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と言い訳しないと、な勢いですが、今日は三越劇場に来ています。

杵屋五三郎さん、東音宮田哲男さん御出演の『最高芸能の会 その一』

最後の新内節の子宝三番叟、簑助さん御出演ですよ!堅田喜三久さんもです。
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9月の結果

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世の中で自分が大事だと思っていることと自分は、たいてい関係なく進んでしまうものなのです。

ショック受けても本当に悲しくても、傷ついても、原因と自分とは(どれだけ親密だったとしても)根っこはつながっていないのだから。

大事な人を失って、まるで自分のどこかがはがれ落ちたように、空洞が出来た様に感じても、自分自身は一緒に失われてはいないのです。

だからこそ穴ぼこだらけになってる自分をちゃんと見ていないと。メンテナンスしてあげないと。

補強に補強を重ねたり、傷つけては回復させて、どんどん強くなっていくこともあるのだから。


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個人的な事情によりかなり変則スケジュール。

鑑賞記録+外食・飲み記録

飲んだらだいたい明け方までだったな…反省…


財布は軽く。(げげ)

身は重く。(ぎゃー)

自分の中身は濃く…なってると良いのですが。




9/1(土)国立博物館  「Let's 禅!」

       ランチ@上野 

       「ヴェニスの商人」@銀河劇場


9/2(日)舞踊×文楽「母子慕情」@新国立劇場

      2軒ハシゴ


9/4(月)会社飲み会@恵比寿


9/6(木)某チーム飲み会@竜泉


9/7(金)中村勘太郎・七之助 錦秋公演@文京シビックホール

       メトロ文楽@永田町

       2軒ハシゴ


9/9(日)文楽2部「菅原伝授手習鑑」@国立小劇場


9/10(月)会社絡みで焼肉@恵比寿


9/11(火)河原久雄さん 文楽の至宝・吉田玉男を偲ぶ写真展@九段下

        ランチ@東銀座

        某チーム絡みで焼肉@文京区


9/14(金)文楽1部「夏祭浪花鑑」@国立小劇場

        牛丸敏之さん写真展@六本木


9/15(土)豊竹英大夫さん文楽レクチャー(プランタン主催)@国立劇場

       半蔵門で飲み


9/16(日)文楽御贔屓様の集い上映会

        →(急きょ)文楽素浄瑠璃@原宿太田記念美術館

        歌舞伎座夜の部


9/17(日)竹澤団七さんトーク@国立劇場

        文楽2部「菅原伝授手習鑑」@国立小劇場

        半蔵門で飲み


9/18(月)歌舞伎座昼の部

        2軒ハシゴ


9/19(火)文楽1部「夏祭浪花鑑」@国立小劇場

        ミッドタウン能狂言@東京ミッドタウン


9/20(水)「憑神」@新橋演舞場

        2軒ハシゴ


9/22(土)「快楽亭ブラック毒演会」@浅草大勝館Showホール

        神楽笛・篠笛奏者 こと ×アルパ奏者 倉品真希子 @千駄木


9/23(日)文楽2部「菅原伝授手習鑑」@国立小劇場

        半蔵門でごはん


9/24(月)吉田玉男さん御命日

        文楽1部「夏祭浪花鑑」@国立小劇場

        ※朝9時からキャンセル狙いで劇場チケットセンターに並びゲット!

   家飲み


9/25(火)ランチ@東京

        文楽セミナー(?)@阿佐ヶ谷 新東京会館

        ※吉田一輔・竹本相子大夫・竹澤団吾・吉田勘市・吉田玉翔



そしてまだ続く…


9/26(水)京都フィルハーモニー×文楽(文吾さん)@紀尾井ホール


9/27(木)会社飲み会


9/28(金)芸談「文楽の至宝・吉田玉男」@六本木アカデミーヒルズ


9/29(土)東京引っ越してきた翌日に友達になったWねぇさんの結婚式★



文楽は思いがけず昼夜3回ずつ観られました。

毎回思うところ、注意するところ、気を惹かれるところがちょっとずつ違うことがあったりして興味深かったです。


歌舞伎はぜひ阿古屋の琴責めのところの音が欲しい。

清治さんの会の時の「阿古屋」と、どの程度違うか聴き比べがしたい。


おそらくこんな月はもう一生ないですが(あったら困る!)、今月は最初か文楽月間&飲みまくり月間になる覚悟がありましたので、スケジュールとしては結構完全燃焼。

内容としては、不完全燃焼もありますが…



★今月の(今のところの)個人賞★


・「夏祭浪花鑑」泥場の義平次=竹本伊達大夫さん。これに惚れ込んで3度通ったと言っても過言ではない…


・「夏祭浪花鑑」メリヤス

泥場/清馗・清丈'・龍爾・寛太郎・清公/とても好きです。緊張感もすごく煽る。

田島町/清丈'・龍爾・寛太郎・清公/珍しい二重奏。清馗さんが床に出てはるので、4人で頑張っていらっしゃいました。


・阿古屋の玉三郎さん。その三味線の腕だけでも良いから分けて欲しい…


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小鼓梅泡

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昨夜、玉男さんの命日だから、という意味も含めて梅酒の発泡酒を飲んでいました。(太宰府の梅酒ではないのですが…)
その名も「小鼓梅泡」

昨日は朝9時から国立劇場チケットセンターに並び、千秋楽の1部を見る事が出来たのですが(3度目です…1番よかった~)、終わって帰り道に朴清さんの訃報を聞きました。16日に拝聴したのに…顔色は優れなかったけど、まさか、肝硬変だったなんて。
思いがけず朴清さんのことも偲ぶ酒になりました。
朴清さん、ご冥福をお祈り申し上げます。

…9月24日トラウマになりそう。(T-T)

千秋楽おめでとうございます、て、あまり言えない千秋楽だったな…。
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9/22 この日は久々に前日夜更かしもせず、朝一も何もなく、ちゃんと眠って起きた。


お昼:快楽亭ブラック毒演会 @浅草大勝館Showホール


初めて行ってきましたよ~。

めいっぱいに観客!ぎゅうぎゅうで、体操座りで見物。実に13時~16時過ぎまで。

全リクエスト大会で4席。前座で最近弟子入りしたという「ふじたくん」(この日、本人にも初めて芸名が披露された。「快楽亭正日」。これで本当に決定だとしたら…うっかりさされそうですよ?大丈夫ですか?)1席。


名前に恥じない下ネタ・シニカルでブラックな笑い。やるなぁ~。でもやはり、女1人で行くのはまだまだ勇気がいりまする。

がんばろっと。(何を?!)


蛇足ながら、座った席の真後ろに、ずーっと前、まだ文楽を観始めて間もない頃に隣の席に座っていた、「うふんうふん」とずーっと色気出してた!じぃさまがいらっしゃってびっくり。

相変わらず「うふんうふん」とたまに咳(なのか?!)してました。

もし次どこかで会ってしまったら、縁だろうから声かけてみようかな。



夜:神楽笛・篠笛奏者 こと &アルパ奏者 倉品真希子 @千駄木ペチコートレーン


舞踊×文楽「母子慕情」@国立新劇場で笛を吹いてた、神楽笛・篠笛奏者のことちゃんのライブに行ってきました。

ペチコートレーンは三味線のお稽古に行くたび前を通っていて、たまにこじんまりとライブをやっていたので、気になっていたのですよね。

この2階にある骨董品屋さんには何度か足を運んだことがありましたが(そういや、阿佐ヶ谷の映画館の関係の方で、ブラック師匠を知ってた…これも縁か)、喫茶店側は初。


篠笛と神楽笛。

簡単に言うと、篠笛は7つ穴が開いていて西洋音階。

神楽笛は6つ穴が開いていて日本古来の音階。


勝手な音色イメージは…風、は勿論ですが、土の音と温度と手触り。



感想…。


すごい!


それで済ませたい。

たぶん天才です。

音や演奏の技術は、笛が全然わからない私でも「すげえ!」と思う超絶技術なのですが、それだけでなくって…

興奮して一緒に見に行った知人に話してたのですが、音色と、指(楽器弾きの手は良いですなあ~手フェチ手フェチ)と唇の動き…笛を吹くために育ってきたって感じ。

知人曰く

「笛吹き童子」

そのとおり!


アルパ(ラテン・ハープ。スペイン語では「H」を発音しないので、「HERP」が「アルプ」になり、その後ろに「A」をつけて「アルパ」になるんだって。)が奏でる南米の音楽に即興で篠笛の音とメロディを重ねていく…

なんでそんなことが出来るの?!

しかも違和感がないどころか、曲のイメージがさらに広がりました。


以前から思っていたけれど、最近生の楽器の音をよく聴くようになって(邦楽器を特にね)、阿古屋の琴責めじゃあありませんが、楽器って絶対奏者の生き方や性格や精神の位置?を表すものと、かなり確信めいて思うようになってきました。

ことちゃんの笛を聴いているとさらにそんな感じがします。

神楽という、神様とのいわば交信の儀式で使われる楽器を演奏し続けていることを知っているからかもしれませんけれど、ことちゃんという女の子を媒介として、日本中だけでなくって世界中のいろいろなところに精神を飛ばせる感じ。

きっと閉塞的なココロを持っていたら、聴き手にそんなイメージは抱かせないと思う。

底無しというより、天井が無い、そんな風にことちゃんを感じました。


しかーし、喋らせるとアニメ声(笑)でめっちゃ可愛いし話し上手。

ファンになっちゃいましたよ!


広島の神楽にも俄然興味を持ちましたので、ちょっと調べてみたくなりました。

まぁyou tubeの映像とか、いろいろ見て下さいよ。

すごいから!


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★最初にことちゃんの名前を頭に刻んだ記事(8/29)


太左一郎’s blog


★初めてことちゃんを観た芝居(9/2←上記事を拝読した後だったので、余計に興奮)


母子慕情


★ことちゃんのホームページ


ことちゃんのホームページ

(そのまんまだった…)


★You Tube※音が出ます


http://www.youtube.com/watch?v=AMGlYrF1mZU


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帰りは知人と谷中銀座を通り抜けて日暮里駅まで一緒に帰った。

下町散歩デーでした。


今日はこれから9月ラスト文楽!!

実は…笛吹き童子も来ます(こそっと)

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今日は文楽一部の後、東京ミッドタウンにて『東京ミッドタウン能狂言』。
第一回だそうです。
芝生広場で19時開演。小雨ぱらぱら…。きっと雨上がってくれるはず!
狂言の三番三(三番叟大好き!そいで、大鼓、亀井広忠さん!)が観たくて、そしてまた茂山千五郎さんが仁王に御出演!(ラブ)なのに加え、初野村萬斎さんの狂言なんで、楽しみでございます~
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一昨日は文楽1部。大好きな夏祭!!楽しかったよぉ~。伊達さんの義平次が何より凄かった!伊達さんホントに好きです。情、というか人間くささが滲み出てて。御本人の「芯」が出ているのでしょうか。あんなに憎たらしいのにかわいらしい(ニュアンスは伝わるでしょうか)義平次は他にない気がします。


昨日はプランタン銀座の英さんレクチャーに参加。
贅沢~!!英さん義太夫講座、清之助さん人形解説(小道具やら、昔昔、昭和57年作成の団七の丸胴までも!写真がそれです。画:勘十郎(当時簑太郎)さん)、喜一朗さんの三味線弾き分けと「間」の取り方について。
楽しかったです。
おりんさん小豆さんDancingDollさんにお会いできたのも、棚からボタモチ。嬉しゅうございました。
レクチャー合間では東天紅遣いと化してました…


そして今日は原宿の太田記念美術館にて、富助さん宗助さん芳穂さん靖さんの素浄瑠璃。
またも小豆さんにお会い出来ました。
たしかにまだまだな若手太夫とはいえ、すごく頑張ってらっしゃって、我が身を鑑みて恥ずかしくなった位。素敵でした。

その後は歌舞伎座にて夜の部。
玉三郎さんの阿古屋と吉右衛門さんの清正がとても素敵だったんですけど、昨夜も飲んで夜更かししてて(27時前に寝たのはいつだっけ…)、さすがに眠気にやられ気味でした。寝てないけど…もったいない!!今までで1番凄い席だったのに!


明日はまた文楽。団七さんのサロンの後で2部鑑賞。…今日は早く寝よう。
Maya〓

浮世絵を聴く@太田記念美術館

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今週末にこんな催し。

「天地会」上映会ともろ被ってるんですが…


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太田記念美術館コンサート


『浮世絵を聴く vol.1』


於:原宿 太田記念美術館(http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/index.html


開演:12:00 終演予定:13:30


第三回:2007年 9月16日

「文楽の音楽― 義太夫節 ―」


詁傳(こでん)の会

浄瑠璃  豊竹芳穂大夫 豊竹靖大夫

三味線  豊澤富助 竹澤宗助


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「詁傳(こでん)の会」ってなんだろう?

昨年、NPO文楽の催しの”サロン文楽”宗助さんの会の時にも富助さんいらっしゃったので、このお二人の企画の会のことなのかな??(想像)



「天地会」上映会もこちらも、どちらもこの時を逃せないのに…


さぁどっちに行く?!(分裂したい~)







舞踊×文楽=『母子慕情』+α

テーマ:

舞踊×文楽『母子慕情』


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バレエは以前はたまに見に行っていました。(過去形なのが情けない…)

この融合はアリ!


ダンサーが人でないものになり、文楽人形が人になる。

不思議な感覚でした。

全5段構成で前半がおゆみ親子を人形でその他大勢や心理描写をダンサーが。
眼目の「ととさんの名は十郎兵衛~」の段を浄瑠璃+篠笛+ピアノ。
後半はおゆみをダンサー、十郎兵衛、おつるを人形。浄瑠璃は使わず、和太鼓や篠笛を効果的に入れてました。

前半のテンポや振り、人形とダンサーの絡みがとても良くて。先に述べたように、人で無い/人形で無い、その狭間にうまくはまってた気がします。
ダンサーの群舞も動きとしなやかさがあってステキ。あんな風な体に今からはなれんだろうな~


なりたいけど(T-T)

前半で私には残念だったのが、浄瑠璃のとこ。

三味線、義太夫節を弾く上にピアノの間と音階が乗るのは難しいのかなと思いました。融合仕切れない、というか…。
語りにくかった・弾きにくかったのではないかと思います。正直ピアノは邪魔だった。

あれが三味線だけ、ピアノだけなら、語りもうまく乗るのでしょう。やり過ぎ感が否めません。惜しい。

同じ邦楽器だからか、はたまた演奏家の腕か、篠笛は気持ち良く絡んでいたのだけど。
でもしっかり義太夫節の間だったのがとても嬉しかったです。

後半は、おゆみ役がダンサーになったとこから間延びしてしまい、弛んだように感じます。

演出家が主役になるからそうなるのか…たっぷりやるのは悪い訳では無いんですが、前半のテンポの良さに比べて延び過ぎ。
最初からおゆみだけダンサーが通すか、人形で通すか、どちらかに統一するだけで随分変わったでしょうに。

また、おゆみのわが子を無くした悲しみを表す場が長い長い。

お経を読む場と阿波踊りの場。どちらか…いえ、個人的な好みと「徳島」という点を考えれば、お経を読む場をもう少しさっぱりやった方が阿波踊りが感動を呼ぶのではないでしょうか。

おゆみの衣装も、人形のおゆみは地味で粗末な寒色の着物なのにいきなり赤主体の派手さ。
せっかくトーンが統一されてたのに…勿体ない。

という訳で後半酷評しちゃいましたが、全体はとてもよかったです。よく文楽と溶け合っていたように思います。
阿波踊りを最後にしっかりと踊らせたのが徳島らしく、美しい終わり方でした。
良いものみたな~。
思わずバレエを習っている友人に「見て!」とメールしそうになったが…昨日だけでした。

NHK徳島で9/28に放送予定。東京は未定だそうです。

さて。

冒頭と最後に篠笛奏者「ことさん登場しました。
某Tさんが大絶賛してたことサンに、まさかここで会えるとは思いも寄りませんでした!
パンフをいただいてお名前を発見して、始まる前から1人で興奮。(笑)

↓Tさんブログ
http://blog.livedoor.jp/kaiou0829/archives/51014130.html

そのことサンの篠笛。


よかったんです。素晴らしい!


篠笛全然詳しくないからこの褒め方が誉め言葉になるのか分かりませんが…


ひとつひとつの音の粒が見えていた。
篠笛ってあんな風に音をちゃんと独立させて聴こえさせる事が出来るんですね。
知りませんでした。

イメージとしてはもっと粗い、音と音の境目があやふやな部分のある楽器だと思っていた。
フルートのような響き方をさせることが出来るんですね。
それに柔らかくて優しい音色。透き通っていました。

とても気持ちよかった。
かといって篠笛らしくないのか、と言えばそうではなく、ちゃんと日本の湿度や風土を感じる音なんですよね。

ちょっとびっくり。

吹きながら舞台を横切っていくのですが、ダンサーのような動きもなく、ただゆっくりと歩む、そして吹くだけ。女の子。でも存在感がありました。「こと」がそこにいました。
太棹と心地よく絡んだのは、本当に彼女の実力かも知れません。
若い女の子なんです。聞けば24,5歳だとか。


ことちゃんオススメです。

http://www3.ocn.ne.jp/~kocchi/



9/22にライブが!行きます。

9月22日(土)
神楽笛・篠笛VSアルパ(ラテンハープ)
@ペチコートレーン
03-3821-8859
※千代田線千駄木駅から徒歩3分

ついでに、ことちゃんのオフィス。

なんと「山口とも」さんのオフィス なんです!

山口ともさんって、かつてUAと共にNHK教育テレビの「ドレミテレビ 」に出演されてた方ですよ!(でた!NHK教育テレビ好き!!)

このオフィス…考えるだけで、たのしすぎ!!