【速報】「勇者のくせになまいきだ：3D」・他

▼頭でっかち尻すぼみ▼

	こ・・・これは、怖いくらいです。
	ん？ どうしたんだ？ サイレンでもプレイしてるのか？
	いや。 今日発表されたゲーム情報ですね。 ほとんどがPS3とPSP関係のニュースになっています。
	何が怖いの？
	何が怖いって、足並みのそろえ方ですね。 PS3が値下げされて”ハードが波に乗った”と分かるや否や、便乗して波に乗ろうと、各メーカー一斉に今まで温めていたソフトを発表し始めました。
	今まで、みんな様子見してたんだね。 そもそも今までPS3が波に乗れなかった原因は、ソフトラインナップ数にあったのに・・・ 皮肉なものだね。
	どの業界でも、こんなもんだろ。 で？どんな情報が発表されたんだ？
	一番大きなニュースはやはり、「スターオーシャン4 THE LAST HOPE インターナショナル」がPS３で発売されることでしょうか。
	えええ！ たしか、あれって360で発売されてなかったかしら？
	うん。360の独占タイトルだったよね。 2008年の夏ごろから、ライトユーザーを取り込むために怒涛のRPGラッシュをかけて・・・そのうちの１本がスターオーシャン４だよね。
	2008年8月7日に販売されたバンナムの「テイルズ オブ ヴェスペリア」を筆頭に、9月11日に「インフィニット アンディスカバリー」。11月20日に「ラスト レムナント」。 そして、2009年2月19日に「スターオーシャン 4」が発売された。
	この”大作RPG”４本で、マイクロソフトは日本市場を一気に切り開こうとしました。
	まぁ、結果から言うと失敗だったんだがな。
	何が悪かったのかしら？ 宣伝？ ・・・私、全然知らないタイトルばっかだわ。
	いや。結構宣伝はしてたぜ。 悪かったのはソフトの質だな。 頑張ってお金掛けた割には、パッとしない出来栄えで、海外では特にエラく評価が低かった。
	そんな中でも、バンナムの「テイルズ オブ ヴェスペリア」だけは評価が高かったんだけど・・・
	結局PS3のマルチになっちまったし、マルチとは言えないほどの追加要素を加えちまって・・・ 正直、マイクロソフト側からしてみれば、砂かけて走って逃げられた感じだよな。
	それに加えて、今回の「スターオーシャン 4」のマルチ化・・・ 独占タイトルが次々にマルチ化するのは・・・これはマイクロソフトは苦しいよ・・・ こういう裏切りに近いマルチ化は、好きじゃないなぁ・・・
	でも・・・確かに、マイクロソフトにとっては苦しいかもしれませんが、別にSCEは楽になるわけじゃありませんよね。 問題児を押しつけられた、担任の先生のような気持ちです。
	確かに・・・ 駄作だとわかっていて、わざわざ買うユーザーもいないだろうしな・・・ 買うのは、スターオーシャンのコアなファンか、何も知らないライトユーザーか・・・
	ちなみにこの「スターオーシャン4 THE LAST HOPE インターナショナル」は2010年2月4日に8190円で発売予定だそうです。 一応、様々な点が改良されていはいるようですね。 ちょうど、360発売から１年のスパンですね。
	何か、契約でも切れたのかしら？ なんだか意味深だわ・・・
	俺は、そもそもトライエースのゲームがどうしても好きになれないんだよな・・・
	今は亡き日本テレネット系列の会社だからでしょ？ 日本テレネットの会社は好きなのに、なんでトライエースのゲームは好きになれないの？
	いや・・・俺が日本テレネットの会社が好きなのは、日本テレネットがまともにプレイできないようなゲームを大量に作り出した、驚異の会社であることだからであって・・・ その会社のDNAを受け継いでるのがトライエースだからな。今はずいぶんバグも少なくなって遊べるようになったが・・・
	そういえば、親父ってテイルズスタジオも嫌いだよね。
	あれは、日本テレネットが脱税のために作ったとされる子会社のウルフチームがナムコと喧嘩して負けたときに、人材を吸収したのがテイルズスタジオだからな。
	・・・というか、今テイルズスタジオって、開発ライン何本持ってるんだよ。 同時に３本のラインがフル回転してるって聞きかじったぞ。 そろそろテイルズ　オブ　インフェリアとかいう題名のソフトが出ちまうぞ。
	ダメダメダメ～～～！！！ そんな、フォローできないようなことはギャグでも言っちゃダメ！
	・・・？どういうこと？ 次のゲームの題名がその名前になるの？
	英語できない人は黙ってなさい。
	ちょっと！ 脱線しすぎですよ・・・話を本題に戻しますね！ カプコンから「ラストランカー」というRPGがPSPで発売されるそうです。 開発元はイージーエポック社だそうで、先日お伝えした開発中の未発表新作タイトル（リンク） はこのゲームになるそうです。
	RPG？ PSPでルーキータイトルのRPGが出るんだ。 珍しいね。
	このタイトル凄いんです。物凄い豪華なクリエーター人が勢ぞろいで・・・
・プロデューサー「松川美苗さん」（逆転裁判 蘇る逆転、逆転裁判4） ・ディレクター「新納一哉さん」（世界樹の迷宮、セブンスドラゴン） ・シナリオ「野島一成さん」（FF7、キングダムハーツ） ・キャラクターデザイン「吉川達哉さん」（ブレスオブファイアシリーズ、DMC4） ・コンポーザー「下村陽子さん」（ストII、キングダムハーツシリーズ）
	う・・・嘘だろ・・・おい・・・ どう考えても、カプコンにいるはずない人とか・・・参戦してるぜ・・・
	私でも聞いたことあるタイトルを作ったクリエーターの人ばっかりが並んでるわね。 どんなゲームなの？
	コマンドバトルではなくリアルタイムバトルのRPG。 武器はいろいろカスタマイズできるそうで、世界のほとんどの人間が戦士という設定。最強を目指すRPGになっているそうです。 声優さんの名前には神谷さんや、井上さん。中村さんの名前が挙がっています。
	これは・・・本当にすごいタイトルになりそうだね！ 続報が楽しみ！
	さらに情報はつづきます。 スクエニがPSPで「テグザーNEO」を今年の10月1日に1000円で発売すると発表がありました。PSN配信専用だそうです。 6人まで対戦可能になっているそうですよ。
	おおお！！ スクウェアのファミコン初参入タイトル「テグザー」が復活か！ 懐かしいなぁ・・・
	さらにスクエニは新作アクションアドベンチャーゲーム「NieR Replicant」をPS3で発売することを決定しました。
	「NieR」は、確か360でも発売されるのよね。でもサブタイトルが違うから、それとは別物みたいね。 ・・・というか、さっきからスクエニのニュースばかりね。
	スクエニだけではありませんよ。 コナミからも新作の発表がありました。 PSPで選りすぐりの傑作サクセスモードだけを収録した新作「パワプロ サクセス・レジェンズ」というタイトルが発売されることが判明しました。
	そして、同じくPSPでときめきメモリアルのシリーズ最新作。「ときめきメモリアル4」が発売されることが決定しました。
	「ラブプラス」のヒットの後に「ときメモ」の新作発表か・・・ コナミがどんどんギャルゲーの会社になっちまってるような・・・
	そしてついに、「勇者のくせになまいきだ」のシリーズ最新作（リンク） の情報が明らかになりました！！！ タイトル名は「勇者のくせになまいきだ：3D」！！ ハードはPSPだそうです。
	おおお！！ ・・・っていうか、”：３D”って何？ ３Dグラフィックなの？
	いえ。グラフィックは93%が変化がないようです。 3Dの”D”はダンジョンの”D”だそうで、メインダンジョン、まいにちダンジョン、？？？ダンジョンの3つのモードが楽しめるそうです。
	これは、とにかく続報待ちだな！ 早くスクリーンショットが見てみたいぜ！
	そして、最後のニュースになりますが、昨日お話したPSPで下半期に発売されるガンダムの最新作（リンク） 。 この正体が「機動戦士ガンダム ガンダムVS.ガンダム NEXT PLUS」であることが発表されました。 PSP向けに今年の12月3日に6279円で発売だそうです。
	案の定、親父が否定した「ガンダムVS.ガンダム」の最新作だったんだね。
	俺、否定なんてしてないぞ。
	・・・一日前の会話、見なおしてみなよ。 思いっきり、何の躊躇もなく否定してるから。
	それにしても、今日は本当に情報が多かったわね。
	というか、最初の前半。 ダラダラとスターオーシャンについて熱く語り過ぎたのがいけませんでした。
	物凄い頭でっかちな会話だったね。 最後の方、話を先に進めるために、店長しゃべりまくってたね。
	思わぬところで目立てて良かったな。 店長。

会話中の用語解説 【トライエース】 ヴァルキリープロファイルやスターオーシャンなどを手がけるソフトハウス。ＲＰＧ作品が得意。 とにかくバグが多いことで有名だが、最近では落ち着いている。 親父が好きでない理由は、その生い立ちにあり、日本テレネットから派生した（正確には税金逃れのための分社化）ウルフチームがテイルズを製作中にナムコと喧嘩し、トライエースが独立。残ったメンバーはナムコのテイルズチームに吸収された。 親父が嫌いなのは、この一連のゴタゴタで、「開発者を駒のようにしか見ていない」と常日頃から嘆いている。 【テイルズシリーズ】 ナムコが発売しているＲＰＧ。 自称「３大ＲＰＧ」らしいが、あくまでも自称。今まで１度も100万本に到達していない。 初代「テイルズ オブ ファンタジア」は1995年12月15日に発売され、絶頂期は97年に発売された２作目の「テイルズ オブ デスティニー」で829271本の売り上げを記録。 その後は、どんどん売り上げを下げていっている。 タイトルは、マザーシップタイトルとエスコートタイトルの2種類に分類するという、非常に特異的な販売方法を取る。 【開発ライン】 ゲーム開発会社は、大手になると安定してソフトを供給するために、同時に何作品も開発をしなければならない。 その際、部署ごとに別れ、ゲームを開発することになる。 たいていは”クラス分け”のように、部署が分かれており、その”クラス”で何を作るかは自由。そのクラスを「開発ライン」と呼ぶ。それぞれの開発ラインにはプロデューサーやディレクターがおり、それぞれ独立してゲームを開発している。

今日の要点 -コ・レ・ダ・ケ- ◆PS3「スターオーシャン4」2010年2月4日に8190円◆ ◆PSP「ラストランカー」発売決定◆ ◆PSP「テグザーNEO」10月1日1000円で発売◆ ◆PS3「NieR Replicant」発売決定◆ ◆PSP「パワプロ サクセス・レジェンズ」発売決定◆ ◆PSP「ときめきメモリアル4」発売決定◆ ◆PSP「勇者のくせになまいきだ：3D」発売決定◆ ◆PSP「機動戦士ガンダム ガンダムVS.ガンダム NEXT PLUS」12月3日6279円で発売◆

【親父-俺の独り言-】

いやー・・・ここまでSCE陣営に、ソフトが流れてくるとは思わなかったぜ。

これはいい傾向だが・・・スターオーシャンはいらねぇぞ・・・