精神科医名越康文監修カウンセリングルーム~メンタルケアサロン『ピュアラル』のピュアブロ(カウンセリング・東京都渋谷区広尾)

精神科医名越康文監修カウンセリングルーム
メンタルケアサロン~ピュアラル
(カウンセリング・東京都渋谷区広尾)
のカウンセリング・メンタルトレーニングに関する
メンタルサポートブログです。


テーマ:
皆さま、こんにちは。
ピュアラル・代表カウンセラーの小高千枝です。



ピュアラルがサポートしている
性暴力被害者ゼロネットワーク
特定非営利活動法人『しあわせなみだ』
より頂いたニュースレター



『共感』について書かれておりました。
女性は特に『共感』『同調』を求める生き物ですが
『共感』の仕方やタイミングは意外と難しいものです。



ゆっくりご一読いただけましたら幸いです。
どうぞ、ご覧ください。

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【人の気持ちに共感するって難しい・・・】


今日は、「人の気持ちに共感する
ことの難しさ」について考えてみたいと思います。


性暴力の支援について語られるとき、
「被害にあった人びとの気持ちに寄りそってサポートすること」
の大切さが強調されます。



この、人の気持ちに共感する能力、いわゆる「共感力」というのは、
通常、人が成長する過程で様々な経験を積み重ねることによって
育まれていくものと認識されています。



けれども、この「共感力」というのは、自分自身が様々な体験をしたり、
その問題についての知識や思考を深めるだけでは十分に発揮することが
できないもので、
むしろ、相手の気持ちや価値観を聞き出す
「コミュニケーション能力」が重要なんだろうな…
と最近つくづく思うようになりました。



私はつい先日、流産の体験をしました。
その時の家族や知人、職場、医療職の人たちとの交流を通して
「人の気持ちに共感して寄り添うって、すごく難しいことなんだなあ」と
改めて実感しました。



今の私にとって流産した後の気持ちは、
「赤ちゃんと一緒に生きていくことを楽しみにしていたのに、
一晩にして叶わなくなってしまってとても残念。
悲しいとか、辛いとか、自分を責めたりとか、
妊娠中の生活態度を後悔したりする気持ちはなく、
ただただ残念」。



むしろ、少しの間だったけれどお腹の中で一緒に
過ごしてくれた赤ちゃんに対して
「幸せな時間を運んできてくれてありがとう」
という気持ちでした。



周りの反応は人それぞれでしたので一括りには言えませんが、
「今の言葉は私が責めらた気がするので聞きたくなかった」
「私をそんなかわいそうな人を見るような目で見ないで欲しい」
と感じて、身構えてしまう言動を何度か体験しました。



もちろん、私に関わろうとしてくださっているいる時点で全ての人が
「善意」
であり、私を気遣っての対応であることは十分に承知しています。
けれども、私の心情とは異なる言葉で私や赤ちゃんの気持ちを
代弁してくださった時に一瞬にして私の心のシャッターが下り、
「あなたはそう思うんですね」
と心の中でつぶやくしかありませんでした。



中絶にしても、性暴力にしても、どんな問題にしてもそうですが、
その問題に対する捉え方や価値観は、一人ひとり違っています。



人は、自分自分が持っている価値観の「フィルター」を通して、
相手の気持ちを推し量ろうとします。



そこに当事者との感覚の
「ズレ」が生じるのです。



人に共感するときには、必ずその
「ズレ」が存在していることを自覚することが重要で、その
「ズレ」を生じさせないためにも、相手の気持ちを自分の
「フィルター」を通して推し量るのではなく、相手の気持ちを
言葉で表現してもらったり、気持ちを読み取ったりする姿勢が
大切なのだと思います。


************************************

私自身
長いお付き合いをさせて頂いているクライアントさまとは
気持ちのタイミングをよく理解しているため
『共感』する波動もあいますが



クライアントさまとの向き合い方によっては
気持ちの寄り添い方にずれが生じることもございます。



カウンセラーとして
自分の感覚や価値観を押し付けないように
しようとしていましても
やはり、「カウンセラー小高千枝」の中に
一個人としての「小高千枝」が少しは存在し
その価値観のフィルターがあることはゼロではありません。



極力、「心理カウンセラー小高千枝」として
パーフェクトな状態は保っていますが
ふとした時に混在していることもございます。
だからこそ、意識的に気をつけなくてはいけないということを
今回のニュースレターを拝読し
自分に言い聞かせることとなりました。



私も結婚をしていた頃に流産を経験しました。
その時。。。
自分の行動を含め
流産に至るまでの経緯や周囲の言動に
敏感になっていたことを思い出しました。



感情のコントロールができない自分や
コントロールしているつもりでも我慢が強くなり
やり場のない怒りに襲われる自分を嫌いになるなど




医療ミスが原因での流産でしたが
セカンドオピニオンで訪れたクリニックの先生が仰って
くださった一言に救われました。



「千枝さんは妊娠の経験者になったわけですからね。
経験者は強いですよ。赤ちゃんはまた戻って来ますよ。」



きっとこの言葉を頂いたタイミングも良かったのでしょう。
早すぎていればどこか卑屈になっていたかもしれません。
遅過ぎても受け入れられなかったでしょう。



人や言葉との出会いのタイミングを改めて強く感じ
私自身、「よい経験をすることができた」
そう落とし込むことができました。



毎日のように
カウンセリングを通して皆さまの心に寄り添っていますが
毎日
「共感」するタイミングについては勉強の日々です。



皆さまも
身近な人の心に寄り添い
そして、大切な言葉お気持ちをそっと投げかけてあげてくださいね。



言葉がなくても
一緒にいるだけでも十分です。

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