2009年10月28日(水) 03時57分01秒

いつか猫になる日まで~

テーマ:社会不安障害

土曜日に医者に行ったら、1日セロクエル25ミリ4錠だったのが100ミリ

1錠に変わった。夜にいっぺんに飲むならそれで、ってことなんだが、

薬代が安くなったわけでもないので嬉しくもなんともない。


さて、起きている日と寝ている日が交互にやってくるのは人間の生活と

してどうかと思ったので、就寝時刻を決めて、その時刻には薬を飲んで

とっとと布団に入ることにした。


これまでは、一旦眠ったらなかなか起きられないので、起きたら寝て

いた分を取り返すように頑張って起き続けようとしていたのだが、寝る

のが勿体無い、という発想をやめにして、ともかく数時間しか起きて

いられなくとも、就寝時刻が来たら諦めて一日を終えるようにしてみた。


起床時刻は決めず、目が覚めて起きる気になったら起きることにした

ところ、就寝時刻が夜中の0時だと、大体夕方の5時ごろから活動

できるようになった。この時間割だと、起きていられる時間は一日7時間

ほどである。


健常人と比べると、活動時間と寝ている時間が逆転していて、なんだか

まるで猫になったようだ。ある猫マンガで「猫に付き合って寝ていたら、

80年の人生が実質14年ぐらいになっちゃうでしょ」という名言があった

のだが、まさしくそのとおりの生活を送っているのが今現在の私なのだ。


さっきNHK教育で「山月記」 を読む10分間番組を見た。李徴という優秀

な男が若くして役人になるが、自分よりも能力が劣る上司に仕えるのに

耐えられず、役人を辞め詩人として身を立てようとするも、挫折して

食うに困り、結局再び地方の役人となるが、或る日発狂して山へと姿を

消してしまう。


1年後、彼の旧友が旅の途中で虎となった李徴に出会う。そこで李徴は

「臆病な自尊心と、尊大な羞恥心」故に虎に変化(へんげ)したと語る。

李徴は次第に人間としての意識が消えて無くなり、遂にはまるっきりの

けだものになってしまうらしい。


なんということだ。まるで私は李徴であるかのようではないか。若い頃

秀才であると誉めそやされたところや、役人になったが辞めたところ

なぞ、元自衛官(公務員=役人)である私に妙に符合していて笑える。


そして発狂であり、変化である。回避性人格障害であり、社会不安障害

であるということは、まさしく「臆病な自尊心と、尊大な羞恥心」の持ち主

であることにほかならず、それ故に私は気分障害になり、虎ならず猫に

変化してしまったのである。


そう言えば高校の現代文の教科書に、この「山月記」が教材として

載っており、読後に「李徴が羨ましい、自分も虎になってしまえたら

よいのに」という感想を持った覚えがある。その当時から人間でいる

のが面倒だと考えていたわけであるからして、既に心が病んでいた

ことがうかがえる。


生活時間が猫のようであっても、私は猫のように愛らしく人間に癒しを

与える存在ではなく、ただの薄汚い貧相な中年婦人に過ぎないので、

私を飼い養う酔狂な者はいない。困ったことだがそれが現実なので、

睡眠異常で働けない今のままでは、やはり猫以下の存在なのである。


早いとこ私のいかれた脳が、猫になることを諦めて、人間らしい生活

を送れる生態リズムを刻んでくれるようになることを祈ろう。努力しよう

にも方向がわからないので、とりあえず祈るのみである。


やはり私は今でも、人間を辞めることとなった李徴の運命を羨ましく

思う。多分きっとこれから先もずっと、死ぬまでそう思い続けること

だろう。人間でいるのはなんと面倒であることよ。



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