2012-12-13 12:16:35

自然治癒力への目覚め

テーマ:コラム

皆さんは薬の力をどの程度、信じられていますか?

薬について、そして自然が私達のために用意してくれているものについて考える機会になって頂ければと思い、ある私のエピソードをここでご紹介します。

それは中学生だった冬の事。私はこたつの中でうたた寝をしていました。数時間程、寝ていたのでしょうか。気がつくと、足首に大きな水泡ができていました。どうも足をこたつの暖かい部分にくっつけて寝てしまっていたようなのです。痛みも何もなかったのですが、それは余りにも醜い水泡だったので、慌てて近所の皮膚科に駆け込みました。

皮膚科でそれは低温やけどだという事が判明しました。低温火傷は長時間かけて低温でゆっくりやけどをするので、痛みがなく気がつきにくいのが特徴です。そして時間をかけている分、表層ではなく皮膚の奥深くまで焼けてしまう、たちの悪いやけどでもあります。

余りにも大きな水ぶくれだったので、その皮膚科に通いながら、やけど用の軟膏を塗る日が一ヶ月程、続きました。お風呂に入る時はもちろん足にビニール袋を巻いて片足を出したまま。こんな生活がいつまで続くのだろうか・・・。私のやけどは全く改善の気配がなく、皮膚はただれて中までグジュグジュのままでした。

いくらお薬を塗っても全く治らない火傷に、もしかしたら一生治らないのではないかと悩む日々が続きました。

そんなある日、福岡に住んでいた祖母が東京に遊びに来ました。
私のやけどを見るなり、庭に出てビワの葉を何枚も摘んで来て、葉っぱの周りのギザギザを丁寧にハサミで切り取り、私の足首に貼り包帯で巻き付けました。

「佳代ちゃん、これで治ると思うから大丈夫よ。」

「おばあちゃんはこんな葉っぱでやけどを治すなんて…。」
お医者様でも全く太刀打ちできないのに、こんなちっぽけな葉っぱで治そうなんて馬鹿げている!と内心思っていました。

ところがです・・・、奇跡が起こりました。

翌朝起きて、体温で乾ききってパリパリになったビワの葉を剥がすと、なんと1か月かけても全くとれなかった膿がごっそり取れていたのです。


その日から私は毎日庭に生えているビワの木から葉を取り、足首のやけどに貼るようになりました。
私のやけどは本当にびっくりするほど面白いように治り始めました。膿はとれ皮膚はどんどん乾きました。

そして、ビワの葉を貼ってからたったの1週間で私の皮膚は治ってしまいました。

身体を治すのは薬ではなく、自然だということを強烈に知った初めての経験でした。


でもよく考えると至極当たり前のことなんですよね。

お薬飲んで治そうとするのは人間とペットのみ。野生の動物は病気になると自ら必要な薬草を探し出して食べて治します。もちろん私たちもほんの100年前までは薬草(ハーブ)で病気を治していました。そして何よりも薬草の利点は副作用の少なさでしょう。


薬による弊害に悩むこの時代にこそ、私たちはもっと自然の力に目を向けるべきではないでしょうか?

アーユルヴェーダでは薬草のオイルを使い、薬草とオイルの力でお身体を正常な状態へと導きます。私たちが忘れ去ってしまった自然の恵み。私たちの健康への糸口は病院ではなく自然にあるのかもしれません。

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