元東京都知事の鈴木俊一氏(99)の死去の報に、石原慎太郎知事のほか都議会各会派が17日、談話を発表した。石原知事は「『百歳訪問』でお目にかかることを楽しみにしていた」と、死去を悼んだ。

 石原知事は「希代の行政官として、わが国の地方自治制度をつくり、戦後の二大イベントである東京オリンピックと大阪万博の成功に尽力された」と、鈴木氏の功績をたたえた。さらに、「真摯(しんし)な情熱を受け継ぎ、首都東京を世界の範となる都市へ成熟させ、地方主権の時代を切り開いていく」と誓った。

 田中良都議会議長は「16年の長きに渡り、都政のリーダーとして卓越した手腕を発揮され、都政の発展に貢献された」とし、「都議会で議論をさせていただき、その毅然(きぜん)とした答弁や、都政への思いに感嘆した。政治手腕は後世に語り継がれるもの」と哀悼の意を表した。

 民主の大沢昇幹事長は「戦後日本の地方自治の礎を築いた。己にも厳しく、生涯、地方自治の発展に尽くされた非凡な方だった」。また、自民の川井重勇幹事長は「悪化していた都財政を立て直し、都民のための都政運営に努められた。都庁を新宿に移転させ、臨海副都心建設など東京のまちづくりに力を発揮した」と語った。

 公明の中嶋義雄幹事長は「東京の福祉政策を充実させ、東京を大きく発展させた一方、大阪万国博覧会の事務総長として、わが国の国際社会への飛躍に貢献した」と述べた。

 共産党の吉田信夫幹事長は「知事在職中のなかで、とくに乳幼児医療費無料化を開始したことは私たちの記憶に強く刻まれている」と振り返った。

【関連記事】
鈴木俊一・元東京都知事死去
地方自治の生き証人 鈴木氏死去 五輪、都庁移転で手腕
石原知事、民主2トップに「不愉快、不可解」
石原知事、騒動の朝青龍に「あんなものは…」
自民・岩手県連新会長に鈴木氏
中国が優等生路線に?

「1億円金塊」を返還=ふるさと創生活用、兵庫・淡路市(時事通信)
新茶でおいしく健康に 「香りと味」楽しみ メタボ解消(産経新聞)
バカラ賭博の経営者逮捕 警視庁(産経新聞)
<普天間移設>鳩山首相「月末までにできる限り」(毎日新聞)
普天間未決着でも首相は続投を=民主・細野氏(時事通信)
AD