さて、昨日の続きです。

昨日の記事はこちら



大きなお皿で

わざわざ2人組になって
わざわざ、いろいろなお茶を混ぜて
わざわざ、それぞれの器を選んで
お茶を入れて飲みました。

そして、次は、お茶漬けの具。

わざわざ、また器を選んで
わざわざ、たくさんの具材から選んで
わざわざ、和えてから
お櫃のごはんに乗せました。


こんな感じに。

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そして、また、スタッフの方がお湯をさしてくださいます。

決して、セルフでポットが回ることはありません。

わざわざ、入れてもらうのです。

ピタリと合うかどうかわからないけど、「ストップ」と言います。


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蒸らした後、入れる時は、茶漉しが独立しているので、相棒にお手伝いしてもらって、どんぶりにお茶を入れます。



器も機能性優先ではないので、工夫しないとこぼれます。

世話が焼ける器なのです。


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小豆、玄米、ごぼう、八女茶、こんぶ茶‥

ん〜いい香りがしてきます。

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貝殻のような茶碗に、お茶が入り、お茶漬けが完成しましたよ。


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美味しい〜!!

同じ具材やお茶が並びましたが、同じブレンドは二つとないし、二度とできないので、一生に一度きりの、ここだけの味です。




そして、ご馳走様。

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高木さんは、使い終わった器もまた、展示して終わります。

使われている器

使い終わった器

その顔がみたくて、器を作られるのだそうです。

「器」「物質」そのものには、興味がないのだとおっしゃっていました。


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宴の後。

改めてみると、ほんと、しあわせを感じる景色です。

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「器がこんなに人に何か作用する」
ほんとに不思議な体験でした。

陶芸が「作品」だったのに対して、魯山人やその後の民藝運動では、食べ物が入って完成するとされ、器だけでは美しくない器、と言われました。

けれど、さらに。

食べ物が入っても、まだなお未完成、楽しみきれていない。

ちょっと不自由に使うとか
食べてる途中とか
食べ終わりの景色とか
そんなところにも器と食べ物と使う人が関係し合う景色があるなんて、本当にびっくりです。


「無意味かと思える事に時間をさいて、準備をして、実験をしてみます。

そこから何が見えて来るかはわかりません。

欲しかった答えでない事は承知の上で、それでもそこに時間を費やす事ができる今の自分を知ります。

そんな過程を経て私の器はできあがります。

わざわざ、ざわざわする環境に身を置き、不安定な心持ちでお遊びができる器。

それが、Wo shi Ribenrenの器、最大の特徴です。」



 私の料理教室の生徒さんなら、おわかりかと思いますが、


カッチリ決まったレシピがあって

誰がいつ作っても同じ味になるようなレシピで

それを再現するような料理教室ではありません。


完璧に整えられたテーブルコーディネートでもないです。


生徒さんと「気持ちを合わせて同じ大きさにね!」と言ったのに不揃いな千切りとか


自分がよそいたい量だけ、好きなように盛り付けた銘々のお皿とか


そんな感じがいつも好きです。


この日は、そんな感覚で、もっともっと真剣に美しい仕掛けをしてくださって、わざわざ、ざわざわ。


器が機能性に欠けている(笑)ことも大事な仕掛けの一つ。


気をつけないとこぼれてしまう、誰かと一緒じゃないと使えない、だから誰かが必要で、途中の時間もちゃんと気持ちを満腹にしてくれます。


人間と同じだと思います。




大量生産の均一商品だけが商品テストをクリアするような便利な社会になったからか‥

いつの間か人間もそんな便利な人間だけが必要とされてきているような気がします。


情報があふれて

簡単に文字や電波で誰かと会話ができて


正解を集めることも

効率よくコミュニケーションとることも

誰かを傷つけないためのフィルターをかけることも


簡単にできるようになってきたけれど。




そういう効率的で、物分りがよくて、多分ただしくて、誰かを傷つけないやり方の隙間に、私はわざわざ、どうしても入りたくなってしまいます。



無駄なエネルギーを使って

頑固で

多分、遠回りで

多分、残念なやり方で

時に誰かを怒らせたり

傷つけてしまうかもしれない


そんな隙間に入りたくなります。



不揃いだから、みんなで協力できて

すれ違ったりぶつかったりするから

思い出も増えて


食べるのも

暮らすのも

楽しいし、美味しいような気がしてしまうのです。



高木香織さんの問い。


『過ぎ去る物が美しい。皆、何が欲しくて生きてるかって自分で言えたりするんでしょうか』



そんなおしゃべりをしながら高木さんのお店に、一緒にごはんを食べに行く方、いらっしゃいませんか。


‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥


 

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