橘かえでさんから、「話書きさんバトン」をいただきました。

Twitterで回答すべきなんでしょうが、私のアカウントは鍵つきでもないし、昼間から10連ツイでTL埋めるのも恐縮なので、回答はこちらに掲載させて頂きますね。
Twitterで答えているつもりで、バトンの質問を含めて140字に収まるように書いてます。

ちなみに、私は「のだめカンタービレ」でオン・オフ、「銀河英雄伝説」「ガラスの仮面」「のだめカンタービレ」「テニスの王子様」でオンの字書きをしています。
もっとも、「ガラカメ」は完全倉庫状態、「銀英伝」も実質的に更新停止状態、「テニプリ」もちょっと間遠になってますが(^^;;


では、どうぞ♪






【話書きさんバトン1.いつもどうやってアイディアを出していますか】
個人サイト用は自然に浮かぶのを待ちます。コミケ合わせで出す本は相方とのディスカッションで。

【話書きさんバトン2.アイディアが出やすい場所は】単純作業をしている時とか歩きながらとか。何かをしている時にふと浮かぶ、ということが多いです。


【話書きさんバトン3.作品を仕上げるのにどれくらいかかりますか】
最近ハマった140字SSはアイディアさえ浮かべば数分で。それ以上の長さになると、読み返すたびに直したくなるので、発表する決意が固まるまでかなり日数がかかります。本だと半年単位。


【話書きさんバトン4.今までで1番嬉しい感想は?】
感想は頂けるだけで嬉しいし、励みになります。「これからも続けて下さい」とおっしゃって下さる方がいらっしゃることが心の支え。


【話書きさんバトン5.尊敬する人は】
私は二次しか書けないので、オリジナルを書ける人はすごいなと思います。


【話書きさんバトン6.目標は】
細々でも続けて行くこと、ですね。あと、個人サイトの作品で放置中の連載物がいくつかあるので、それをちゃんと完成させたい。


【話書きさんバトン7.書きたいジャンルは】
ジャンルって「刑事もの」とか「時代劇」とか「歴史もの」とかそういう区分?特にこれというものはないです。どういう道を辿ろうと、ハッピーエンドになる、が唯一のこだわり、かな。あ、でも平安時代パラレル、とかはちょっと興味ある。


【話書きさんバトン8.回してくれた人の作品の感想】
かえでさんのサイトに出会って「自分も書きたい!」と強く思いました。キャラが生き生きしていて、登場人物のその後とか行間とか、いろいろ想像したくなるものがあるんです。で、続き書いて押し付けたwまさか自分が夢小説書くとは、と驚いたけど。


【話書きさんバトン9.お疲れ様でした】
バトン回して下さったかえでさん、お付き合いくださった皆さま、ありがとうございました。いろいろ手を出し過ぎて放置も甚だしいですが、これからもぼちぼち書いていきますので、よろしくです。


【話書きさんバトン10.最後に回したい話書きさん】
フォロワーさんでお話書いている方、バトン置いていきますので、どうぞ拾ってやってください。


かえでさん、ありがとう!
声優以外の人がアニメ映画の声やるのどう思う? ブログネタ:声優以外の人がアニメ映画の声やるのどう思う? 参加中
本文はここから


久しぶりにブログネタ参加で、いきなり難しいテーマを選んでしまいました。

私は、できることなら声優以外のキャスティングは避けてほしいと思っています。


声の仕事をされている方々も、舞台とか音楽活動とか、声優として以外のお仕事もされているわけですから、声の仕事メインでない方々が逆にアニメや洋画の吹替えの仕事をするのを拒否するのは心が狭いのかもしれないけれど、でも、やっぱり何かイヤなんですよね。

なんかね、画面から声だけが浮いて聞こえてくるんですよ。
キャラクターの声として聞こえず、そのタレントさんなり俳優さんなりの声にしか聞こえない。
「そのキャラクターの声」として馴染んでいないの。
もちろん、いわゆる声優さんたちだって、私たちファンはお顔を存じあげていますし、日常の地声も耳にする機会は多いのですが、そういうのと関係なく、彼らはちゃんとそのキャラクターの声を聞かせてくれるんです。その差ってなんなんでしょうね。

声優さんの芝居って難しいと思うんですよ。
表情や体の動きには頼れない。まして、アニメの口パクや洋画の出演俳優さんの動きやセリフ回しに合わせてセリフを言わないとならない。自分の間での芝居ができるわけではない中で、そのキャラクターとしての役作りをしていかないとなりません。
それはやはり一朝一夕にできるものではないでしょうし、普通のお芝居ができることとはまた別の演技力が求められることだと思います。

・・・なんてことをつらつらと考えていた矢先に、タイムリーな記事に出会いました。

郷田ほづみさんによる“声優と音響監督から見たアニメーションの音響制作の現場” と
題した講演のレポートです。
その中で郷田さんが、私が感じていた上記の疑問に答えを出して下さっていました。以下、コピペします。



「演出するうえで気を付けていることは?」というお題。郷田氏は、「絵に負けないようにすることです」と語る。とくにアニメの場合、絵に誇張が加えられていることが多く、“絵のテンション”が全体的に高い。郷田氏は、「絵のテンションより芝居のテンションが低いと、本当にみすぼらしい感じに見えてしまうんです」と説明する。まして、ここまで何度か説明されてきた通り、収録の現場では絵ができていないケースが多い。そこで音響監督としては、できあがりの絵がどうなるのか確認を取りつつ、収録を進めるのだそうだ。ただ、「完パケを見て、話しが違うよ、ここはこういう絵だって言っていたじゃん! となることもありますが(苦笑)」(郷田氏)。

 なお郷田氏は、昨今の、集客や宣伝を目当てに、声優以外をキャスティングする作品が増えている風潮について、「そういう作品を見ると、やっぱり絵に負けているな、と感じます。お芝居ができない人ではないけど、これでは足りないな、と」(郷田氏)と語る。そして郷田氏は、そうした起用は、作品にとっても、起用されるタレントにとっても気の毒なことだという。


声優以外の方が声をあてるとキャラクターと声とに一体感がない、と私が感じていたのは、芝居が絵に負けている、ということだったのか、と目からウロコでした。
そして「自分の間」ではなくキャラクターの息遣いに合わせる、絵がない中でも演出家との共同作業でキャラクターを作り上げていく、というのはやはり普通の顔出しの演技とは違うノウハウがいるものだと実感します。

・・・そんなわけで、やはり私は声優以外の人が声をあてるのは、あまり賛成できないですね。
もちろん、成功例がないわけではないことはよくわかっていますが。
話題の人をゲストキャラなどに使って、公開アフレコをしてワイドショーで取り上げてもらったり、その人が出演するバラエティで宣伝してもらったり・・・というのが目的のキャスティングはさらに納得いかないですよ。
限られた予算の中で、そういう形で広告宣伝費をかけずに宣伝したいという気持ちはわかりますけど、作品としてのクオリティを犠牲にしてまですることか、と言いたくなる。

うちの娘はかなり熱い声優ファンですが、声優になりたい、と言ったことは一度もありません。
「憧れだけで軽々しく『なりたい』なんて言っていい仕事じゃない」
それは、小さい頃からプロの声優さんに直接会う機会がそこそこあった彼女が感じ取ったもので、声優さんへの限りないリスペクトが込められた言葉です。
だから彼女はアニメや吹替えは声優さんにやってほしい、と迷いなく言い切ります。
その点、私はまだ少し基準が緩いかもしれませんが、でも、できることなら声優さんによる製作を望んでいます。

玉木ファンの私が言うのもナンですが、「マダガスカル」だって、もし予告編を担当している声優さんたちによる本編の吹替えがあるのなら見てみたい、と思ってますからね。
置鮎龍太郎さんのアレックス、絶対いいだろうなあ、と思います。

ただいま8月5日午前2時過ぎ。

19年前の今頃、私は病院の産科病棟、陣痛室にいました。
予定日を2週間以上過ぎても生まれる気配がなく、促進剤投与のために入院したのが8月2日の朝。
その日の午後とか夜には生まれるモノ、と思っていたのに、促進剤がまったく効かず、まあ、効かないから痛くはならないんですが、でもそれが2日目、3日目となっても変化なし、となると、もうこのまま生まれないんじゃないか、と不安も高まる一方、とうとう帝王切開の準備もされ、これでもうダメかな、と思ったころ、種類を変えた促進剤がようやく効いて、陣痛らしい痛みが付きはじめたのが、ちょうど19年前の今頃でした。

待望の女の子が生まれたのが、1993年8月5日。
あれからもう19年です。

過期産もいいところ、の状態だったので、羊水はにごるわ、へその緒は首に二重に巻き付いて心音は下がるわ、けっこう危ない状態で生まれてきたというのに、今では身長168センチ、大きく元気に育ってます。

まあ、ヲタクなのは仕方がない。DNAに刻まれたモノと環境とがそうさせたのでしょうから。
でも、希望の大学に入って、やりたい勉強もして(けっこう頑張ってるみたいで、政治学のレポート、最優秀レポートの候補にした、と先生からメール来たそうですよ)バイトもして、声優さんやアニメに夢中になって、楽しく元気に過ごしているようなので、母は満足です。

毎年、この日になると読み返す文章があります。
それは娘が小学校2年生のときに、自分が生まれてきた時の話を聞いてくる、という宿題が出されました。
まあ、私は字書きですから、字書きらしく、と娘に語りかけるような文体で童話のような感じで、無事生まれるまでけっこう大変だったんだよ、何かひとつ狂っていたら、無事生まれられなかったかもしれないんだよ、といった物語をまとめました。
あとで担任の先生に聞いた話では、娘はその文章をみんなの前で泣きながら読んで、まわりの女の子たちももらい泣きしていた、とか。
それを書いた時は、けっこうそういう「受けねらい」がなかったわけではないのですが、年月を経て読み返してみると、けっこう当時のことを思い出すよすがにもなって、毎年読み返しては、娘の誕生をこんなふうに迎えたんだったなあ、と思い返したりするわけです。

今年の母の日、娘から初めて、長い長い手紙をもらいました。
彼女にとっては初めての大きな試練だった大学受験を支えてくれて本当にありがとう、という内容で、思わず私も泣いてしまいました。
この手紙は間違いなく私の宝物ですね。

ひとり娘ということもあって、けっこう甘やかしてしまっているのはわかっているのですが、それでもまあ、それなりにちゃんと育ってくれてるかな、と自画自賛もしてみたり。
私たちはわりと仲良し親子で、いい加減親離れ子離れしろよ、とも思うんですが、まあ、もう少しいいかな、とも思ったり。
成人するまであと1年。大学卒業まで3年半。
親の役目もゴールが見えてきました。ラストスパート、気を抜かずに頑張ります。
そんな決意の今年の娘の誕生日です。
明日は、私も夫も東京フィルの演奏会なので、終演後に娘と合流して、お寿司食べに行く約束になってます。

みさちゃん、ハッピーバースデー!19歳、おめでとう!
生まれてきてくれてありがとう♪