マイ・ファニー・バレンタイン

「マイ・ファニー・バレンタイン」は、リチャード・ロジャース&ロレンツ・ハートの
コンビによる1937年のミュージカル『ベイブス・イン・アームズ』のナンバー。
マイルス・デイヴィスも度々録音しているけれど、極めつけは
1964年2月12日、ニューヨークのフィルハーモニックホールで
ライヴ録音した「マイ・ファニー・バレンタイン」。
この夜の演奏は、『マイ・ファニー・バレンタイン』と『フォア・アンド・モア』の
2枚のアルバムに収録されている。


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マイルス以外のパーソネルは、テナーサックスがジョージ・コールマン、ピアノが
ハービー・ハンコック、ベースがロン・カーター、ドラムがトニー・ウィリアムスだ。
テナーのジョン・コルトレーンがマイルスのグループを退団した後、
1964年8月にウェイン・ショーターを迎えるまでの間、ハンク・モブレー、
ジョージ・コールマン、サム・リヴァースと、3人の奏者が入れ替わり加入する。
ビッグネームのコルトレーンの後を繋いだジョージ・コールマンも
この夜は緊張感のあるリリカルな演奏を披露する。

歌ものでは、フランク・シナトラの「マイ・ファニー・バレンタイン」が有名だが
マット・デニスの歌も、なかなか“イカス!”・・・こんな言葉は死語ですが(笑)


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