2008-06-16 19:00:00
クルム伊達「まさかまさかの優勝」
テーマ:スポーツ
「テニス、東京有明国際女子オープン最終日
(15日、東京有明テニスの森公園)
12年ぶりに現役復帰を果たしたクルム伊達公子(37) =エステティックTBC=が復帰4戦目にして、シングルス
初優勝を飾った。秋田史帆(18)=ポッカコーポレーション
=を、6-3、6-2のストレートで下した。今大会は、
シングルスでは1セットも落とさないパーフェクトV。
12年のブランクを感じさせない力強さで“世界の伊達”の
底力を若手に見せ付けた。
◇ ◇ 思い出のいっぱい詰まった有明に新たなメモリアルが 加わった。伊達は表彰式でカップを頭上に高々と掲げると
「まさかまさかの優勝。新たなチャレンジを始めて4大会目で
この場所にいられることを、本当にうれしく思う」と胸を張った。
序盤はサーブトスが太陽と重なり、ダブルフォルトを連発する 場面もあったが、後半に入り集中力を欠いてきた相手のスキを
見逃さず、得意の速攻でたたみかけた。
今大会は賞金総額1万ドル(約108万円)。優勝でも 1568ドル(約17万円)と、賞金的には最下層の大会に
位置する。「37歳で1万ドル大会に勝つとは思わなかった」と
ジョーク交じりに振り返るが「今の私にとって5万ドルも
1万ドルも一緒。テニスができることが楽しい」と笑顔で答えた。
現役時代は世界ランク4位にまで上りつめ「そのころは テニス以外のことはすべて排除して生きてきた」とも告白。
試合に集中するあまり、サインも控え、会見を欠席する
騒動を起こしたこともあった。だが今回は時間が許す限り、
サインを求めるファンに対して笑顔でペンを走らせた。
伊達を変えたもの-。それは「12年のブランクでテニスは たくさんの人が作っているものだとわかった」という感謝の
気持ちだという。特に復帰を後押しした夫ミハエルさんには
「離れていてもいつも一緒に戦ってくれている」と感謝。
またいつも会場に駆けつけてくれ、昨年11月に亡くなった
父・寿一さんにも「今日は父の日。最高のプレゼントになった」と
空を見上げた。感謝とテニスができる喜びが、
伊達の力の源となっていた。
今後は7月の宮崎、帯広での大会出場が決まっている。 今年一番の目標は11月の全日本選手権。
37歳の挑戦はまだまだ続く。
夢のある大人、楽しんでいる大人、格好よい大人、もっと増えないかな!!
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