再考察

テーマ:

昨日1番乗りの良かった時のスッテラインナップ(右が上)。

昨日も1番のブルと2番の玉露は強く、不動の存在であったが、

同じかそれ以上に乗ったのが3番の布巻きレインボー(ピンク)だった。



KZ名人が状況を選ばず安定して乗る、と、言われていたので調達してみたが、

聞きしに勝る好結果に早くも不動の存在となったのは言うまでもない。

もっとも名人は独自にチューンアップした物を使用しているが。


あまりにも良く乗るので試しに5番にも入れてみたが、イマイチだったので、

半ばヤケクソでハダカのレインボーを入れてみたら、そこそこ乗ったのにはビックリ。


その他は6番にポツポツ、4番は殆ど不発といった具合であった。

カラーやシルエットを識別して乗っているのか、タナなのか、まだ分からないのが正直な所。

試しにシマノの某テスターの様に1、2、3、1、2、3、と2種類のスッテだけでやってみようか。

スッテ選択が無くなれば、マルイカ釣りは物凄く楽になり釣りのみに専念出来るのだが、

その反面楽しみが半減してしまうとも言え、難しいところだ。


どうも最近の自分の傾向として下のスッテへの乗りが悪い。

1、2番のエースを下にも入れてみても、殆ど乗りが無くスッテチェンジの嵐。


だが昨日トップだった人が、「下2本直ブラが良い時もある」と、言っていて、

実際に後半はそれでかなりの数を捕っていたのは、いいヒントだった。


ヤリイカなんかは直結に全く乗らず、ブランコにしか乗らない、

なんてシチュエーションが顕著に見られるのを考えても、あって然るべきだ。


自分は直ブラで釣りをした経験が殆ど無く、正直あまり好むところではないのだが、

状況によってだが、次回から積極的に取り入れてみようかとも思う。


そして昨日一番の難敵だったのが太陽、それも気温ではなく光の方だ。

自分の右舷は1日中海面のギラつきに悩まされ、ストレスはMAXに。

偏光グラスを掛けていても全く効果は無く、穂先もラインも見えずにまともに釣りが出来ない。


これが2万、3万、と高価な偏光グラスならば解消されるのであろうか?

これまで自分が唯一釣具で金を掛けた事が無いのが、この偏光グラスなのだが、

現在使用の3、000円の物と明らかに違う快適さが得られるのであれば、

即時購入も厭わないのであるが、大して変わらないのであれば意味が無いし、

使用経験談やらを慎重に検討し、最終決定しよう。


さらにストレスに拍車を掛けてくれたのが、DUELのラインの見辛さである。

オレンジが辛うじて見えるだけで、その他のカラーは壊滅的に見えない。

0、8号なのに0、6号のDONPEPEよりも遥かに見辛く、最悪であった。

仕方が無いのでサブで携行はするが、2度と購入しないと誓ったのは言うまでもない。


昨日初めてスタートからMCゲームで釣ってみたが、幾つか利点も発見できた。

自分の悪いクセでどうにも治らない強すぎるアワセ、これによる身切れを軽減してくれるのと、

やはり大きくアタリが出るので、とても分かりやすいのは間違いなかった。


ただ、以前に茅ヶ崎の常連さんにゲーム・センサーRTでは出ないアタリがあり、

MCゲームなら出ると言われた事があるが、それは違うと思った。


極端に太いラインや重いオモリを使っていなければ、イカがスッテに触れば、

どんなロッドでも必ず穂先に何がしかの変化は必ず現れる。


違いは大きいか小さいか、明瞭か不明瞭かであり、取れるか取れないかである。

実際にこれまでも昨日も、胴長10cmにも満たないマイクロちゃんもゲームセンサーRTで、

問題なく掛けられている事からも、両者にポテンシャルの違いは少なく、

ゲームセンサーRTで取れないアタリはMCゲームでも取れないし、

MCゲームで取れるアタリはゲームセンサーRTでも取れる。

要は好みでしかないと言え、難しいのは確かだが自分はゲームセンサーRTが好きだ。


市販のロッドで取れないアタリを取るにはKZ名人に習い、「あの」穂先を使用するしかない。

やるならあそこまで極端に、決して中途半端にする事なく突き詰めるべきだろう。

ただ何度も記すがロッドを真似る事はさほど難しくも無く、誰でも出来るが、

それですぐKZ名人並みに釣れる、などと甘い幻想を抱くのは危険だ。


まず何人もの挫折者がいる事実を直視しなければならない。

やってみれば分かるが、ゼロテンのマルイカ釣りはそれだけでかなり難しく、

最初は従来の底を切って釣るのに比べ、釣果はガクっと落ちる。

そうでなければとっくにゼロテン釣法が主流で宙釣りは亜流であっただろう。


ツワモノ名手たちがさらに努力と研究を重ね、その難しさを克服し、

迫る実力を身に付けた者もいるが、さほど多くは無くその困難さが分かる。

だが未だに誰もKZさんを超える事は出来ていないし、さらに今も尚、

ご本人が凄いスピードで進化し続けているのだからもう脱帽だ。


1度足を踏み入れてしまうと間違いなく深みにハマルのが怖くて、

ビルディングには今まで手を出さずに来たが、いよいよやるべき時が来たか。

穂先だけでやめておこうと思っているが、どうなるか、分からないな。
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海況

波高 1m 気温 25℃ 中潮 風速5m 水深 40m~55m

釣り座 右舷ミヨシ (総勢5名)


釣果52杯 (頭80杯)


ロッド  極鋭MCゲーム160 極鋭ゲーム・センサー・レッドチューン

リール TATURA HD CUSTOM 150SH-TW エアドレッドチューン100R

ライン GOSEN DONPEPE8 0、6号 DUEL HARDCORE X8 0、8号

リーダー シーガーFXR船4号

仕掛け 幹糸2、5号 直結6本 枝間1m オモリ トップガン・マルイカシンカー40号


考察

寝ても覚めても今はマルイカ、どうしてもマルイカ、とにかくマルイカ。

長井へ、ゆっくり(?)2時に宿へ着くと、珍しく車が1台停まっている。

宿へ入り札を確認するとマルイカ船の右舷トモ1枚だけ返っていて一安心。

指定席キープ、ファーストミッションクリアで車中呑みに移行。


4時30分に起き出すと「おはようございます」と、大船長&若女将が既にやって来ていた。

スルメ船は3人、マルイカは5人とあって、大型の3号船でマルイカやれるかと期待したが、

そのまま1号船でマルイカに行くと聞いて、ここだけの話ガッカリ。

やはり揺れも大きいし、スラスター無しとあって横方向の微調整が出来ないゆえに、

特に船下に入ってしまう抱え込みの場合に非常に釣り辛いので好きではない。


釣れていて、晴天の土曜日に5名と少人数で出港、先週と同じく港を出てすぐ探索開始。

3流しほどやってみるも乗りは無く、さらに南下、三崎港西口へ。


ここはやる気のあるマルイカがいてくれて、連チャンゲット、一気にツ抜ける。

周り変えては撃ち、数杯拾ってまた移動、ポツポツ乗りがあり10時前に30杯に到達。


今日はいつもと違ってスタートからMCゲームでやってみたが、中々良い感触だ。

ピンクブル、玉露は今日も強く良い仕事をしてくれたが、新戦力の布巻きレインボーもGOOD。

ただ後にトップだった人に伺ったところ、今日はジンジャーが非常に良かったとの事。


昼過ぎにマイクロちゃんばかりになってしまい、どうしても掛けられなくなったのを機に、

打開せねばと、ゲーム・センサー・RTに持ち替え、極小のアタリをなんとか引っ掛け、

50杯を超えたが、掛け損じた数は思い出したくも無い・・(笑)


最後まで集中して釣りきったが、今の自分ではこれが限界、52杯で終了。

悪くない数だが、30杯も多く捕っている人がいる以上、満足は出来ない。


今以上に進むにはやるべき事と、止めるべき事がある。

どちらも非常に勇気の要る事ではあるので、正直ためらっているのだが、

そこそこオカズが釣れればいいのならこのままで問題ないが、

「あの」領域を見てみたいという欲求に抗えなくなっているのが正直なところである。


とにかく考えよう、こんなに楽しい難題は無いからな。

次回もまた悶絶させられる事になるのだろうが、上等だ。



船宿 長井 MZ丸 SN(シニア)船長
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2015 5/23 相模湾 長井沖~諸磯沖のマルイカ釣り

テーマ:


海況

波高 1m 気温 21℃ 中潮 風速4m 水深 40m~60m

釣り座 右舷ミヨシ (総勢8名)


釣果24 杯 (頭72杯)


ロッド 極鋭ゲーム・センサー レッドチューン 極鋭MCゲーム160

リール TATURA HD CUSTOM 150SH-TW エアドレッドチューン100R

ライン GOSEN DONPEPE8 0、6号 DUEL HARDCORE X8 0、8号

リーダー シーガーFXR船4号

仕掛け 幹糸2、5号 直結6本 枝間1m オモリ トップガン・マルイカシンカー 50号&40号


考察

マルイカ熱は高まる一方ときて、今週も長井へ。

久々に晴天のベタ凪とあって人も多いかと思いきや、いつもの閑古鳥鳴き状態。

マルイカは4人組が予約済みとあって心配ないのは良いが、逆にスルメにお一人様。

ここ数日の貧課を受けては客など来るはずも無く、結局貸し竿にてマルイカ船に。


受付を済ませいざ船に向かおうかという時に、「Yさん、あの若い人は凄く上手いよ」と、

大船長が指し示すのは初めて見る人だが、自分にも一目で上手い事が見て取れた。

持っている道具、年季の入ったゴム引きウエア、それらで「キチ○イ」度合いがすぐ分かるのだ。

残念ながら殆ど釣りを見る事が出来ない自分の真後ろ、左舷ミヨシなのが困った。


7人を乗せて定刻前に出港、港を出ても全く速度を上げる気配が無い。

これは近場から見ていくのだと思ったら案の定、10分も掛からずスローダウン。

いきなり開始の合図、48mダチと予想より浅かったが、変える暇も無く50号のまま投入。


ブッコミでいきなりヒット、どうせムギだろうと思ったら正真正銘マルイカをゲット。

幸先良いなと喜びながらすぐに2回目、なんとまたしてもアタリ、今度はかなり重い。

やはりムギとマルのダブル、3回目は無理か?と、思ったらまたヒット、もう最高!


閑古鳥鳴き状態が幸いし、早く出たおかげでまだこの付近には本船しかおらず、

イカが全くスレていないので、アタリは素直に大きくハッキリと出て、簡単に掛けられる。

15分程であっと言う間にツ抜け、水深が浅ければもっと数釣れただろう。


さすがにその後はスレて来て、自分はアタるのに掛けられない状況に。

それでもここから見える右舷の3名は全く釣れていないので、こんなもんかと思っていたら、

後で聞くと真後ろの若者は、30分ほど入れ掛かり状態だったらしく、

この流しだけで30杯以上捕ったのではないかとの事。


船長もビックリしていたが、今日のマルイカはまた異常に小さいやつばかり。

今までとは違う新群れじゃないかとの事だが、スレてしまったコイツを掛けるのは至難の業で、

こうなるとエキスパートの一人舞台、腕の差がモロに出てしまう状況だ。


掛け損ねに悶絶しまくりだったが、アタリがあるので全く飽きずに集中していたところ、

船長が左舷の人にだけ「悪いね、ちょっと上げといて」と、言っている。

どういう事だ?と、思っていたらなんと、いつの間にか大船長の1号船が接近している。


なんでも出船時間を7時と間違えてやって来た人がおり、その人を乗せて来たらしい。

通常なら本船が港に戻る所だが、あまりにも入れ乗り状態なので動くに動けず、

仕方なく1号船ではしけをやるはめになったとの事だが、なんだかな・・


出船時間の確認なんていうのは基本中の基本、いろはの「い」だろうに。

自分なら絶対に遠慮するが、相当面の皮が厚い様で悪びれた様子も無い。

左舷に接舷し「遅刻氏」を乗り移らせ、大船長は港へ戻って行きこちらも釣り再開。


さすがにモーニングサービスは終了してしまい、開始から40分を経て今日始めての移動。

自分はここで13杯捕って一応満足じゃ~なんて思っていたのだが・・ 汗顔の至りだ。


おそらく同じ反応を追尾して2度3度とトライするも殆ど乗らず、徐々に南下しながら再探索。

城ヶ島のやや手前、諸磯沖へやって来て投入、ポツポツ程度の乗り。


南下したり北上したり、中小に移動を繰り返すも活性の高い群れには遭遇せず。

エキスパートのみがアタリを出せる難易度Sクラスの状況に、自分などなす術なし。

時折マルのダブルなんかもあったが、焼け石に水。


終盤は長井沖に戻りこちらもポツポツ、結局最高の乗りはアサイチだけだった。

ムギ2杯マル22杯の24杯で終了、トップは勿論真後ろの若者で、なんと72杯、脱帽だ。

自分も貧課だがまだマシな方で、他の6名はみんな一桁だったそうな。


若き名人はイカを掛けるのと同じくらい帰るのも早く、お話を伺う間もなく消え去ったが、

船長に聞くとあの若者は、筋金入りのマルイカ狂で色々な宿に行って腕を磨いているそうで、

あの腕達者が揃う、剣崎松輪のKHZ丸のチャンピオンだそうだ。


ただ、今朝ご本人が言っていたそうだが、葉山のTZ丸にも道場破り(?)に出向いた所、

「トリプルスコアで完敗しました、あの人には何をどうやっても勝てません」との事。

名人、達人、チャンピオンを軽~く子供扱いとは・・ もはや「神」ですな、KZさんは。


あまりの差に自分の釣りなど根本から間違っているのでは?と、嫌気が差したが、

同じ道具、同じ釣法で自分の3倍、5倍と釣る人がいるのだから、やり方次第であろう。

まだまだ「気付けていない」「出せていない」アタり、サワリが必ずあるはず。

「いかに自分を信じられるか」とは、バスプロがよく言うセリフだが、本当にそうだろう。


基本はこのままのスタイルで通してみて、必要な技があれば積極的に取り入れる。

もう少し検証してみないと細部は理解出来ていないが、こんな感じで行こうか。

タチウオもシーバスもスルメも、人並みに釣れる様になるには相当の経験が要った事だし、

ましてや「変態」「キチ○イ」がひしめくマルイカ釣り、そう甘くは無いだろう。


屈辱こそ我がモチベーション、今シーズンは他には目もくれないでやり通すぞ。

反省と検証を入念にしつつ、ギアをケアし、次に備えよう。



船宿 長井 MZ丸 SN船長
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マルイカ再考察

テーマ:

昨日のスタメンはこの6本で行ってみた。 (右が上)



前回のMVP赤帽玉露ハダカと、それに次ぐブル赤帽ピンク青粉入りは不動。

その他のケイムラ(ブルー)系もそこそこ乗ったのでそのままに、

1番下だけ新たに入手した玉露ハダカ夜光玉入りをセットしたのだが、

残念ながら今日唯一乗らなかったのがコヤツで、ベンチに下げられてしまう。

だがもしかしたらポジションの問題であったかもしれないので、ベンチ外にはしない。


そして昨日1番の5連チャン時のセッティングがこれ。



下のケイムラハダカに良く乗ったので、赤帽ケイムラブルーに変えて2番目にもう1本追加。

そして1番下は乗らなくても「コマセ」になればとグリーン赤球ハダカを。

・・って、これどう見てもイエローにしか見えないのだが・・ 自分だけだろうか?(笑)


やはり昨日も赤帽玉露とブルは強く、8割方これらで獲ったと思う。

だが試しに赤帽玉露をもう1本1番下に入れてみたが、全く乗らなかった。


本当に良く分からないのは、前半5番のケイムラハダカに良く乗ったので、

スピードUPのため2番にも入れたが、殆ど乗らずその両脇の玉露とブルに乗るという結果に。

この辺りは明確な答えなど出せる訳も無く、アングラーの数だけ意見があるだろうが、

自分はカラー、タナ、どちらの可能性も捨てず、臨機応変に対応して行く。


今回初めて道糸を0、6号にしてみた。



テクノロジーの進化は凄い、0、6号で6、4kgという強度の高さに驚いた。

自分が強度と同じ位に重視する見易さ、これも20m~30m間のパープルだけは見辛いが、

その他は申し分の無い視認性で、一応合格点を与えられる。

後は耐久性を見て問題なければ、150mで3、000円前後と安価なので悪くないかと。


実釣では潮切れの良さに、期待した程の効果が感じられなかったのは意外だった。

水深50mで50号トップガン使用、リーダー4号1、5mにスッテは6本、幹糸2、5号1m、

船長の流し方や潮流の速さにもよるが、昨日は道糸が立てられず苦労する場面が続出。


ウネリが強い時ほどオモリを底に着けてスッテを静止させるのが有効、等と聞いたが、

あれだけ横にブッ飛んでしまうと、人数が多ければ即オマツリになってしまうだろうし、

ゼロテンも状況を考えながらやらないと、大変な事になる。


多大なメリットがあるという訳ではないし、強度面での不安は払拭できないので、

やはり0、8号が妥当な所である様で、そこに落ち着く事になるかもしれない。


カンナ側にビーズを使わない直接縛りも、まだデータが少ないので断定はしかねるが、

あまり違いは無さそうで、シブい時に自分だけ乗る、等という事が無ければ再使用もある。

昨日に限っては、乗らない時は何をやっても乗らなかったとしか言えなかったし。

もっともハリスを半分の太さにしたので、今までのビーズでは穴径が大きすぎてダメなので、

もっと小さいビーズか、それに代わる物を調達してこなければならない。


それだけ購入して帰って来れば良いのだが、釣具屋に行くとつい余計な物まで買ってしまう。

今は特に必要な物は無いから大丈夫だと思うが、そう言えば夏用のウエアが・・

って、これがイカンのだ、くれぐれも浪費は避ける様に。


晴天に恵まれた本日は19~25とまぁまぁの釣果が出た。

1週間に10mずつ浅くなって行っているので、来週は40mダチで出来そうだ。

本当にそうなったら、いよいよ40号のトップガンを投入する。

巻き上げは軽くなり楽になるが、その分だけロッドの曲がりが少なくなるので、

その曲がりに現れるアタリを思い出すまで若干時間が掛かるが、なるべく早く適応したい。


そして昨日の様なウネった状況を攻略するのに、再度MCゲーム160も使ってみようかと思う。

ゲーム・センサーRTに何も不満は無いのだが、もしかしたら軟調竿でなければ気付けない、

最近知った、「居食い」ならぬ「居乗り」という言葉、この状況に気付けるかもしれない。


活性が低く、スッテを抱いているのにほぼ動かない状態を言うそうだが、

聞く前からそういう状況は、実は気付いたアタリの3~5倍位はあると思っていた。

理由は至って簡単、あのKZ名人がほぼ毎回自分の3~5倍の数を釣っているからである。


まだマルイカで同船した事は無いが、ほぼ同じ海域で釣っている訳で、

要するにアタリの数は自分もKZさんも、さほど違いは無いと考えられる。


無論、誘いの巧拙、船長の技量と勘、群れの活性、等々様々な要素があり、

一概には言えないが、KZさんはアタリのほぼ100%に気付き、乗せてしまっているのに対し、

自分は3割程しか気付けず、2割程しか乗せられないのでこの差が付いていると推察される。


この事はマルイカを始めた当初から考えていたのだが、KZ名人の特集記事、

あの極限まで削り込んだ穂先を見て、解説を読んで、確信に変わった。


気付くまでは同じだったが、そこから研究を重ねついには克服してしまい、

実際に飛び抜けた釣果に結び付けてしまった所が名人の名人たる所以。


実は今、真似るかどうかを検討している。

1度はあの削り込んだ穂先でやってみたいと思うのである。


無論既述の通り道具を真似られても、未だに誰もKZさんを超えられない様に、

釣果に結び付ける技術が伴わないと無意味だが、1度体感してみたいのだ。


感度最高と言われるメタルトップに満足出来ず、躊躇い無くちょん切って、

やはり極限まで削り込んだグラスの穂先を付けて目感度を上げ、

ほぼ宙で、他を圧倒するスコアを叩き出すカワハギ釣りを目の当たりにしているので尚更だ。

まぁ、今シーズンでなくても良いし、気が向いたらやる事にしよう。


取り敢えず来週も出撃だ。

2015 5/16 相模湾 城ヶ島沖のマルイカ釣り

テーマ:

海況

波高 2m (強烈なウネリを伴う) 気温 21℃ 中潮 風速5m 水深 45m~65m

釣り座 右舷ミヨシ (総勢4名)


釣果15 杯 (頭15杯)


ロッド  極鋭ゲーム・センサー レッドチューン    

リール  TATURA  HD  CUSTOM  150SH-TW

ライン GOSEN DONPEPE8 0、6号 リーダー シーガーFXR船4号

仕掛け 幹糸2、5号 直結6本 枝間1m オモリ トップガン・マルイカシンカー 50号


考察

先週初めて良い思いをしたマルイカ釣り、夢よもう1度というわけでもないが今週も長井へ。

大概「先週で止めときゃ良かった・・」ってな結果になるのは重々承知であるが、

前回は自分一人での出船だったので、比較考察出来なかった新たな仕掛けの功罪や、

その意義が本当にあるかを確かめたいので他には目を向けられない。


しかしマズイ事に今日は雨予報であり、またしてもお客さんが来ない可能性が多分にある。

2度寝してしまったおかげで4時30分に宿に到着、したのは良いが・・

若女将さん一人でポツ~ンと佇んでいるのを見て頭を抱える。


今日もダメかとほぼ諦めたが、取り敢えず奇跡を信じて待ってみる事に。

船長達登場して間もなく1台の車の到来に、さぁどっちだ?と、ドキドキ。

「スルメだって」と、聞きガックリ、最悪スルメ船に混ぜてもらっても良いかと大船長に尋ねると、

「まぁ、それしかないけど、もうちっと待ってみんべ」と、皆で宿に続く道路を凝視。


数分後、思いが天に通じたか1台の車がやって来て、「マルイカ」と、はっきり聞こえた。

ヨッシャー!とガッツポーズ、いそいそと受付を済ませ船に行き準備開始。


結局マルイカもスルメも2人ずつだったので、まとめて3号船1隻で出る事に。

しかし降るとは聞いていたが、予想より遥かに強い雨足にビックリ。

予報では弱雨となっているし、うまくいけば止んじゃうんじゃない?なんて考えは甘かった。

もっとも雨なんかいくら降ろうが、イカの活性が高ければ何の問題にもならないのだが。


一応ゴム引き上下で完全武装して行く事にしたのは、後に大正解だったと思い知る。

定刻の30分前に早くも舫が解かれ出港、近場から探索していく様だ。


今日も霧が少し出ていて、すぐ近くのはずの陸地が全く見えないので、

どこを走っているのか分からなくなってしまったが、時間から言って秋谷沖辺りでスローダウン。

しばし探索の後、船が止まり投入の合図、60mダチと前回より若干浅くなったか。


この流しは空振り、再度探索の後またしても60mダチで投入合図。

今度はブッコミでアタリ、アワセると結構な重量感、多点掛けと確信。

案の定ムギのダブル、2回目も乗ってくる勢いは無く回収の合図。


ここには風はさほど無いのだが、沖でかなり吹いているらしく、

強烈なウネリが間断なく襲い掛かって来て船の上下は凄まじいが、

次の流しでなんとかモタレを取ってムギをゲット、これは我ながら上出来だと思った。


その後全くアタらなくなってしまい、更に南下していつもの城ヶ島沖へ。

霧が晴れてきたので島もハッキリと見えるようになった。


剣崎船の殆どが終結しており、プチ船団を形成している傍で開始の合図。

アタらず、サワらず、全く音沙汰無しが続き、土砂降りの雨も相まって士気は著しく低下。

先週も前半はこうだったじゃないか、と、自分に言い聞かせ集中を維持。


アタらなくても、サワらなくてもメゲずにひたすら巻き落としを繰り返す。

船長が上げろと言わずに流し続けているのだから、反応は出ているはず。

そう、自分の仕掛けのすぐ傍にイカはいるのだから、やり続けるのみだ。

また突然スイッチが入るかもしれないし、と、希望だけは捨てなかった。


ポツ・・ ポツ・・ 忘れた頃にポツ・・ ポツ・・ 「その時」はいつでしょうか?

7杯とツ抜けもできないまま早くも11時を周ってしまい、残り2時間を切る。

さすがに今日はもう厳しいかと焦り始めた矢先に、ようやく始まってくれた。


ブッコミでムギをゲット、2回目もアタってマルイカをゲット、3回目も間に合ってムギ。

5連チャンでマル、ムギを次々にゲットしていき、やっとツが抜ける。


アタリが遠のき移動、今度も高活性の群れでブッコミ1発、マルイカをゲット。

次は巻き上げ中にバレてしまってガッカリ、その次はしっかり掛けてムギゲット。

また5連チャンしたのだが2バラシ、3つしかゲット出来ず悔しさが募る。


今日の盛り上がりはこれだけで、後は殆どアタリも無く終了の時間に。

土砂降りに高ウネリと条件も良くなかったが、何よりイカの活性が低過ぎた。

台風が海を変えてしまったのだろうか? やはり良い事は続かないものだ。


主目的である仕掛けの検証は、自分の右舷にはスルメタックルの人しかおらず、

唯一のマルイカアングラーは真後ろで、全く見られなかったので今回も出来なかった。


同じ海域でやっていた長井船のKY丸はトップ38杯捕っているし、

剣崎船も20杯~30杯が何件かあるので、うまく当てられた船はそこそこ獲っている。

反応はあるというし、居なくなってしまった訳では無い様なので次回に期待だ。


沖上がり頃になってちょうど止むという、冗談の様な天気を恨みながら、宿に戻る。

今日はいつものシラス売りのTちゃんは、身内に不幸があってお休みなので、

最近お気に入りのあかもくが買えないと聞いてガッカリ。


遅れて上がってきたスルメタックルの年配者2人組は、やはり惨憺たる結果で、

途中でギブアップして釣りを止めてしまったお一人は0だったそうだ。


せっかく雨の中、小金井から来たのに、あまりにも可愛そうだなと思ったし、

イカ釣りは初めてだと聞いて、これで嫌いになられたら嫌だなとも考えたので、

「もしよかったら・・」と、自分のイカを差し出すと、大喜びで貰ってくれた。


「私はこういうものです」と、代わりに差し出された名刺には、作詞作曲家と書かれている。

しかもFM府中でパーソナリティを勤めているそうで、次回の放送で話しますとの事。

名刺の裏にはさらに、東京都釣魚連合会の副理事、三鷹釣友連の理事長、

日本作曲家協会の認定講師等々・・ 自分には良く分からないが何か凄そうな肩書きだらけ。

まぁ、これに懲りずにまた今度、もっと条件の良い日に来て良い思いが出来れば良いですね。


危惧していた通り返り討ちに遭ってしまったが、この釣りはやはり楽しい。

たとえこの宿が出さなくなっても、今期はマルイカをやり込みたいと思う。

日に日に浅くなってきているし、今後難しくもなるが、より楽しくなる。

とりあえず次週も出撃予定、良い日に当たりますように。



船宿 長井 MZ丸 SN船長