薩摩わがまま親父の「ちょっと気になる話」

「わがまま親父」が 「ちょっと気になる話・ちょっと気になる商品」について、「バナナの叩き売りの笑い」をベースに 熱く・鋭く語ります


テーマ:
ある老人主体の写真教室での出来事。

「来週は色画用紙を用意してください、ヒストグラムの勉強をしますから」との講師の声に

百円ショップの色画用紙で良いですか?」というとんでもない質問が出ました。

「駄目ですよ、ちゃんとした事務用品専門店の色画用紙でなくては」

「何故ですか?」と納得しないような感じ。

「百円ショップの色画用紙は完全な色が再現されてないから、安いのですよ。今回は18パーセントのグレーカードを中心にヒストグラムの勉強ですから、JISマーク付きの色画用紙が必要なのです。・・・・」ここででやっと、納得の感じか。


老人を教える側のプロは大変ですよね

「これは前にも教えましたよね」の言葉に受講者の方からは反応なし。

新入会員の私は発言のしようも無い。

新入会員も入られたことだからもう一度教えて下さい」で何とかその場は収まりましたが



①ここで思い出すのが、社会人研修や企業の幹部研修を手掛けている講師の言葉でした。

「受講生百名参加の自己啓発研修を実施した場合、研修が終了して、受講生が感激して『頑張ります』といって頑張る気持ちが維持できてるのは大体3日間、その後は日々の仕事に忙殺されてやる気や感激は急速に萎んで行く。


その後、研修で習ったテキストや自分の決意を改めて一回でも読み直す人は、良くて受講生の2割いるかいないか。

その二割の受講生のうちで実際に研修後に行動に移すのが、そのまた2割、つまりこの場合は4名。

その4名の中で、行動や変化が1年2年と続いて、自分のものになるまで行動・変化した人間が1名いるかいないか。


毎回、百名の受講生に研修しながら、この研修がきっかけになってスンナリ幹部に成長していく人が一名いるかどうかと思いながら研修しているよ」という言葉を思い出しました。

社会人教育とはこの1名にたどり着くまで何回も何回も同じことを繰り返し続ける研修なのかも知れませんね。でもその一名が会社を変え、日本を背負って立つ人財になって行くと考えると、やりがいのある仕事ですよね。



②「気の遠くなるようなお話ですね」という私の質問に「そうなんです、私たちは教えることそのものが日々の仕事ですから、研修後の受講生の行動の変化が気になりますが、受講生は研修で習う事は日々の仕事ではありません。別の仕事が日々の仕事なのです。

研修が終わると研修とはまったく別の仕事が待っているのです。百名の受講生には百のそれぞれ違う仕事環境が待っているのです。

そこに研修や講習で習ったことを復習し、実行・行動できる環境が有るか否かは我々講師陣には想像すら出来ないのです。

学校教育なら宿題もテストもあるし、明日また会えますからね。教えたことが生徒の身についたかどうかの確認がある程度、先生の方で出来ますが、社会人教育はそれが出来ない。大きな限界があります・・・・・。」と


③そしてこんなことも言われましたよ。

「逆に言えば、受講生の身につかないから、我々が同じ研修を繰り返して、何年も飯が食えるのかもしれないのです」と。

●そうなると、講師は割り切って、毎年同じ講習を繰り返すか

●講習の場で、受講生の身につくまで、知識だけでなく実践にまで落とし込んで教えるか、この場合、教える知識量は極端に少なくなりますが。

●受講生に行動させるとするなら、教えた後で『して見せて、言って聞かせて、させてみて、褒めてやらねば、人は動かじ』なのでしょうネ。我々講師は教えること(テキストや教科書)のみに重点を置き過ぎてるようです」と。



④講習や研修はその成果や効果の面で検証すると実に厳しく難しい。

●教えるだけで満足や、それ以上を求めない講師も数多い中で

結果や効果を考えるから悩む講師がいらっしゃいます、こうでありたい。

しかも講師が工夫しなければ、研修による受講生の成長はないし、受講生の身につかない。なぜなら研修の場合、例えば講師の方が優秀(大学生)であり、受講生が(小学生)なのです。それぐらいの実力の差があります。だから当然、大学生である講師側が頑張るしかないのです。

●教えただけで復習し、行動に移し身につく人間は一名弱。これに満足しない講師は二名~三名にするために受講生が行動に移すところ」まで「どう教えるか」を考えなければいけないのは、今も昔も変わりません。


by薩摩わがまま親父


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