あけましておめでとうございます☆


どうも、お久しぶりです。


羊飴です。


今年も、よろしくお願いします。


予定としては3月1日に「謎だらけの冒険」の続きを再開予定だけど、どうだろう……。

どうも、大学と母の看病と、投稿用の小説におわれて、ブログ小説がかけません……。


とりあえず、今は卒論と戦ってます。

あと、母もあいかわらず、ねたきりです。

今日も明日も、あさっても看病です。


がんばります。


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小説と全然関係なくてすみません。


この世界に生まれて22年、この国は民主国家だと思っていたが、どうやら違うらしい。

 私は、漫画が好きだ。手塚先生の作品も好きだし、源氏物語も最初に学んだのは漫画だった。今の学部に進学したのも、漫画を見て興味を持ったからだ。

故に、あの条例が可決されたとき、非常に悲しい気持ちになった。何より、条例を反対に、陳情書300件以上(ちなみに反対署名一説によると1015万票)を無視したことが、腹立たしかった。出版社さんや漫画家さんたちとの、十分な討議もなし。

当事者である子供も無視だ。

出版社は、東京都に集中しているため、事実上の表現の自由の規制である。表現の自由の規制は、文化を殺す。条例レベルであっても、十分に出版社側を萎縮させることになる

この条例の怖いところは、今「何が」対象になるのか、わからないことだ。早い話、いくらでも拡大解釈ができることである。


一例として、日本が、人工妊娠中絶大国と揶揄されるのは、巧みに中絶の許される条件(経済的理由)を拡大解釈しているからである。

また、台湾のように、実際に表現規制を行った結果、漫画業界が著しく衰退した事例もある。(補足1966年の台湾にて「漫画審査制度」か可決。これにより、漫画家の自由な発想ができなくなり、台湾漫画は消滅してしまったそうです。で、1980年代になって、日本の漫画の海賊版が出回り、大ブームに。「漫画審査制度」が、1987年に撤廃されますが、もはや漫画文化は、修復不可能なくらいに大ダメージを受けたそうです。日本も二の舞になる可能性も?)

条例に反対する私は、都議会の人間に言わせれば、認知障害者で日本語能力がないそうだ。つまりは、欠陥品と。あいにく私は、異常性欲者で子供の敵、痴漢をされて喜ぶ人間、またはそのような犯罪を行う人間では、断じてない。ただの漫画とアニメが好きなごく普通の人間だ。


子供を守りたいという親の気持ちは痛いほどわかる。だが、漫画やアニメを規制しても、インターネットには「タダ」で見ることのできる有害な映像が溢れかえっている。太陽族「映画」(石原都知事原作の映画)を見た若者が、犯罪行為に走った事実もある。

この条例について、勘違いしている大人が多いのも現状だ(私も人のことをいえないが)。

この条例では、すでにR18になっている漫画・アニメは規制外だ。まだ、子供の手に届く場所にあるものが対象になる。

そして、規定がひどく曖昧だ。ドラゴンボールやワンピースが対象になるのか、否か。なったらで、子供の好きな漫画を奪うことになるし、違うならば、他の暴力シーンがあるため規制の対象になった漫画との違いを明確にしてもらわねばなるまい。

私がひどく不自然に感じたのは、対象がアニメ、漫画になっていること。

例えば「恋空」は、(良くも悪くも)有名なケータイ小説だが、小説の状態では対象にならない。ドラマも映画も、対象にならない。しかし、アニメ化、漫画家されたら、対象になる。こういうことではないだろうか?

二次元を規制する前に、3次元をなんとかしろ!!

私が、悲しくなったのは、条例が施行されてできあがるのは、ただの天下り機関であり、税金の無駄遣いの場であること。そんなことをしている暇とお金があったら、現実の「青少年」を助けなさい。

この条例は、子供を助ける、守る条例では、決してない!!

ちなみに、アメリカなど、漫画への規制を強化することで、逆に犯罪が増えた事例もある。

二次元で我慢していたのが、それが規制されて欲求不満が、三次元へと向かったのだろうか? ガス抜きができなくなって、他に楽しみがなくなったとか?

因果関係はわからないが、増えたのは事実である。

とりあえず、規制が厳しければ、犯罪が少ないというのは、真っ赤な嘘である。

ちなみに、

人口1000人当たりのレイプの件数 (英語なので、注意)
http://www.nationmaster.com/graph/cri_rap_percap-crime-rapes-per-capita

日本は65ヶ国中54位 アメリカ9位

石原さんは、北欧は少ないって言ったけど、そんなことねぇじゃん。

日本のほうが、よっぽど少ないよ(表面化しないというのもありますが)。

犯罪に子供が巻き込まれるデメリットのほうが、大きいような気がしてきた……。

本当に子供を守りたいなら、携帯電話は通話とメールのみで、インターネットは使えないようにすること。ちゃんとした門限を設け、そしてそれを守らせ、夜中に出歩かないようにすること。パソコンを使うのは、先生や親と一緒に行うこと。子供のお金の使い方を、親が掌握すること。学校で、しっかり道徳や倫理の授業をすること。

親も、子供の目にとまるところに、エロ本(要はR18のもの)を置かないこと!

などがあるだろう。漫画やアニメに文句を言うのは、それからである。いずれにせよ、家族の協力が必須だし、条例で決めるより、速攻性があるだろう。

まずは、漫画やアニメに責任転嫁する前に、親が子供に正しい知識を教えることが重要だと思う。親は、子供が最初に出会う人生の先生なのだから。

 以上、乱筆乱文で失礼しました。


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細蟹の宿 二日目 (4)

テーマ:

揚羽の手帳

 気まぐれ訪れた図書室は、なかなか興味深い場所だった。特に、あの地下書庫。あれだけの蔵書量を個人で所有するには、かなりの根気と時間、財力が必要だっただろう。そして、それを管理・維持するのも、かなり骨の折れることに違いない。

 

 今日会った司書夫婦、彼ら自身もなかなか興味深い。

……確かに、寝癖のついたままというのは、世間一般でいえば見苦しいに部類されるだろう。しかし、素体が良いせいか、不思議と可愛いと思ってしまった。

 司書さんは、外見は幼いが、独特の色香があった。特定のことに長けた大人の女性が出すような、熟された色気だ。……私が絶対に出せないものだろう。とにかく、妖しい大和撫子。そんな印象をもった。

 一方、旦那さんの司書補さんは、顔は整っていて、正直かっこいいとは思ったが、どうみても大学生くらいの年齢にしかみえない。どうしても治らない寝癖をおさえるために、銀色のカチューシャを使っているところが、どこか可愛らしい。だが、身長もそこそこあるうえ(少なくても180センチ以上ある)、学生時代は何かしらのスポーツをしていたのでは?と思わせる体格をしていて、外見は、彼のほうが年上に見えた。しかし、言動や仕草を見る限り、内面は司書さんよりだいぶ幼いように思える。

 本を借りたとき、そのことをそれとなく尋ねると、どうやら司書補さんより司書さんのほうがずっと、年上だというのだ。

 もしかして、私より年上ではないだろうか?

 だとしたら、軽々と敬語を使うのをやめたのは、不味かったのではないか?と今更ながら、後悔している。


 ☆ ☆ ☆


 図書室をあとにした揚羽は、昨日回ることができなかった観光スポットへと足を伸ばした。そして、早々と旅館の宿泊券を押し付けた、否、譲ってくれた親族と実家などへのお土産を決め、宅配便で送る手続きをし、その旨を伝えるメールを実家へと送信した。あの長い移動時間を、お土産を抱えて耐えられる自信がないと、判断したためだろう。

 それから、間歇泉を見たり、「健康に良い」という温泉の水を飲み、そのあまりの不味さに噴き出しかけたり(良薬は口に苦し。か)、その口直しに、温泉饅頭の試食をしたりと、それなりに楽しんでいると、時刻はあっという間に夕方となり、町全体が、オレンジ色に染まっていった。


揚羽は、日が完全に落ちる前に、旅館に戻った。そこには、同じように、観光から戻った宿泊客がいた。みな、旅館の案内図と睨めっこしている。どうやら、部屋に行く「最短」の道を探しているらしい。揚羽も、仲居から渡されていたそれを取り出すと、よく確認しながら、自分の泊まっている部屋を目指した。

しかし、気のせいか昨日と道が異なる気がしてならない。


「あれ?」

 案の定、どこかで道順を間違ってしまったらしく、何故か「庭園」に出てしまった。しかも、昨日と通った小川の流れる庭園とは、また違う庭園だ。

(ここは……どこ?それにしても、綺麗な場所ね……)

 すでに日は沈んでいたが、石灯籠に明りが灯っているため、薄暗いが庭園全体を見ることができた。石灯籠の優しい光りと虫の鳴き声が、夜の庭園によくマッチしている。

 そんな場所に、動く影が三つあった。

 目を凝らしてみれば、女性と幼い子供、それと三十代半ばくらいの男性が仲良く散歩している。女性の顔は、揚羽の立ち位置からは見えなかったが、逆に男性のほうは良く見ることができた。まるでモデルのようなすっきりとした体型をしており、立ち振る舞いも、どこか気品があり、優雅だった。顔立ちは、多少女っぽい気もするが、整っているには違いない。ウェーブががった長髪をポニーテールにしているせいか、動くたびに左右に揺れ、それに伴って影も揺らぐ。

よく見れば、この男性は、昨日フロントで部屋の鍵を渡してきた旅館の主人だった。となれば、一緒にいるのは、噂の美人女将とその子供だろう。

 ちょうどいい。道を尋ねよう。そう思い、揚羽が声をかけようとしたときだ。

 女将の体の向きが変わり、全身を見ることができた。そして、揚羽は女将の顔が、午前中に会った司書にそっくりであることに気がついた。しかし、髪型や服装は全く違う。長い髪を簪でとめ、オレンジ色っぽく見える着物(薄暗いので断定できない)を着ている。最大の違いは、膨れた腹だった。お腹をさすりながら、話しかけているのが見える。おそらく、中に子供がいるのだろう。その腹を見る旅館の主人の目は、非常に優しく愛情に満ちている。


(なかなか会えない、美人女将の噂の真相は、女将さんが身篭って、人前に出られないってことか……。噂なんて、そんなもんよね。それより……)


家族団欒の時間を邪魔するわけにはいかない。


 だからといって、このまま彷徨うわけにもいかない。


(お腹空いたなぁ……)

 腹の虫も、飯をよこせと鳴いている。

 揚羽が、下を向き、ため息をついたときだ。

「どうか致しましたか?」

 一人の仲居が、傍を通りかかった。

「実は、迷ってしまって……」

 そう言って、部屋の鍵を見せる。

 仲居は、揚羽の顔を見ると、一瞬驚いた表情を見せた。

「何か?」

 そんなにも、おかしいことだったのだろうか?

「いえ、ご案内致します」

 そう言って、仲居は、道案内を始めた。

 どうやら、揚羽は、自分が泊まっている部屋とは、真逆の方向に進んでいたらしい。それなら、変な顔をされても、納得できた。

 自分の方向音痴っぷりに呆れながら、揚羽は仲居のあとをついていった。本当の理由を、知らぬまま。









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