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おひさしぶりです、そして「拝金」

テーマ:ブログ
2010-08-01 16:46:03
おお、久しぶりのブロゴスフィアだ、やっほー。

Twitterに嵌ってしまい、今日まで浦島太郎になっていました。

今日はTwitterの公式メンテだそうで、つぶやけません。ということで久しぶりにブログに帰ってまいりました。

一時は創作の敵と言った肉団子ですが、だんだん慣れてくると140文字でも結構内容のあるつぶやきができるので重宝しています。管理人のフィルタリングが上手いのか、エロスパムもほとんどないし(日本語のわかるスタッフでもいるのだろうか?)、このままブログやめちゃおうかしらん、とすら思うことも...。

とはいえ、ブログはブログで長所もあり、Twitterだけに頼るのはある意味リスクを負うことでもあります。これからも不定期にぶらぶらとつぶやくように続けていきたいと思います。

さて、堀江貴文ことホリエモン氏の新刊「拝金」を先日読了したのでそのお話を。

表紙を見るとまるでホリエモンとひろゆきが二人して立ってこちらを見上げているような素描風の表紙絵が描かれており、なんとなく脱力な感じ。書店で手にとったとき、チープな装丁は中身の質もそれなりではないかと嫌な予感がしました。

多少ネタバレを交えますので未読の方はここから下はご注意を。

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さて、本編は、ホリエモン自身をモデルにしたとおぼしき青年に、謎の中年男「おっちゃん」が声をかけるところで始まります。まるでシンデレラストーリーのように、おっちゃんがパトロンとなって投資し、ありえないほど磐石な資金支援のおかげをもって主人公はとんとん拍子に事業を成功させていきます。

ただその事業というのがポストペットやGreeをそのままモデルにしたようなチープな設定で、ちょっとガックリしてしまいます。しかし、筆者が現在係争中のライブドア事件をモデルとした部分、特に日枝久会長をモデルとした敵方の総帥との交渉場面などは、筆者が見たものをそのまま描いたとおぼしき緻密さと迫力をもっていて、面白く読めました。他の部分もこのレベルの緻密さで描かれていれば良かったのですが、担当者ももっと文芸作品としての完成度を高めるように堀江氏を叱咤激励するべきでしたね。

その一方で、アイドル歌手やモデル達と遊ぶ"濡れ場"は妙に荒削りで、言ってみれば横山光輝氏の初期作品の女性の胸のような書き方と申しましょうか...セクシーとはとても言いがたい。同様に、セレブになった主人公の食べるものも、グルメを感じさせない。堀江氏の興味の対象は美姫とのとろけるような一時や、同量の黄金と同じ価値を持つ料理の一匙にあるのではなく、その向こうにある成功という二文字を確認する記号のようなものだったのかもしれません。

意地悪な見方をすれば、遊び人なんて言われていたけれど自分は女色やグルメにおぼれていたわけじゃないよ、真面目に仕事をしていたんだ、という言い訳をしているようにも思えます。

「文学」として読もうとすると失望しますが、ところどころに見え隠れする人間堀江貴文の人格を垣間見させる記述を宝探しのようにさがすゲームブックとして読みすすめるのであれば、面白い読み物だと思います。

荒削りの下書きのような原稿をそのまま出版したのも、あえて作者の人格を浮きだたせようとした編集者の企みだったのかもしれません。

最後に、これを読む社長業志願の方にひとことふたこと。

ひとつは、本の内容をうのみにして、技術者のヘンタイ良い子君は睨みつけるだけで支配できるなどと思わないように。この辺りはむしろカーネギー辺りを読んで、正しい方法を学んでほしいです。自分の持たない技能を持った人には三顧の礼でもってのぞむのが正しい態度です。

ふたつめ。「おっちゃん」は現実にいます。しかし、気前のいい投資家だと気を許していたら、いつしか広島弁や河内弁のヤクザな人たちが社内を闊歩しはじめるでしょう。犯罪の片棒をかつがされて刑務所行きになったり、身ぐるみはがれたり、命までとられることもあります。「おっちゃん」には要注意ですよ。





違法ダウンロード蔓延の眉唾

テーマ:ブログ
2010-05-10 06:52:01
産経新聞の記事に違法ダウンロードが激増しているという記事が掲載された。ダウンロード違法化に伴って違法コンテンツの転送量が減り、最近はトラフィックが軽くなったという肉団子の実感と妙に乖離しているなと思ったら、「P2Pとかその辺のお話@はてな」で見事に突っ込まれていた。

産経「違法ダウンロード激増、音楽配信も急ブレーキ」記事がかなり眉唾な件」というエントリーで、違法着うたサイトの数が激減していると指摘、RIAJ調査でも違法ダウンロードに罪の意識を感じているユーザーは確実に増えており、産經新聞の指摘するような「音楽はタダ」という認識は拡大ではなく減少していると思われることなどデータを上げて批判している。

着うたフル対応ケータイの普及が進み、市場が飽和したという指摘もあり、売上の伸びが止まったから違法ダウンロードのせいというのはやはり短絡という気がする。さらに、音楽を楽しむメディアがCDシングルから携帯電話に移行していることや、アルバムよりも単曲のみを購入するケースが増えていることもあるだろう。

だいたいそんなに違法ダウンロードが増えているのならば、転送量が増えてトラフィックはますます重くなっているはずだ。

だが、それ以上に今の子供は忙しいし、カネもない。携帯電話はただ音楽を聞くために使われているのではなく、無料ゲームもあるし、独りでいることを恐れる最近の子供はメールで常に相互に連絡をとりあっていて、社交にも忙しい。一人一台しかない携帯電話で、着うたフルをのんびり聞いている時間は案外少ない。さらに約三分の一のユーザーは有料のコンテンツを利用しないばかりか、最も音楽を聞く10代では半分ぐらいが有料コンテンツを利用しないという調査もある。

しかし、こんなことはJASRACもわかっているはずだ。とぼけた振りをしてボケた主張をすることにどんな利益があるのだろう?むしろこれは最近の児童ポルノを大義名分としたインターネット検閲を推し進めようと言う動きと無関係ではないという気がする。簡単に買収できるマスコミや評論家と違い、インターネットは買収できない。

違法コンテンツを取り締まると称してインターネットを流通するプライバシーを覗き見したり、都合の悪い情報を遮断する魔法の杖を手に入れようとする権力者がその背後にいるのではないだろうか。我々はよく目をこらして、善意を装って自由を制限しようとする言論を吟味する必要があるだろう。

ウォールストリートの落書

テーマ:ブログ
2010-05-01 14:44:48
国民からバッシングの嵐をまともにくらい
金融規制の嵐が吹き荒れているウォール街に
最近、こんなメールが出回っているらしい。

Huffington Post のポスト、"Wall Street Reportedly Circulates Class Warfare Email"によると次のような文面だそうだ。

"We are Wall Street.
我々はウォールストリートだ。
It's our job to make money.
お金を作るのが我々の仕事だ。
Whether it's a commodity, stock, bond, or some hypothetical piece of fake paper, it doesn't matter.
それが商品、株式、債券、あるいは偽論文の仮説のはしくれだったとしても構やしない。
We would trade baseball cards if it were profitable.
我々はもしそれがもうかるならばベースボールカードだって取引しただろう。
I didn't hear America complaining when the market was roaring to 14,000 and everyone's 401k doubled every 3 years.
マーケットがうなりをあげて14,000に迫り、そして皆の401kが三年ごとに倍になっていた時に、アメリカの文句を聞いたことがない。
Just like gambling, its not a problem until you lose.
ちょうど博打のように、それはあなたが負けるまでは問題ではない。
I've never heard of anyone going to Gamblers Anonymous because they won too much in Vegas...
ベガスで勝ちすぎたからギャンブラーズアノニマスに行くという人は聞いたことがない。

"Go ahead and continue to take us down, but you're only going to hurt yourselves.
やるがいい、我々を引きずり降ろし続けろ、しかしお前は自分自身を傷つけようとしているだけだ。
What's going to happen when we can't find jobs on the Street anymore?
我々がこの街でもはや仕事をみつけられなくなったとき、何がおこるだろうか。
Guess what: We're going to take yours.
わかるか、我々はお前のものをいただこうとしている。
We get up at 5am & work till 10pm or later.
我々は午前五時に起きて午後十時かそれよりも遅くまで働く。
We're used to not getting up to pee when we have a position.
我々はポジションを取っているときは小便に立つこともしなかったものだ。
We aren't dinosaurs.
我々は恐竜ではない。
We are smarter and more vicious than that, and we are going to survive.
我々はそれよりもより賢くそしてより性悪だ、そして我々は生き残るつもりだ。"

若干の文章が付け加えられた別バージョン( 1 2 )も存在するが、
だいたいこんな感じのようだ。

日本でも新しい政権に仕分けられ、光輪を剥ぎ取られるエリート達は
こんなおどろおどろしい暗い怒りを胸に秘めているのだろうか。

自公政権のフレームに基づく錬金装置を潰された人も、
復讐を誓っているのだろうか。

おそらく優秀な彼らのことだ、
この程度の災厄で終わりになるほどひ弱ではないし、
こんな脅迫まがいのくだらないメールを送るほど閑でもなかろう...

と信じたい。

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