2010-02-01 01:01:44

【レビュー】戦場のヴァルキュリア2

テーマ:ゲームレビュー

▼対象年齢は下がったが・・・▼

戦場のヴァルキュリア 2 ガリア王立士官学校/セガ

戦場のヴァルキュリア2」買ってきたぞ。

これは、東京ゲームショウで触って以来、期待してた作品だから楽しみだよ!

でも、前作がPS3だったのに、最新作の”2”はPSPなんだよね・・・

まぁ、開発の人いわく「PS3は本体価格が高くてユーザーに浸透しないと思った」ためにPSPで発売することにしたらしいぞ。

PSPで発売を発表した直後にPS3が1万円値下げしちまって・・・開発の人があまりにも可哀そうだったが・・・

PSPで発売するってことは、ほぼ全て作り変えてるんだよね?

そうだな。

グラフィックはもちろんプログラムも、ほぼ1から作り直しているだろうさ。

恐らく使いまわせるのは、音楽とゲームシステムくらいじゃねぇのか?

でも、このゲームシステムは前作から完成されてるよね。

ああ。このゲームの大きな特徴は2つだな。

水彩画のようなリアルタイムモデリングを実現した”CANVAS”という描写システムと、ターン制でやるTPSのような独特なゲームシステム”BLiTZ”だ。

この2つのシステムがこのゲームの全て・・・って言っても過言じゃないよね。

ああ、そうだな。

この2つのシステムは、前作同様しっかり”2”にも盛り込まれてるそうだぞ。

まぁ、プレイしてみないことには何も始まらねぇよな。

早速プレイしてみようぜ!

・・・キャラクターは、前作と姿も雰囲気もずいぶん違うね。

確かに、初代はいわゆる”草食系男子”+”ツンデレ”だったが、今回の2は”熱血バカ”+”天然娘”の組み合わせだな。

PSPにハードを移したことのよって、中高生ウケするキャラクターにしたのかもな。

グラフィックは前作に遠く及ばないね。

PS3対PSPなんて、相手にならないだろ。比べちゃいけねぇよ。

だがまぁ、他のPSPに比べてもローポリゴンだな。

そうだね。

処理落ちは一切しないけど、その分ポリゴン数が低いね。

セガの底時からを見せてほしかったけど・・・やっぱりCANVASをPSPで再現するのは無理だったみたいだね。

まぁ、ビジュアル的には及ばなかったが、ゲーム性は前作に負けてねぇぞ!

ほら見てみろ!

キャラクターの職種を任意で変更したり進化させることができるようになってる。

これは前作には無かった仕様だな。

ほんとだ!

ジョブチェンジシステムみたいな感じだね。

これは自由度が増す面白いシステムだよ!

   ・

   ・

   ・

・・・相変わらず中盤になると、難易度高いね・・・
見かけによらず硬派なゲームなんだよな。

・・・あ!

しぬ・・・死ぬよ!

えい・・・リセット。

おいおい。確かに前作では死ぬと2度と生き返らなかったが・・・このゲーム、見方が倒されても死なないぞ。

入院して、しばらくすると部隊に戻ってくる。

・・・え!?

無駄に消しちゃったじゃん。

ファイアーエムブレム式は不採用になったの!?

そうだ。

そのおかげで、リセット地獄からは解放されたな。

緊張感は減ったが・・・

・・・というか、勝手にシステムに名前を付けるなよ。

ファイアーエムブレム式って・・・意味わからねぇよ。

ちなみに「まだ行ける!」と自分を過信してユニットを突っ込ませて、イレギュラーの必殺で死ぬことを「ファイアーエムブレムの法則」と言います。

そして、味方ユニットの死ぬ時のコメントを見る前に、迷わずリセットボタンを押す行為を「ファイアーエムブレム症候群」と言います。

分からねぇよ!

・・・まぁ、分かるような気もするが・・・


核はそのままに大幅な仕様変更を断行。その結果・・・

PS3で2008年4月に発売され、PS3ソフトの中でも非常に高評価を得たアクティブシュミレーションRPG「戦場のヴァルキュリア」の続編「戦場のヴァルキュリア2」がPSPで発売
前作で好評だったBLiTZシステムはそのままに、ゲーム全体を大幅に変更した近作。その大幅な変更が吉と出たか凶と出たかが評価のポイントになる。

ストーリーは王道を行くものの、手が込んでいて丁寧に作ってある

前作よりもアドベンチャー要素は非常に強く打ち出されていて、それぞれのキャラクターにイベントが用意。キャラの生い立ちや問題を解決していくことで、キャラクターと触れ合い、結果としてそれぞれのキャラクターが色濃く立っている

ゲーム上で脇役キャラクターとの触れ合いが格段に増えた分、脇役のキャラクターが非常に光って見えるものの、キャラクターのアンバランスさが若干目立つ。前作では義勇軍という物語上、老若男女問わず様々なキャラクターが出現していたが、今回はオジサンやオバサンキャラがいない。出現するキャラクターも子供ばかりで、抱えている問題も”若さゆえの過ち”ばかり。バランスに欠けてしまっている

物語全般では、前作から大きくテーマが変わっている

前作では人種差別や戦争そのもののアンテーゼも多く含まれていたが、今回はその色はずいぶん薄れている。

また、前作では帰る家のない義勇軍が”戦車”をヨリ所として心を一つにしていたが、今作では心のヨリ所が学校にシフトしており、前作からゲームのテーマそのものが大きく変わることになった。

このゲームのテーマの変更は賛否の分かれるところで、前作と比べると子供向けに仕上がってる感じはある。

しかしシナリオは暑苦しくてセリフがキザだが、テンポが良くキャラが立っており、水戸黄門のようで飽きない。

ボイスは少なめ。重要なところは声優が声を当て、セリフを読み上げているが、7割の会話が文章のみの会話になっている。

グラフィックは良くない
PS3の前作と比べると圧倒的に劣化してることは言うまでもないが、同時期に発売されている他のソフトと比べてもあまり見栄えしない出来になっている。
恐らく原因は、前作で採用された水彩画のような見栄えになる”CANVAS”の描写システムが作る世界観をPSPで再現しようとしたことにあり、少々ぬっぺりしたテクスチャとローポリゴンで中途半端な仕上がりになってしまっている。
世界観は統一されているのだが、アクションパートとアドベンチャーパートに色彩のギャップがあり過ぎて少し残念。
アドベンチャーパートのキャラクターの色合いを、もう少し淡い色合いに仕上げていれば、世界観は完璧であった。

音楽は良い

作曲そのものが良く、世界観とマッチしている。

せめてタイトルの音楽だけでも前作の楽曲をアレンジして使ってほしかったが、ゲーム全般音楽はハイクオリティである。

あえて不満を言うなら前作同様、音楽の出力が単調で、もう少しメリハリがあってハリのある音に仕上げてほしかった。


操作性は極めてよい

PSPになってボタン数は少なくなったものの、操作に戸惑いを感じることは少なく、非常に操作がしやすい

銃弾を喰らったときカメラワークが悪く、回避動作をとっているのかどうか確認できない・・・等、細かなところで不満点はあるものの、前作以上の操作性を実現したことは素晴らしい。

アドベンチャーモードでは、3Dを殆んど使わないことにより、UMDからの読み取りを極限まで削減。そのおかげでロード時間はアドベンチャーパートでは殆んどない。

アクションパートに入る際は、1度だけ少し時間のかかるロードが入る。


続編ながら、オリジナリティは非常に高い

前作では、偵察兵が偵察猟兵になるなど一方的、しかも1ランクしか上がらなかった兵種の進化が、今作では格兵種につき2段階、1兵種につき6種類の進化を遂げることができ、合計35種類。キャラクターごとに進化が決められる。

近作ではキャラクターの兵種そのものの移動も可能になっており、ユーザーの自由度が大幅に増した。 このシステムは非常に魅力的で、より自分好みの舞台を作り上げることができる。

あえて、不満点を言うならば、ユーザーの育て方の個性が反映されるようなレベルアップ方法を採用してほしかったが、それはわがまま。近作から非常に良いシステムが採用された。

そのほか、アドベンチャー要素などが強化され、ボリュームや隠し要素が充実した。

アドベンチャー要素では、ユーザーの選択肢なども採用してほしかったが・・・それもわがまま。

前作をプレイした人でも、全く違うゲームとして新鮮な気分で遊べるほど、オリジナリティが高い作品に仕上がった。

地味な仕様だが、ゲームで最も大きい変更の一つて言ってもいいのが”死の概念”である。

前作では一度的に倒された見方キャラクターは”死亡”の扱いになって生き返らなかったが、今作では倒されても”入院”の扱いになって死なない。

ユーザーの対象年齢や、キャラクターが全員子供であることなどから、キャラクターを殺す事に抵抗があった作り手側の配慮は十分にわかるのだが、前作では常にあった死への恐怖の緊張感が今作では全くなくなり、ゲーム全体が軽くなってしまった


総評すると、全体的にデコボコした作品であった。 ゲーム性や操作性などは、非常に丁寧に磨きあげられているものの、グラフィックなどはもう少しブラッシュアップしても良かったと感じられた。

宝石の原石だった前作だが、続編も原石のまま。まだまだ磨き上げる余地のある作品である。

しかし今作は、前作以上に楽しむことに重点の置かれた作品で、さまざまた楽しむ要素がゲーム全般に散りばめられている。

なによりも核となるBLiTZシムテムの秀逸性が光っており、PSPにハードを移してもその面白さは健在。全く新しいゲームジャンルを生み出している。

難易度は高いものの、ゲームバランスは良い

前作プレイ経験者は序盤簡単すぎるかもしれないが、中盤以降は相変わらずハード。やり直し地獄になるが、やり直しは苦にならないのがこのゲームの面白さを物語っている。

シナリオは中高生向けだが、ゲームの難易度はゲーマー向け。どちらのユーザーにも遊んでもらいたい優れた作品。




評価                          .

ストーリー:≪7≫

グラフィック:≪6≫

音楽:≪8≫

操作性:≪8≫

オリジナリティ:≪9≫

満足度:≪8≫

+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+

総合:≪8≫

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コメント

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14 ■>あさん

僕も、どうせだったらPS3でプレイしてみたかったです^_^;
CANVASはPS3でこそ表現表現できる美しさですよね(>_<)

今回は、これだけ売れたので、次回はPS3で発売されるのを楽しみにしてます!

13 ■>ベネさん

ファイアーエムブレムをプレイすると、かならずこの病気にかかりますよね(笑)
僕も、この病気の重傷患者です(笑)

12 ■>Tugumiさん

ほんとうに・・・セガも運が悪いですよね^_^;

でも、おっしゃるとおり、「これはこれでOK」っていう感想は良く解ります(^O^)僕もそんなかんじです(笑)

個人的に、次回はウェルキンのお父さんと、イサラのお父さんの武勇伝のお話が見てみたいですo(^-^)o

11 ■>かろんさん

僕も、売れないんじゃない可とヒヤヒヤしてましたが、前作越えのスマッシュヒットしましたね^_^
心配してたのが馬鹿みたいでした(笑)

ほんとうに・・・なんとか、このシリーズを定番化してほしいですね!

10 ■>豪士(ゴーシ)さん

僕も、その病気にかかってます(笑)

ファイアーエムブレムをプレイすると必ず、この病気にかかりますよね^_^;

9 ■>メルヘン紙屋V2さん

たしかに、主人公ががあそこまで青いと、すこしイライラしますよね^_^;

突然のウェルキン夫妻の登場・・・僕もビックリしました^_^;
ゲーム自体は非の打ち所のない面白い内容ですよね!

序盤から初心者殺しの面が続いて、僕も苦戦しました(笑)

8 ■>シープさん

好みは別れるとは思いますが、面白いゲームだったので、プレイしたら是非感想を聞かせてくださいo(^-^)o

7 ■無題

私も見事に
ファイアーエムブレム症候群です(/ω\)

6 ■無題

PS3の新本体の事を事前に知っていればPS3だったかもしれませんねー

全体的に操作性はあがってますよね

1の重厚的なストーリーも好きでしたが、2もこれはこれで・・という印象です。

次は3で本編 PSPで外伝的な位置づけで展開していただけたらうれしいなと思ってます

5 ■無題

俺的には次回作はPS3に復帰してほしいなぁ。
やっぱりあのCANVASはPS3じゃないと。
その辺はセガさんお願いしますよー楽しみに待ってます。

4 ■無題

僕はプレイしてないのですが…
前作よりも売れ行きは好調っぽいじゃないですか(´ω`*)

最近ではどうにもシリーズが育ちにくいので、あまり無理せず地道にがんばってほしいところですね(´∇`*)

3 ■無題

ファイアーエムブレム症候群!

笑えるし懐かしい^^

2 ■無題

最初は絵はともかく、アバンの「ははっ」がカンに障りましたが慣れました(^ω^)

ゲームシステム自体はやっぱり名作ですよね。
グラフィックやゲームのノリはともかく、前作のキャラの後日談やバトルは好きです。
ウェルキン達が思わぬところで急に出てきたからびっくりしました(^O^)

8月のキーミッションが一番難しかったです…。

1 ■メカマスター様

これ買います♪
なのでレビュー見ないでコメしてますwww

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