脳神経外科 ペインクリニックの名医。山本クリニック,世田谷。

脳腫瘍 頭痛 緊張型頭痛・偏頭痛・片頭痛 しびれ感・めまい感・顔面・腰痛・下肢痛・ヘルペスで
苦労されていらっしゃる方は多いものです。
「脳神経外科専門医」の眼から見て相談掲示板によせられた「過去の御相談と御回答」から
御参考になれば何よりです。

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テーマ:
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★アメーバブログ脳神経外科0563

URL:http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/932949269264103.html

★タイトル
生後10ヶ月の男児の慢性硬膜下血腫

★テーマ:
「小児慢性硬膜下血腫」は成人の「慢性硬膜下血腫」とは全く異なる「病態」で御座います。
「頭蓋・脳容積不均衡」

------------------------------






------------------------------

お名前:nori

生後10ヶ月の男児です。

10ヶ月検診で頭囲が大きすぎるため、MRIを撮るよう勧められ、
その結果、慢性硬膜下血腫が見つかりました。

入院し手術は無事終わり、現在退院して普通に生活しています。

慢性硬膜下血腫の手術後のCTの結果、
「それまで血腫のあった場所には
水がたまっている状態ですが、脳の発達とともに、
この隙間もなくなっていきます」との先生のお言葉でした。

このようなことは二度と繰り返させたくないと思っております。

しかしつかまり立ち、つたい歩きの時期で、
ほんの少し目を放した隙に、あっという間に転倒し、
畳などに頭を打ってしまうことがあります。

また、頭を振ったり、イスの背に上半身を打ち付けたりするのが面白いらしく、
いくら止めても時々行ってしまいます。

赤ちゃんは脳と頭蓋骨の間に隙間があると聞きますが、
10ヶ月過ぎのこの子の激しい動きに対して、
術後の大きな隙間はどうなのでしょうか。

どのくらいの衝撃が再び慢性硬膜下血腫を起こさせてしまうのでしょうか。

あのようなつらい入院、手術を二度とさせたくありません。

よろしくお願い致します。

[2004年11月14日 6時23分8秒]

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ペインクリニック 山本クリニック世田谷 東京都

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ご心配なことと存じます。
これはお大変であり御心労もおおきかろうと存じます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「慢性硬膜下血腫」が「片側性」か「両側性」かの御記載が御座いません。
「両側性」と判断させていただきます。

「小児慢性硬膜下血腫」は成人の「慢性硬膜下血腫」とは
全く異なる「病態」で御座います。

元来「cranio-cerebral disproportion」(「頭蓋・脳容積不均衡」)による
「空隙」=「頭蓋骨と「脳表」との間の隙間」があるところに。

お子様に特有な「脳表」から「硬膜」に垂直=90度に張っている
「架橋静脈:かきょうじょうみゃく:
Mittenzweig静脈:ミッテンツバイク静脈」の破損=
出血によって惹起されるもので御座います。

「お受けもちの先生」のご判断なのですが。
簡略な用語で大変素晴らしい「判断」と「お話しの仕方」をされていらっやいます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

下記順を追って御回答致します。

#1
##1
「生後10ヶ月の男児です。

10ヶ月検診で頭囲が大きすぎるため、MRIを撮るよう勧められ、
その結果、慢性硬膜下血腫が見つかりました。

入院し手術は無事終わり、現在退院して普通に生活しています。

慢性硬膜下血腫の手術後のCTの結果、
「それまで血腫のあった場所には
水がたまっている状態ですが、脳の発達とともに、
この隙間もなくなっていきます」との先生のお言葉でした。

このようなことは二度と繰り返させたくないと思っております。

しかしつかまり立ち、つたい歩きの時期で、
ほんの少し目を放した隙に、あっという間に転倒し、
畳などに頭を打ってしまうことがあります。

また、頭を振ったり、イスの背に上半身を打ち付けたりするのが面白いらしく、
いくら止めても時々行ってしまいます。

赤ちゃんは脳と頭蓋骨の間に隙間があると聞きますが、
10ヶ月過ぎのこの子の激しい動きに対して、
術後の大きな隙間はどうなのでしょうか。

どのくらいの衝撃が再び慢性硬膜下血腫を起こさせてしまうのでしょうか。

あのようなつらい入院、手術を二度とさせたくありません。

よろしくお願い致します。」との事です。


#2
##1
「頭囲拡大」から脳MRIにて「慢性硬膜下血腫」が発見されたとの事です。

##2
「頭囲拡大」に至った理由が「慢性硬膜下血腫」に関連があるとすれば
「両側性」であろうと推察致します。

##3
「小児慢性硬膜下血腫」は成人の「慢性硬膜下血腫」とは全く
発生機転が異なるものであることを御銘記下さい。
下記に順を追って御回答致します。

##4
小児には「cranio-cerebral disproportion」(「頭蓋・脳容積不均衡」)という
「頭蓋骨と大脳」(正確には「硬膜」と「脳表」)との間に
「元来」「空隙」が成人より遥かに多いものです。

##5
この「小児特有の「頭蓋骨」と「脳」の容積不均衡」=
「cranio-cerebral disproportion」(「頭蓋・脳容積不均衡」)にたとえ
「微弱な外傷機転」であってもも「血が漏れ出すと」
「小児慢性硬膜下血腫」にいたります。

##6
現在手術後の
「慢性硬膜下血腫の手術後のCTの結果、
「それまで血腫のあった場所には
水がたまっている状態ですが、脳の発達とともに、
この隙間もなくなっていきます」との先生のお言葉でした。」との
「病態」は
「小児慢性硬膜下水腫」或いは
「慢性硬膜下水腫」或いは
「性硬硬膜下液貯留」(chronic subdural fluid collection)という「病態」です。

##7
最初に脳MRIにて「御診断」がついた「小児慢性硬膜下血腫」は
「慢性硬膜下水腫」或いは
「慢性硬膜下液貯留」(chronic subdural fluid collection)から
「血がもれて」「小児慢性硬膜下血腫」に「移行」し
脳MRIにて画像診断がなされたた「病態」と判断致します。


#3
##1
この「慢性硬膜下水腫」或いは
「性硬膜下液貯留」(chronic subdural fluid collection)の「空隙」は成長につれて。
「cranio-cerebral disproportion」(「頭蓋・脳容積不均衡」)が解消されるにつれて。

##2
「空隙」=「頭蓋骨と「脳表」との間の隙間」が「少なくなるにつれて」

##3
「お受けもちの先生」のお言葉どおり
「慢性硬膜下水腫」或いは
「慢性硬膜下液貯留」(chronic subdural fluid collection)の
「病態」は改善されていきます。

##4
それまでは通常は定期的な脳MRI或いは脳CTによる経過観察が必要とされます。

##5
「小児慢性硬膜下血腫」は
お布団の上でパタンと枕の上に
「頭部」をお子様がおとすだけでも「発生」致します。

##6
育ち盛りの「慢性硬膜下水腫」或いは
「慢性硬膜下液貯留」(chronic subdural fluid collection)
お子様をもつご両親にとっては気が休まることがありません。

##7
お気持ちがとてもとてもよくわかります。

##8
そして「慢性硬膜下水腫」或いは
「性硬膜下液貯留」(chronic subdural fluid collection)から
「小児慢性硬膜下血腫」への「移行」に関しては
「症状・症候」はこれといって何もでないことも多いものです。


#4
##1
「赤ちゃんは脳と頭蓋骨の間に隙間があると聞きますが、
10ヶ月過ぎのこの子の激しい動きに対して、
術後の大きな隙間はどうなのでしょうか。

どのくらいの衝撃が再び慢性硬膜下血腫を起こさせてしまうのでしょうか」との事です。

##2
「御家族」のご指摘のように小児には
「空隙」=「頭蓋骨と「脳表」との間の隙間」が御座います。

##3
お子様によりこの「空隙」=「頭蓋骨と「脳表」との間の隙間」には差異が御座います。

##3
この「空隙」=「頭蓋骨と「脳表」との間の隙間」が
「おおきいお子様」ほど「慢性硬膜下水腫」或いは
「性硬膜下液貯留」(chronic subdural fluid collection)を
起こし易いもので御座います。

##4
「10ヶ月検診で頭囲が大きすぎるため、MRIを撮るよう勧められ、
その結果、慢性硬膜下血腫が見つかりました」との「御既往」からは。

##5
「cranio-cerebral disproportion」(「頭蓋・脳容積不均衡」)による
「空隙」=「頭蓋骨と「脳表」との間の隙間」がすでに存在して
「慢性硬膜下水腫」或いは「性硬膜下液貯留」(chronic subdural fluid collection)の段階にあったものが。

##6
「微小出血」にて「小児慢性硬膜下血腫」に移行したものと考えられます。

##7
「どのくらいの衝撃が再び慢性硬膜下血腫を起こさせてしまうのでしょうか」との事です。

##8
上述した如く「パタンと普通にお布団でたおれただけでも」
「小児慢性硬膜下血腫」になられてしまうかたは
「小児慢性硬膜下血腫」が発生してしまいます。

##9
だから「外力」の問題は正確には「余り関係が無い」と
「小児慢性硬膜下血腫」或いは「小児慢性硬膜下水腫」の場合はいえましょう。

##10
関連があるのは
「架橋静脈:かきょうじょうみゃく:Mittenzweig静脈:ミッテンツバイク静脈」という
「「脳表」から硬膜に「垂直=90度」に飛び出している静脈」が「切れるか否か」です。

##11
この「架橋静脈:かきょうじょうみゃく:Mittenzweig静脈:ミッテンツバイク静脈」の
「破損」によって「出血」がおこります。

##12
適切な表現が思い浮かばないのですが
「慢性硬膜下水腫」或いは「性硬膜下液貯留」(chronic subdural fluid collection)から
「小児慢性硬膜下血腫」への移行はこの
「架橋静脈:かきょうじょうみゃく:Mittenzweig静脈:ミッテンツバイク静脈」の
「加減」次第ということになります。


#5結論:
##1
御相談者の御相談の御記載内容を熟読させて頂きました。

##2
「小児慢性硬膜下血腫」は成人の「慢性硬膜下血腫」とは異なる「病態」と御考え下さい。

##3
元来「cranio-cerebral disproportion」(「頭蓋・脳容積不均衡」)による
「空隙」=「頭蓋骨と「脳表」との間の隙間」があるところに。

##4
お子様に特有な「脳表」から「硬膜」に垂直=90度に張っている
「架橋静脈:かきょうじょうみゃく:Mittenzweig静脈:ミッテンツバイク静脈」の破損
=出血によって惹起されるもので御座います。

##5
「お受けもちの先生」のご判断なのですが。
簡略な用語で大変素晴らしい「判断」と「お話しの仕方」をされていらっやいます。

##6
切れ味鋭い「パワーとマインド」の御ありの
極めて優秀な「脳神経外科専門医先生」でいらっしゃると思います。

##7
この素晴らしい「お受けもちの先生」に巡り合うか否かで
「小児慢性硬膜下血腫」の患者さんの「御家族」の「御心情」は
「天国」か「地獄」になります。

##8
「お受けもちの先生」とよろしく御相談されていかれるうちに
今の「御家族」の御心配が走馬灯のように「過去の思い出」となるくらいに
お子様の「生長」は早いもので御座います。

##9
一刻も早い御相談者の「症状・症候」の寛解の得られること
一刻も早い「症状・症候」のご回復を心より御祈り申し上げます。


上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にお大事にされて下さいませ。


何卒にお大事にされてお健やかにされてくださいませ。


[2004年11月14日 9時46分51秒]








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★テーマ:
「小児慢性硬膜下血腫」は成人の「慢性硬膜下血腫」とは全く異なる「病態」で御座います。
「頭蓋・脳容積不均衡」

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★タイトル
生後10ヶ月の男児の慢性硬膜下血腫 あのようなつらい入院、手術を二度とさせたくありません

★テーマ:
「小児慢性硬膜下血腫」は成人の「慢性硬膜下血腫」とは全く異なる「病態」で御座います。
「頭蓋・脳容積不均衡」

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お名前:nori

生後10ヶ月の男児です。

10ヶ月検診で頭囲が大きすぎるのでMRIを勧められたら慢性硬膜下血腫が見つかりました。
手術は無事終わり、現在は退院して普通に生活しています。

慢性硬膜下血腫の手術後のCTの結果、
「それまで血腫のあった場所は水がたまっている状態ですが、
脳の発達とともにこの隙間もなくなっていきます」との先生のお言葉でした。
このようなことは二度と繰り返したくないと思っております。

しかしつかまり立ち、つたい歩きの時期で、
ほんの少し目を放した隙にあっという間に転倒して
畳などに頭を打ってしまうことがあります。
頭を振ったり、イスの背に上半身を打ち付けるのも面白いらしく、いくら止めても時々行ってしまいます。

赤ちゃんは脳と頭蓋骨の間に隙間があると聞きますが、
10ヶ月過ぎの子供の激しい動きに対して術後の大きな隙間はどうなのでしょうか?
どのくらいの衝撃が再び慢性硬膜下血腫を起こさせてしまうのでしょうか?

あのようなつらい入院、手術を二度とさせたくありません。

よろしくお願い致します。

[2004年11月14日 6時23分8秒]

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ご心配なことと存じます。
これはお大変であり御心労もおおきかろうと存じます。

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「慢性硬膜下血腫」が「片側性」か「両側性」かの御記載が御座いません。
「両側性」と判断させていただきます。

「小児慢性硬膜下血腫」は成人の「慢性硬膜下血腫」とは全く異なる「病態」で御座います。

元来「cranio-cerebral disproportion」(「頭蓋・脳容積不均衡」)による「空隙」=「頭蓋骨と「脳表」との間の隙間」があるところに。

お子様に特有な「脳表」から「硬膜」に垂直=90度に張っている
「架橋静脈:かきょうじょうみゃく:Mittenzweig静脈:ミッテンツバイク静脈」の破損=出血によって惹起されるもので御座います。

「お受けもちの先生」のご判断なのですが。
簡略な用語で大変素晴らしい「判断」と「お話しの仕方」をされていらっやいます。

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下記順を追って御回答致します。


#1
##1
「生後10ヶ月の男児です。

10ヶ月検診で頭囲が大きすぎるのでMRIを勧められたら慢性硬膜下血腫が見つかりました。
手術は無事終わり、現在は退院して普通に生活しています。

慢性硬膜下血腫の手術後のCTの結果、
「それまで血腫のあった場所は水がたまっている状態ですが、
脳の発達とともにこの隙間もなくなっていきます」との先生のお言葉でした。
このようなことは二度と繰り返したくないと思っております。

しかしつかまり立ち、つたい歩きの時期で、
ほんの少し目を放した隙にあっという間に転倒して
畳などに頭を打ってしまうことがあります。
頭を振ったり、イスの背に上半身を打ち付けるのも面白いらしく、いくら止めても時々行ってしまいます。

赤ちゃんは脳と頭蓋骨の間に隙間があると聞きますが、
10ヶ月過ぎの子供の激しい動きに対して術後の大きな隙間はどうなのでしょうか?
どのくらいの衝撃が再び慢性硬膜下血腫を起こさせてしまうのでしょうか?

あのようなつらい入院、手術を二度とさせたくありません」との事です。


#2
##1
「頭囲拡大」から脳MRIにて「慢性硬膜下血腫」が発見されたとの事です。

##2
「頭囲拡大」に至った理由が「慢性硬膜下血腫」に関連があるとすれば「両側性」であろうと推察致します。

##3
「小児慢性硬膜下血腫」は成人の「慢性硬膜下血腫」とは全く発生機転が異なるものであることを御銘記下さい。
下記に順を追って御回答致します。

##4
小児には「cranio-cerebral disproportion」(「頭蓋・脳容積不均衡」)という
「頭蓋骨と大脳」(正確には「硬膜」と「脳表」)との間に「元来」「空隙」が成人より遥かに多いものです。

##5
この「小児特有の「頭蓋骨」と「脳」の容積不均衡」=「cranio-cerebral disproportion」(「頭蓋・脳容積不均衡」)にたとえ
「微弱な外傷機転」であってもも「血が漏れ出すと」「小児慢性硬膜下血腫」にいたります。

##6
現在手術後の
「慢性硬膜下血腫の手術後のCTの結果、
「「それまで血腫のあった場所は水がたまっている状態ですが、
脳の発達とともにこの隙間もなくなっていきます」との先生のお言葉でした」との「病態」は
「小児慢性硬膜下水腫」或いは「慢性硬膜下水腫」或いは
「性硬硬膜下液貯留」(chronic subdural fluid collection)という「病態」です。

##7
最初に脳MRIにて「御診断」がついた「小児慢性硬膜下血腫」は
「慢性硬膜下水腫」或いは「慢性硬膜下液貯留」(chronic subdural fluid collection)から
「血がもれて」「小児慢性硬膜下血腫」に「移行」し脳MRIにて画像診断がなされたた「病態」と判断致します。


#3
##1
この「慢性硬膜下水腫」或いは「性硬膜下液貯留」(chronic subdural fluid collection)の「空隙」は成長につれて。
「cranio-cerebral disproportion」(「頭蓋・脳容積不均衡」)が解消されるにつれて。

##2
「空隙」=「頭蓋骨と「脳表」との間の隙間」が「少なくなるにつれて」

##3
「お受けもちの先生」のお言葉どおり
「慢性硬膜下水腫」或いは「慢性硬膜下液貯留」(chronic subdural fluid collection)の
「病態」は改善されていきます。

##4
それまでは通常は定期的な脳MRI或いは脳CTによる経過観察が必要とされます。

##5
「小児慢性硬膜下血腫」はお布団の上でパタンと枕の上に「頭部」をお子様がおとすだけでも「発生」致します。

##6
育ち盛りの「慢性硬膜下水腫」或いは「慢性硬膜下液貯留」(chronic subdural fluid collection)の
お子様をもつご両親にとっては気が休まることがありません。

##7
お気持ちがとてもとてもよくわかります。

##8
そして「慢性硬膜下水腫」或いは「性硬膜下液貯留」(chronic subdural fluid collection)から
「小児慢性硬膜下血腫」への「移行」に関しては「症状・症候」はこれといって何もでないことも多いものです。


#4
##1
「赤ちゃんは脳と頭蓋骨の間に隙間があると聞きますが、
10ヶ月過ぎの子供の激しい動きに対して術後の大きな隙間はどうなのでしょうか?
どのくらいの衝撃が再び慢性硬膜下血腫を起こさせてしまうのでしょうか?」との事です。

##2
「御家族」のご指摘のように小児には「空隙」=「頭蓋骨と「脳表」との間の隙間」が御座います。

##3
お子様によりこの「空隙」=「頭蓋骨と「脳表」との間の隙間」には差異が御座います。

##4
この「空隙」=「頭蓋骨と「脳表」との間の隙間」が「おおきいお子様」ほど「慢性硬膜下水腫」或いは
「性硬膜下液貯留」(chronic subdural fluid collection)を起こし易いもので御座います。

##5
「10ヶ月検診で頭囲が大きすぎるのでMRIを勧められたら慢性硬膜下血腫が見つかりました」との「御既往」からは。

##6
「cranio-cerebral disproportion」(「頭蓋・脳容積不均衡」)による
「空隙」=「頭蓋骨と「脳表」との間の隙間」がすでに存在して
「慢性硬膜下水腫」或いは「性硬膜下液貯留」(chronic subdural fluid collection)の段階にあったものが。

##7
「微小出血」にて「小児慢性硬膜下血腫」に移行したものと考えられます。

##8
「どのくらいの衝撃が再び慢性硬膜下血腫を起こさせてしまうのでしょうか?」との事です。

##9
上述した如く「パタンと普通にお布団でたおれただけでも」
「小児慢性硬膜下血腫」になられてしまうかたは「小児慢性硬膜下血腫」が発生してしまいます。

##10
だから「外力」の問題は正確には「余り関係が無い」と「小児慢性硬膜下血腫」或いは「小児慢性硬膜下水腫」の場合はいえましょう。

##11
関連があるのは「架橋静脈:かきょうじょうみゃく:Mittenzweig静脈:ミッテンツバイク静脈」という
「「脳表」から硬膜に「垂直=90度」に飛び出している静脈」が「切れるか否か」です。

##12
この「架橋静脈:かきょうじょうみゃく:Mittenzweig静脈:ミッテンツバイク静脈」の「破損」によって「出血」がおこります。

##13
適切な表現が思い浮かばないのですが
「慢性硬膜下水腫」或いは「性硬膜下液貯留」(chronic subdural fluid collection)から「小児慢性硬膜下血腫」への移行は
この「架橋静脈:かきょうじょうみゃく:Mittenzweig静脈:ミッテンツバイク静脈」の「加減」次第ということになります。


#5結論:
##1
御相談者の御相談の御記載内容を熟読させて頂きました。

##2
「小児慢性硬膜下血腫」は成人の「慢性硬膜下血腫」とは異なる「病態」と御考え下さい。

##3
元来「cranio-cerebral disproportion」(「頭蓋・脳容積不均衡」)による「空隙」=「頭蓋骨と「脳表」との間の隙間」があるところに。

##4
お子様に特有な「脳表」から「硬膜」に垂直=90度に張っている
「架橋静脈:かきょうじょうみゃく:Mittenzweig静脈:ミッテンツバイク静脈」の破損=出血によって惹起されるもので御座います。

##5
「お受けもちの先生」のご判断なのですが。
簡略な用語で大変素晴らしい「判断」と「お話しの仕方」をされていらっやいます。

##6
切れ味鋭い「パワーとマインド」の御ありの極めて優秀な「脳神経外科専門医先生」でいらっしゃると思います。

##7
この素晴らしい「お受けもちの先生」に巡り合うか否かで「小児慢性硬膜下血腫」の患者さんの「御家族」の「御心情」は「天国」か「地獄」になります。

##8
「お受けもちの先生」とよろしく御相談されていかれるうちに
今の「御家族」の御心配が走馬灯のように「過去の思い出」となるくらいにお子様の「生長」は早いもので御座います。

##9
一刻も早い御相談者の「症状・症候」の寛解の得られること
一刻も早い「症状・症候」のご回復を心より御祈り申し上げます。


上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にお大事にされて下さいませ。


何卒にお大事にされてお健やかにされてくださいませ。


[2004年11月14日 9時46分51秒]








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★アメーバブログ脳神経外科0563

URL:http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/932949269264103.html

★タイトル
生後10ヶ月の男児の慢性硬膜下血腫 あのようなつらい入院、手術を二度とさせたくありません

★テーマ:
「小児慢性硬膜下血腫」は成人の「慢性硬膜下血腫」とは全く異なる「病態」で御座います。
「頭蓋・脳容積不均衡」

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★アメーバブログ脳神経外科0492

URL:http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/662803238098608.html

★タイトル
月齢3ヶ月の息子の髄膜炎後の硬膜下水腫

★テーマ:
「小児慢性硬膜下水腫」
「cranio-cerebral disproportion」(「頭蓋骨・脳の容積不均衡」)

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------------------------------

はじめまして。

月齢3ヶ月の息子のことでご相談申しあげます。

昨年の12月20日(月齢2ヶ月)に細菌性髄膜炎になり、
今年1月5日のMRI検査の結果、
右前頭葉部分の硬膜下に水腫があるとの診断を受けました。

大泉門も張っており、右脳部分のしわが少なく、
圧迫されているとのことでしたが、息子自体には特別症状はなく、
機嫌も良く、熱もなく、ミルクの飲みも良いです。

1月7日と1月12日にCTを撮り、
血ではないこと、水腫の大きさに変化がないことから、
このまま水腫が大きくなることがなければ、
自然に吸収される可能性があるといわれ、
今後経過観察でいいでしょうと退院しました。

入院していた総合病院の脳外科は髄膜炎⇒硬膜下水腫の症例がなく、
乳児の症例も少ないそうで、予後に関しての話は一切ありませんでした。

今現在も特に症状はありませんが、
1月18日に病院で頭囲を計測した際には41.7CMで、
1月20日に自宅で頭囲を計測したら42.1CMで大きくなっている気がします。

発達段階であるため、脳への圧迫も気になります。

症状が出てからでは遅いという事を聞いたことがあるのですが、
このまま経過観察でいいのでしょうか。

それとも手術にて早急に水腫を抜いた方がいいのでしょうか。

お手数をお掛けいたしますが、よろしくお願いいたします。

[2005年1月22日 19時9分11秒]

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ペインクリニック 山本クリニック世田谷 東京都

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ご心配なことと存じます。

#1
##1
「はじめまして。

月齢3ヶ月の息子のことでご相談申しあげます。

昨年の12月20日(月齢2ヶ月)に細菌性髄膜炎になり、
今年1月5日のMRI検査の結果、
右前頭葉部分の硬膜下に水腫があるとの診断を受けました。

大泉門も張っており、右脳部分のしわが少なく、
圧迫されているとのことでしたが、息子自体には特別症状はなく、
機嫌も良く、熱もなく、ミルクの飲みも良いです。

1月7日と1月12日にCTを撮り、
血ではないこと、水腫の大きさに変化がないことから、
このまま水腫が大きくなることがなければ、
自然に吸収される可能性があるといわれ、
今後経過観察でいいでしょうと退院しました。

入院していた総合病院の脳外科は髄膜炎⇒硬膜下水腫の症例がなく、
乳児の症例も少ないそうで、予後に関しての話は一切ありませんでした。

今現在も特に症状はありませんが、
1月18日に病院で頭囲を計測した際には41.7CMで、
1月20日に自宅で頭囲を計測したら42.1CMで大きくなっている気がします。

発達段階であるため、脳への圧迫も気になります。

症状が出てからでは遅いという事を聞いたことがあるのですが、
このまま経過観察でいいのでしょうか。

それとも手術にて早急に水腫を抜いた方がいいのでしょうか。

お手数をお掛けいたしますが、よろしくお願いいたします。」との事です。


#2結論:

御子息様の「小児慢性硬膜下水腫」の場合は今は慎重に頭囲計測や
「臨床神経診断学」の経過もふまえてCT・MRIにての画像診断にて
経過観察をされることが最も適切な「時期」でもあり
「治療戦略」でもあろうと考えます。

下記に順を追って御回答致します。

小児の「細菌性髄膜炎」の後に・「中枢神経系」の感染症の後に
「小児慢性硬膜下水腫」が発生することは御座います。
このような場合多くの場合は「小児慢性硬膜下水腫」は「両側性」。
御子息様の場合「右側」のみとの事です。

「小児慢性硬膜下水腫」は基本的には
「cranio-cerebral disproportion」(「頭蓋骨・脳の容積不均衡」)
による「隙間」が「病態」の根源です。

どのお子様も「頭蓋骨・脳の容積不均衡」から
「頭蓋骨」と「脳表」の間に「成人よりも余計な空隙」が御座います。
この状況を「cranio-cerebral disproportion」(「頭蓋骨・脳の容積不均衡」)
と呼称致します。


まだ御子息様の「小児慢性硬膜下水腫」の場合は
「「脳脊髄液圧」と「脳脊髄液循環」の状況病態が不安定であろうと思います。

「大泉門も張っており、右脳部分のしわが
少なく、圧迫されているとのことでしたが」との事です。
「小児慢性硬膜下水腫」が「圧迫性病態:mass effect」を惹起している
ことも明らかともいえますが。
それに伴う「臨床神経診断学」の「症状・症候」は皆無。

今は画像診断にて「小児慢性硬膜下水腫」の経過観察をされるのが
最も適切な時期と今の私は考えます。

もしも必要であればの話ですが。
御子息様のような「小児慢性硬膜下水腫」の場合「大泉門」からの
「穿刺」という方法で。
「髄液貯留」を「病棟」での処置として「治療戦略」をとることも
可能なはずで御座います。

「小児慢性硬膜下水腫」の「病態」は
「cranio-cerebral disproportion」(「頭蓋骨・脳の容積不均衡」)
が基本であるがゆえに「再発性」であることも多いものです。

今は慎重に頭囲計測や「臨床神経診断学」の経過もふまえて
CT・MRIにての経過観察をされる時期であろうと考えます。


取り急ぎのお返事ゆえ不適切な表現や間違いや、
誤りもあろうかと存じますがご了解、お許しください。


上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。


何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。


東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医)
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci
hiroakiyamamoto@mtg.biglobe.ne.jp

[2005年1月22日 19時10分41秒]








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★アメーバブログ脳神経外科0492

URL:http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/662803238098608.html

★タイトル
月齢3ヶ月の息子の髄膜炎後の硬膜下水腫

★テーマ:
「小児慢性硬膜下水腫」
「cranio-cerebral disproportion」(「頭蓋骨・脳の容積不均衡」)

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