還らない、人生の縮図のような絶望感が好きだったため、この救済処置はあまり好みではない。しかし時代の流れを考えると良い判断だったようにも思える。
先述したようにエンディングを出すのは簡単なのだが、その先のやり込みに入ると、とたんにボリュームが倍増。ステージ数も多く、非常にやり込み度が高くなっている。それに加えて中毒性も極めて高いのでたちが悪い。やり始めると止まらなくなってしまう。

マクロな部分での文句はほとんどないのだが、唯一気になったのはふざけすぎかな・・・という点。アイテムの名前や説明など、おふざけ要素が散りばめられているのが”風来のシレン”シリーズの特徴だが、今回は少々ふざけすぎな気もする。シュールで強固な世界観の中でのおふざけ要素は笑を誘うが、おふざけ要素が多いと若干しらけてしまう。

本当の意味でユーザーを選ばず、万人ウケするタイトルに仕上がっている。

非常に入り口の広い作品なので、シリーズを今まで1度もプレイしたことのないユーザーにオススメ。

今までのファンも概ね満足できる仕様になっている。

ゲームバランスが非常に良いのが本作の特徴。

6090円という少し強気の値段設定ではあるが確かにその価値はある。シレンブランドの名にふさわしい、完成度の高い逸品。



評価                          .


ストーリー:≪8≫

グラフィック:≪9≫

音楽:≪9≫

操作性:≪8≫

オリジナリティ:≪7≫

満足度:≪9≫

+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+

総合:≪8≫



鋼鉄親子でゲーム漬け!



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コメント

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2 ■>木苺さん

確かに・・・発売までのスパンが短すぎましたよね^^;

6は、もう少し間をおいてから発売してほしいですね><

1 ■無題

シレンは好きですが、5でるの早すぎてついていけませんでしたorz


もし6がでたらその時は買おうと思います

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