?酒

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(題に「口+卑」を記入したところ文字化けした)

http://ameblo.jp/propanegas/entry-10015338850.html#cbox

上記のプロパンガスさんの投稿に、mattからの問いかけへの回答が載っている。

せっかくご回答いただいたのだから、プロパンガスさんの投稿に対するmattの返答をここに記しておこう。

これから書くことを強く主張するつもりはない。呑めないわけではないが普段はあまり呑まないし、相場は張っても賭博はやらないので、「酒税を下げてパチンコ営業に課税しろ」という議論にあまり関心が無い。


① 酒は贅沢品か?

全世界的に見れば明らかに贅沢品だと思う。

酒は普通は穀物から作る。人間が摂取するカロリー量だけ考えれば、酵母に澱粉を消費させてしまうより、澱粉をそのまま人間様が摂取するほうが、より多くの人により多くの栄養を供給することができる。

もし世の中のすべての人にできるだけ公平に穀物を供給しようと思ったら、酒をくらっている場合ではない。この世には、カロリー摂取量が下限ぎりぎりの人(或はそれ以下の人)はたくさんいる。

現実には、そんな「夢のような(?)公平な社会」は存在しない。富は不均等に分配されている。

だから飲酒が許される余地もあろうというわけだ。

現代の日本人にとっては酒は簡単に手に入るので、この社会の中では一部の酒を除いては贅沢品とは言えないだろう。


② ビールは大衆の酒にふさわしい?

「せめてビールくらいは安くあげたい」と感じてらっしゃる方は少なくないだろうとmattも思う。「せめてビールくらいは」というのは、「庶民の一般大衆の息抜」という感覚があるということだろう。

エジプト生まれドイツ育ち(?)のこの酒、ご存知のように今では世界中に拡がっている。

・あまり度が強くないので、誰でも比較的飲みやすい

・主原料の一つ(大麦)が穀物としては割安で、製造リードタイム期間が比較的短く、澱粉のアルコールへの変換の程度も小さいので、酒としては製造コストを抑えやすい

・発泡性があるので、冷やしたものは、ソーダ水同様、暑い日/肉体労働の後に涼をとるのに都合が良い

このあたりが理由なのではないかと、勝手に考えている。特に「庶民派の酒」というイメージの形成には、「肉体労働の後に涼をとるのによい」という点が重要な役割を果たしているのかもしれない、と思う。

労働者階級が「仕事のあとキューっといく」には好適な存在なのかもしれない、ということだ。

Sinologyついでに書くと、「労働者と農民の理想の社会」中共政権下でビールは爆発的に拡がった。今や伝統的な中国酒がかすんで見えるくらいだ(この点ポン酒と似ている)。

椎名誠が80年代に中国旅行したときの短い旅行記を読んだことがある。「中国のラーメン事情を探るため」に取材しに行ったところ、「ビールの方がすごい」ことに気づいたのだそうだ。「中国はラーメンよりビールだ!」と彼は述べている。

(実際その通りで、日本人は麺に期待して訪中しないほうがよい。mattの知る限り、彼らは「こし」にあまりこだわっていない。「小麦粉をこねて作った色々ある食い物のうちの一種」という感覚だと認識しておくと期待を外さなくて済むと思う)

当時、大陸では冷蔵庫はあまり普及していなかった。ぬるいビールを呑むはめとなったと椎名は書いている。(青島ビールだけは「冷やさなくても美味い」のだそうだ)

ぬるいビールばかり出されるにもかかわらず、行く都市行く都市どこでもビールが(それもその地方ごとの銘柄が)現地の人たちの間で呑まれていたというのだから、椎名の言う通り中共政権社会は「ビール社会」なのだろう。

ひょっとして「労働者と農民の前衛」として、共産党がビール生産・消費を推進したのだろうか? 「労働者階級にはどういう酒がふさわしいか?」と論争でもしたのだろうか?


③ 酒税はどのくらいが妥当なのか?

酒のように「それなくして生存を確保できないとはとても言えないが、人々が自分の生活に潤いを与えるためにぜひほしいと思う存在」に大きく課税するのは、必ずしも悪いことではないと思っている。

あまり真面目に考えたことが無いので20%が妥当なのか100%が妥当なのかは分からないが、酒税を高くすることは、所得税など他の税金の減免を前提にするのなら、悪い話ではないと思っている。

観点が変わるが、酒は交通事故の重要な原因なので、税率を思い切って上げるのは一つの手かもしれない。

交通事故防止施策としては、酒そのものより「酒を出す飲食店(特に居酒屋)で駐車場を併設しているもの」に高率の営業課税を行うべきではないか、と思ったことはある。「酒による売り上げ増をとるか、駐車場設置による売り上げ増をとるか、どちらか選べ。両方同時に採ろうとする者には課税する」と飲食店に迫るわけだ。


④ たばこ消費税

mattは煙草を吸わない。たばこ消費税がどのくらい重いかについて考えたことも無かった。100%超なのだそうだが、そうだとすると、mattとしては、「では、500~1000%に上げ、増収分を医療費に充当すべきだ。また、密造・密売・密輸入には重い刑罰を課し重い罰金を課すべきだ」と思う。

煙草のいけないところは煙を排出することだ。そのことに尽きる。吸っている本人以外の人が有害物質を吸わされてしまう。排気ガスを出す自動車と違って、それ自体で人間の役に立つ役務を生み出したりするわけでもない。

個人的な意見だが、煙草については「懲罰的だ」と感じるくらい増税すべきだと思っている。


⑤ ノンアルコールビールが社会に広まったら、その社会は気持ち悪いか?

別にどうということはないと思う。mattから見るとノンアルコールビールもダイエットコークも伊藤園のおーいお茶も、あまり違いは無い。(mattは diet Coke のあのいかにも化学物質的な味が好きだ)

mattがこう思うのは「1カ月間全く呑まなくても平気」な人種だからだろう。試したことは無いが、1年間全く呑まなくても平気だと思う。

「ビール党」にとっては、「デパートの屋上で誰もがファインブリューやバービカンを持っている」光景は悪夢に違いない。


⑥ そもそもmattはビールが嫌いなのか?

そんなことはない。しかし「好きな飲み物だ」というほどでもない。「あれば呑む」程度の存在だ。それこそ「ダイエットペプシでもモルツでもどっちでも良い」と口から言葉が出そうだ。

「このビールは美味しい」と思うビールが無いわけではない。ただ、そういうものも「必需品だ」という意識を matt に持たせるには至っていない。

・Corona Extra
・アサヒスーパードライ

この2つは美味しいと思っている。


⑦ 呑みながらブログを書こうと思うか?

思わない。

matt は自宅で酒を呑むことはまずない。このことは大きいと思う。

呑むのは外食するとき、それも夜間だけと言っていい。

「胡と漢」を呑みながら書くのは、mattの能力ではかなり難しいと思う。記憶に頼ってささっと書く部分も多いが、書籍を読み直しながら書いていることも少なくない。過去の投稿と将来書くであろう投稿の内容との整合性を考えたりもする。

EUR/USD の週足を見たり、どこかの会社の有報を読んだり、アメリカ連邦政府のどこかの省庁が出した報告書をぱらぱらめくったりする傍ら、騎馬民の歴史を書くべくブログに投稿していたりする。呑みながらやる自信はない。

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航空会社(6)

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NIKKEI NET 7月28日記事
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20060728AT1D2807G28072006.html

おいおい...

ほんとにそれだけが理由なら、最初から自分が出てきてそう言えよ。

それに、今や株主は日本人だけとは限らないから、"sorry"と簡単に言わん方がいいぞ...

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航空会社(5)

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NIKKEI NET 7月26日記事
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20060726AT1D2605Z26072006.html

これで支障なく増資できることになった。

とはいえ、問題はこれからだ。

・整備不良対策
・操縦士の健康管理
・燃料高騰
・有利子負債の償還
・労務費削減/組合対策

もっとあったっけ...?

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航空会社(4)

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http://quote.yahoo.co.jp/q?s=9205.t&d=c&k=c3&a=v&p=m25,m75,s&t=6m&l=off&z=m&q=c&h=on
(7月25日の四本値 214-215-197-206)

公募価格を割ってしまった。安値の197円は3年前につけたことのある上場来安値。

仮処分申請があったが、本当に裁判所が増資を差し止めるかどうか、が当面の見どころか。

航空会社

テーマ:

NIKKEI NET 7月14日記事
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20060714AT1D140BR14072006.html

きっと国内でなかなか売れないのだろうと思う。

最近ある銘柄を買いに証券会社の店頭へ行ったところ、「JALはいかがですか?」と問われた。

買わなかったが、目論見書は持ち帰って読んでみた。

有報も読んでみた。

悪い。とても悪い。

目立つのは給与レベルがとても高いことか。操縦士は仕方ないとして、それ以外はどうかと思う。

目論見書によると、増資で設備投資する(飛行機を買う)そうだ。今後7年間に合計で少なくとも79機受領予定。

機種を見てみる。

B737-800・・・30機
B767-300ER・・・3機
B767-300F・・・4機
B777-200・・・1機
B777-300ER・・・9機
B787・・・30機
Bombardia CRJ200・・・2機

これ以外に「その他」と機数不特定で記載がある。

うーむ。

B787はカーボンエポキシ樹脂を使って軽量化した省エネ型の画期的な機体と聞いている。納入開始は2年後。

それ以外はこれからの燃料費高騰にどのくらい対応していけるのだろうか。

Jim Rogers が2月に買ったそうだが、当分の間 matt には買えなさそうだ。

Renewables & Conservation

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http://ameblo.jp/mattmicky/entry-10003137199.html#cbox

去年の7月にプロパンガスさんから問われて、好きな本を5冊挙げた。

その一冊として「新聞が面白くない理由」という本を挙げた。

この本によると、新聞の一面トップに載るような記事には、「官僚が組織内で作文した原稿を記者クラブに持ってきて記者たちに説明し、その原稿を記者が自社に持ち帰り、そのまま載せたもの」が多いのだそうだ。

そういう傾向(大手メディアの報道は官製報道そのままであることが少なくない傾向)があることを気にかけながら読んでいると、どうも「これは何かあるぞ...?」ということにぶち当たることがある。

今年に入ってから、特に3月に「大手商社がブラジルからエタノールを輸入しようとしている」という報道があったころから、気にかかっている。

・バイオエタノール(2030年までに全てのガソリンに10%混ぜる?)

・アジア諸国に対する省エネ推進協力

・夏と冬の気温差を利用した空調を2030年を目途に開発する(一体どんな設備なんだ?)

経済産業省と環境省、特に前者の動きがどうも気にかかる。

道を歩いていて、「これってひょっとして京都議定書対策?」と思ったこともある。

最近3年くらいで、「緑・黄・赤のランプをよくよく見たら、小さな光る粒粒の集まりだった」そういう信号機が増えた。東京都心では特に増えた。

発光ダイオードだ。

発光ダイオードは高い。同じ明るさだと蛍光灯の20倍くらいの初期投資が要るとあるところで読んだ。もっとも寿命は「目茶苦茶に」長いらしい。そして、電力消費が蛍光灯より少ない。全国で導入すれば、信号機分だけは二酸化炭素排出量を削減できることになる。もちろん、エネルギーの消費も減らせる。

何かが起こっているのだろうか。

プロパンガスさん<http://ameblo.jp/propanegas/entry-10003491153.html >が書かれているように、ブログテーマ「政治・経済」では命題の設定があまりよくなくなってきた。

個人的な意見だが、サイバーエージェントのアメブロ運営スタッフも困っているように見える。

「政治・経済」のテーマ設定にあれこれ頭を使える人たちだったら、現時点ではオンライン広告代理店業界に入ろうとはあまり思わないと思う。はっきり言っておくが、この発言、mattは別に失礼な発言だとは思っていない。

「政治・経済」についてあれこれ考えることに関心がある人が、(社会的に見て)現段階のオンライン広告代理店業に関心を持つか? あまり持たないと思う。また、オンライン広告代理店の側も、採用時にそういう資質はあまり問わないと思う。

察するに、スタッフの方々は、もっと日常的なネタに関心があるのだと思う。広告は商品を宣伝するわけだから、トップダウンアプローチ的に政治・経済を考える頭は役に立たないことが多いだろう。一方で、「このチョコレートそんなにおいしいのかね? ああ、ほんとにおいしいな。でも、どうしたら、人の目に『おいしい!』って見せられるだろうか?」といった、日常生活に密着した感覚は大いに要求されると思う。

同じ広告代理店でも、電通みたいに巨大な存在になれば別だ。サイバーエージェントだって、どんどん成長して巨大なメディア産業になれれば、政治・経済についてあれこれ考える人材を将来は藤田社長も採用したくなるかもしれない。が、現時点では、それどころではないだろうと思う。

核兵器をなくすにはどうしたらいいか? mattには、今のところブラックユーモアしか思いつかない。

「すべての核兵器保有国が互いに全面核戦争を起こし、手持ちの核兵器を全部使い切ればいい」

もちろん、地球上の生物はヒトも含め死に絶える。しかし、「核兵器がなくなる」には違いあるまい。

サイバーエージェントはトラックバックステーションの命題を公募している。matt は何かがほしくて blogger やっているわけではないので特に協力する気はない。為替相場とFT記事ネタとSinologyについて淡々と書くだけだ。

ただ、藤田社長とアメブロ運営スタッフの方々には一言申し上げておく。「政治・経済」命題の質を上げたかったら、歴史を学んだ人をスタッフに含めるべきだと思う。そういう人のノリは、現有スタッフのノリとはおそらく相当違うだろうし、「政治・経済」は登録者が少ないから、この改革はサイバーエージェントにとって優先順位が低いだろうが。

そうそう、もうひとつ言っておく。国際政治に関わる話題を持ち出すなら、軍事に関する知識は大いに必要だ。日本人は一般的に言ってこの分野の知識が欠如しており、そもそも「軍事について考え抜かないと、平和をどうやったら得られるか、考えられるはずがない」という認識が抜けてしまっている。

「自分がこれだけ純粋な真心・善意を持っているのだから、必ず外国の人たちにも通じるはずだ」と無邪気に思っている人が多いと思う。残念ながら、日本の外に行くと、われわれ日本人どうしで通じる類の誠意がまったく効果を発揮しなかったり、あるいはお人よしな態度を日本人がとっていることにつけ込こんできて、こちらが一方的に不利な立場に立たされたりすることが頻繁に起こる。

純粋に個人対個人レベルの親善ならそうでもないが、利害がぶつかる世界 - 「国家対国家」或いは「企業対企業」、場合によっては「国家対企業」 - では露骨な利益誘導を相手の「お人よしさ加減」を利用してつけ込んでくることは頻繁に起こっている。こういうことに簡単に屈すると後世に害を残す。

今回の「今週のお題」のような、国際政治について、軍事について考え抜いてもそう簡単に解答が得られない命題を掲げるのは、8月6日・9日・15日近辺だとしても、勘弁してほしいものだ。

8月5日の参議院で何が起こるか、またその後何が起こるか、についてはmattは特に見解は持っていない。ただ、mattは郵政民営化に一部賛成している。

個人的な見解として、郵政事業のあるべき将来についてはこう思っている。

① 信書の配達事業

現行の国営のまま残すべきだと思う。少なくとも「内容証明郵便」だけは国営のまま残すべきだと思う。郵便小包は廃止して民間の宅配便に全て任せるべきだと思う。

司法の場で利用に供される類の public communication の手段は、誰かの私的な所有にかかるべきではないと思うし、地域によって使いやすさに差があるべきではないと思う。

② 金融事業

簡易保険と郵便貯金は分野別・地域別に細かく分割して、銀行・生保などに公開入札で売却するのが良いと思う。

金融事業は巨額の財政投融資をしてきている。財政投融資に多大な功績が過去にあったことを認めるのにmatt はやぶさかではない。しかし、この公的融資は、いまや官庁や特殊法人の既得権益と化している部分がかなりある。

官庁と特殊法人の既得権益の壁を壊すには、財政投融資を恣意的に扱えないようにし、糧道を断つのが上策だと思う。

郵便貯金の資金がアメリカの金融業界に吸い上げられるとか、いろいろあるかもしれない。しかし長い目で見ると、今日の日本社会における官僚機構と特殊法人、それらの下にある数多の公益法人(財団や社団)や関連企業など、規制に守られた既得権益構造に財政投融資や税金を財源とする補助金がたっぷり注ぎ込まれている状況を考えると、それらを一旦壊した方が良いと思っている。

そうして税金を節約し、政府機構を小さくし、大手メディアも含めた民間の人々に(役所の指導に頼らずに)自分の頭で考えて生計を立てて生き抜くよう癖をつけるべきだと思っている。もちろん、matt 自身も含めてだ。(matt は規制のほとんどない事業分野の民間企業に勤務しているので、影響は少なそうだが)

まず第一に金融事業部門に有価証券報告書並みの情報公開を法的に義務付け、一旦情報公開させるべきだと考える。その上で細かく分割して売却するのが公正だと思う。単一の組織体のまま独立させたり売却したりすると、巨大な金融企業が誕生する可能性があり、独占的な力をふるいかねないと思う。