スプーンのゆくえ。 | 月と麦酒

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食卓の日乗と世界の酒場巡り

「シルバースプーン」きらきら、ページをめくる夫の姿、想い出すたびくすり^^14日、夫へ贈った食卓、綴っておこうと思います。優雅に、さらりと。。夢見てはいるのだけれど。私はいつものごとく、バタバタ、あわわ^^カメラマンは夫^^食卓の様子、たくさん撮影してくれました。

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INVOLTINI DI SOGLIOLE CON I GAMBERI
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舌平目とエビのロール・・の予定だったのだけれどね。。思うような舌平目に出逢えず、真鯛で代用することに、あわわわ。。レシピでは素材そのままでロールしていたけれど。。苦肉の策^^滑らかな食感にするため鯛はマリネしてから用いました。リクエスト、全う出来なかったのに、「美味しいよ!」の一言に救われて。

POLLO ALLE CIPOLLE
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鶏肉と玉ねぎの蒸し焼き。シルバースプーンのレシピは基本的に4人分の材料表記。我が家はふたり。これは様々なレシピに言えるのでしょうが、そのまま半分の分量でこしらえても、具合がよくないように思うのです。それから表記では一羽を切り分けて、とあるけれど、あらかじめ切り分けたものを用いるのと、自分で切り分けるのでは素材の水分なども違ってきます。今回はあらかじめ切り分けられたもの、用いましたのでこちらも事前にマリネして。少しづつ、我が家向けにアレンジ、必要なのかもしれませんね。こちらはもちろん一回でのお食事ではいただくことできませんので、翌日のスープの材料にという計算^^

この他、ブロッコリーのアンチョビ風味を夫のリクエストでこちらのレシピから。自己流ではずっとこしらえてきた一品。けれど、茹で時間、和え方、ふむふむ^^学ぶことがたくさん。それから少しづつ余った食材と冷蔵庫と相談をして、少しお写真に写っているかな?真鯛のマリネ、ほうれん草とフレッシュマッシュルームのサラダ仕立て、それからスープをこしらえました。

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エビのビスク。ロールに用いたエビの頭と殻、そして少し余った身、お野菜でビスクをこしらえました。濃厚なこちらのスープはふたりの旅の想い出の一品なのです。

塩分や調理法、少しずつふたりに添うように調理しましたので、レシピ通り、とはいかなかったけれどね、夫の喜ぶ顔が私にとってはおご馳走に。贈ったつもり、が贈られていたのかもしれません。
ゆったりのんびり。おおらかなイタリアの家庭料理の風、想い出しながら囲んだ食卓。お料理も、時には人生も。思い通りにはいかないこと、たくさんあるけれど、そのときどきで、やわらかな、まあるい気持ちで向き合えたら。



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10月25日、槙原敬之さんが「てをつなごう」っていう歌をつくってくれました。Mackey made a song,"Holding Hands".


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