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2009-11-18 10:36:55

「あわせて読みたい」(小ネタ)

テーマ:ブログ
今日見たら、肉団子閑居為不善と「あわせて読みたい」にマカオ最新情報 by Green Holidayのリンクが w

ついに辿り着きましたか.....プロフィール欄にはここのURL書いてないんだけどなあ。

自分のサイトの「あわせて読みたい」を見るとどんな人が見に来てくれているかがわかるので面白いね。

2009-11-17 16:37:14

必殺仕分け人に刺客が迫る?文科省がパブリックコメントを募集

テーマ:ブログ
業務仕分けの非情さにTwitterをはじめとするインターネットに悲鳴や怒号が響いた。女子プロレスの極悪同盟にこういう人がいたのではないかと思えるような、舌鋒するどい蓮舫議員の執拗な攻撃は未だに話題にのぼる。しかし、あまりにも冷血なやりかたが、日本人の持つ判官びいきのDNAに火をつけてしまったのかもしれない。

先端分野の研究プロジェクトを次々と葬られた文部科学省が世論を背景に反攻をせんと(プロレスのアナウンス調で)パブリックコメントを募集している。

事業仕分けの中継を見て、身悶えした皆さん、こちらで思いのたけを述べてリベンジを果たしてください。
2009-11-16 12:31:40

世界一をあきらめる日本

テーマ:ブログ
事業仕分けの席上、蓮舫議員が「納税者がトップレベル研究者にお金を払った分、納税者個人にもリターンを貰えないと納得できません!(キリッ)」(#shiwake3 より satromi氏のつぶやきから)と述べた事が話題となっている。

基礎研究というものはそもそも萌芽的なものが多く、まだ役に立つのかよくわからないものを扱うため、今回の事業仕分けでも予算削減の俎上に載せられた。そのこと自体への反発も多くみられたが、404 blog not foundの小飼さんは、とある文系研究者が「博士を使い倒して欲しい」(「仕分け」会議を聞いて勿体ないと思ったことーakoblog@はてな)と他力本願な願望を書いているのをめざとく見つけて、自分で動くことの大切さを「説教」していた(いつも思うのだが、小飼さんは説教の対象を見つけるのがとても上手い。エシュロン並の小言おやじである。)

それはさておき、聡明な学者達が小飼さんに説教を垂れられるほど言われっぱなしでいるわけがない。病理医の榎木英介さんがさっそく民主党と科学技術庁に投書したそうだ。詳細はこちらをご覧頂くとして、その文中で社会に対して説明努力や、国からの補助金や交付金だけでなくもっと他のソースからも研究費を得る努力などを怠ってきたと自己批判する一方で、日本が先進国であることをやめることに繋がると警鐘を鳴らしている。

だが、世界一になることがそんなに大事なのか、というニヒリズムも存在する。Chikirinの日記のエントリー「2009-11-15 いざっ、友愛社会へ 」では、今の政権政党が競争してトップを目指すという世界を一貫して否定していると指摘し、福祉の拡充がまず優先されて、世界での競争に勝って一番を目指すための予算は二の次となったことから、競争主義の終焉を宣言している。

しかし、Chikirinさんや蓮舫議員が気がついていない身近な世界一がある。かつて、日本の医療の質は世界一であるとWHOに認定された(world health report 2000)。こうした世界一は無駄ではないのか。

日本の医療の質を世界一と認めた理由として、日本中津々浦々に病院が整備されており、さらに国民皆保険制度によってきわめて医療アクセスがいいこと、そして医療コストを下げるための仕組みがあって(お医者さんご苦労様です)比較的安価に世界トップレベルの健康寿命や低乳幼児死亡率を達成していることが大きく影響しているとみられる。

世界一達成当時の日本は他国と比べて人口千人あたり病床数や年間外来受診回数は突出して多い。一方で病床百床あたりの看護師や医師の人数は少ないので平均在院日数が多いことが指摘されている。厚生労働省は病院の在院日数の長さや受診回数の多さが医療のムダであるとの考え方から、平均在院日数が減るように年寄を病院から追い出したり、受診回数が増えると再診料を減らすなどの策を講じている。だが、こうしたアクセス性の高さや面倒見の良さが世界一の医療を達成した日本の医療の一部をなしていることは否定できない。

世界一であることを降りるのであれば、医療もまた世界一である必要はないはずだ。日本政府が世界一の借金王であるいま、日本の医療の質は過剰であり、無駄ではないのか。蓮舫は叩く相手をまちがっているのではないだろうか。

ただ、誰がもらいすぎているとか削られすぎているとか喧嘩をするのもあまり建設的ではない。日本の政府の予算規模がその税収や経済規模に対してきわめて過大なものになっている事実は動かしようがなく、我々はそのような事実のもとで協調してうまくやる方法を考えていくしかないのだ。

そのような観点から、赤の女王とお茶を では「基礎科学が種まきだとするなら日本に必要なのは苗を育て収穫しおいしく料理して食卓に届ける仕組みだ」というエントリーで、基礎研究の成果を社会的に活用する仕組みが不在であったと総括し、科学者自身が考えてアイデアを出していく必要性を訴えている。

つまり世界一になろうとすることがムダなのではなく、より効率良く我々の生活を豊かにするような成果を出しているかどうかが重要であると思う。そのためには一般の研究者はその分野が基礎的分野であったとしても、現実の生活にそれがどのように役立ちそうだろうかという問いを常に意識してとりくむべきだし、そういう視点があれば企業ももっとお金を出しやすいだろう。

その延長線上にあって医療もまた、世界一であることが大事なのではなく、より緩和された形で効率良く国民の幸せを実現してくれることが望まれるのだろう。そのためにそれを利用する我々もまた、多少の不便や我慢、あるいは死生観の転換によって、より効率的に医療費が活かされるように協力していくべきなのではないだろうか。

追伸:

今回の仕分けで査定された国産スパコン開発事業に関して、アゴラで西和彦氏が「スーパーコンピューターを復活してほしい - 西 和彦」というエントリーを投稿していた。国産スパコンなど戦艦大和だ、などと池田信夫氏を中心に批判のある国産スパコンだが、それに期待している人もいる。ちょうど病人は手厚い医療福祉を求める一方で、健康な若者が高額な健康保険料や税金の天引きの削減を求めるように....。

スパコンがどれほどこの国に必要なのかどうかは判断できるだけの知識がない肉団子だが、一定年代以上の人の「世界一」に感じる一種の憧憬が、より若い世代に共有されていないのではないだろうか。敗戦の焼け跡からすでに六十五年が経とうとするいま、日本人はもう十分、世界の人々から尊敬も好意も受けているという自信があるからなのかもしれない。

追伸2

今回の仕分けに不満を抱いた方は、こちらでパブリックコメントを募集している。思いのたけをぶつけていただきたい。
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